【竜華・セーラSS】怜「私は病弱やし」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:13:38.48 ID:iEBl1Gda0

準決勝 先鋒戦後半 親:宮永照

怜(もうどうなってもええ・・・最後の三巡先や・・・!)

怜(・・・っ!このままやったら皆飛びやないか・・・)

怜(このままなら2位通過やけどそれじゃあ決勝も同じことになってまう)

怜(ここで新道寺に差し込めば3位やけどこの点差なら何も変わらんな)

怜(皆私を信じてここを任せてくれてるんや。せやったら、私も皆を信じてもええよな)

怜(これが私のラスヅ・・・)

カチャッ・・・ポロ

怜(あれ・・・?)

照「ロン、48000」

怜(なんで、しょうめい・・・おちたん・・・?)

――――――――――――――――――――
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:15:08.62 ID:iEBl1Gda0

恒子「きィまったァァァァ!!現IHチャンピオン、宮永照!怒涛の八連荘で役満直撃ィ!」

恒子「まさかまさかの先鋒戦で第4シード千里山女子が飛び終了ォォ!」

健夜「これで直前まで3位につけていた新道寺女子が準決勝進出ということになりますね」

健夜「でもまさか本当に先鋒で飛ばしてしまうなんて・・・」

恒子「こんなの見せられちゃったらやっぱり20年前に優勝した小鍛治プロでも厳しいですかねぇ?」ニヤリ

健夜「い、いや、私はまだ彼女と対局したことが・・・だから10年前だってば!」

ペチャクチャ
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:16:54.25 ID:iEBl1Gda0

――――――――――――――――――――

竜華「・・・」

セーラ「・・・」

浩子「・・・」

泉「・・・」

泉「ま、負けてしセーラ「はーっ、怜はよう頑張ったわ!」

セーラ「あれはオレが前にやった時よりも確実に強くなっとるからな!」

セーラ「怜が飛ばされるんじゃオレでも無理やな!あ、あっはっはっは・・・」

セーラ「これはもう仕方ないと思うしかないわ。あんなのもう事故や事故、突然すぎて誰も回避できん」

浩子&泉「そうですね・・・」

竜華「怜ぃ・・・」

セーラ(怜・・・お前最後・・・)
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:18:02.17 ID:iEBl1Gda0

――――――――――――――――――――

照「」ガタッ スタスタ

玄「」カタカタカタカタ

玄(こんな・・・こんなの勝てるわけないよ・・・みんな、ごめんね・・・)ポロポロ

煌(誰も飛ばさないと決めていたのに結局こうなってしまいましたか…これはすばらくないですね…)

煌(これで決勝進出が決まったけどこれでは勝てない・・・)

怜「・・・」

怜「あの」

玄&煌「はい・・・?」

怜「こんな時に言うのも悪いんやけど・・・私らの控室から誰か呼んできてくれへん・・・?」

怜「疲れてしもうた・・・私、病弱やからな」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:19:17.28 ID:iEBl1Gda0

玄「あ、え・・・っと・・・」

煌「わかりました。私が行ってきましょう」

煌「松実さんもチームメイトの方が心配するでしょうし控室に戻った方がいいのでは?」

玄「・・・そう、ですね」ガタッ スタスタ

煌「では園城寺さん、少しお待ちください」スタスタ

怜「・・・」

怜「やっぱ見えへなぁ」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:21:09.54 ID:iEBl1Gda0

――――――――――――――――――――

ガチャッ

竜華「怜!?」

煌「すみません、園城寺さんではないですね~」

煌「これはすばらくない・・・」

浩子「あんた新道寺の・・・」

煌「はい、花田煌です。先ほど園城寺さんが竜華「怜がどないしたん!?」

煌「うふぉ・・・いえ、どうやら疲れてしまったそうなので誰か迎えnうへぁ!?」ドンッ

竜華「怜ー!」ダダダ

泉「すんません、あの人心配性で・・・」

煌「気にしていませんよ。あんなことになってしまったんですから心配しない方がおかしいです」

セーラ「・・・」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:23:25.16 ID:iEBl1Gda0

――――――――――――――――――――

竜華「怜!!」

怜「竜華・・・?ごめんな、負けてしもうたわ」

竜華「そんなんもうええって・・・あんなんウチもセーラもどうすることも出来へんって・・・」

竜華「皆・・・そう思っとるよ・・・」

怜「そっか・・・」

怜「竜華、肩貸してくれる?自分じゃ立てへんわ」

竜華「せやな・・・怜、頑張っとったもんな・・・んっ」ガタッ

竜華「それじゃ戻ろか。戻ったらウチの膝枕でいっぱい休むとええよ」ニコ
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:24:05.96 ID:VAeF1yWG0

トキの一人称が私なのは違和感あるな
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:24:58.83 ID:iEBl1Gda0

――――――――――――――――――――

ガチャ

浩子&泉「おかえいなさい」セーラ「・・・おかえり」

怜「皆、ごめんな・・・どんなに謝っても足りんわ」

泉「そんなん気にsセーラ「まあ気にすんなって!怜でだめならここにいる皆あかんってさっき話してたしな!」

竜華「・・・」

セーラ「そんなことより怜、ちょっとどころかめっちゃ疲れたやろ?いきなりホテル戻んのも大変やしちょっとソファーで休んどきや」

怜「あ、うん・・・ほな、そうさせて、もら・・・」ドタッ

竜華「怜!?」浩子&泉「先輩!?」

セーラ「・・・っ!」
>>11
原作1巻ではウチだけどアニメでは私だから許してや
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:26:09.27 ID:iEBl1Gda0

竜華「怜!?怜!?どないしたん!?しっかりせえよ!」

泉「先pセーラ「泉!救急車や!はよ救急車呼ぶんや!」

浩子「救急車は今呼んどいたわ、先輩そんなとこで寝かしとかんではようソファーに・・・!」
ピーポーピーポーピーポーピーポー
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:27:31.30 ID:iEBl1Gda0

――――――――――――――――――――

東京都内某病院

パチッ

?「・・・っ!・・・覚めたん!?」ギュッ!

怜「この手・・・声・・・竜華?」

セーラ「ウチもおるでー」

泉「ウt浩子「ウチらもいますよ・・・」

怜「ここ、病院・・・?」

竜華「・・・うん、怜いきなり倒れるんやもん。いつも病弱アピールしとったしほんまに、びっくりしたんやで」

ポタッ、ポタッ

怜「竜華、泣いとるん?」

竜華「だ、だって・・・ウチ、怜が・・・倒れてヒック・・・いつも、言うてたから・・・本当に・・・グスッ」ポロポロ

怜「大げさやなぁ。勝手に人殺しちゃあかんよ?」

竜華「せやかてウチだっセーラ「なあ、竜華、そろそろええんとちゃう?」

竜華「セ、セーラあんた何言―――
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:27:53.78 ID:0hE+2jslO

怜はタメとはいえ照のことを宮永って呼び捨てにしてたのが意外だった
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:28:24.05 ID:iEBl1Gda0

セーラ「怜、ウチらのこと見えとる?」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:29:19.51 ID:iEBl1Gda0

怜「・・・」

セーラ「・・・」

浩子「・・・」

泉「・・・」

竜華「いやっ・・・」

怜「ごめんな?」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:31:16.33 ID:iEBl1Gda0

竜華「うぁっ・・・あ、あぁ・・・」ポロポロ

セーラ「いつからや・・・?」

竜華「やめっ・・・セーラ、聞いちゃ・・・」ポロポロ

怜「先鋒戦で私が最後振り込んだやろ?直前、何も見えんくなったわ」

セーラ&浩子&泉「・・・」

竜華「と、怜・・・?何でそんなこと言うん・・・?」

竜華「だって、ウチらのことわかっとるやないか・・・」

竜華「ウチと一緒に控室戻ったやないか・・・」

竜華「ウチの手、握っとるやないかぁ・・・」

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:30:17.52 ID:iEBl1Gda0

怜「竜華、ごめんな」ギュッ

竜華「そんなん・・・言っちゃあかんよ・・・言わんでよ・・・」ギュウッ

怜「セーラ、これもう治らんのやろ?」

セーラ「・・・」

浩子&泉「・・・」

竜華「・・・」ポロポロ

怜「セーラ」

セーラ「あぁ・・・」ポロ
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:32:42.20 ID:iEBl1Gda0

怜「そっか・・・そやろなぁ」

竜華「ちゃう!そんなことあらへん!絶対に直る!」

竜華「だから怜・・・そんなん言わんでよ・・・」

怜「私な、病弱やろ?だから、だめかどうかわかるんや」

4人「・・・」

怜「宮永照抑えんと思ってコホッ・・・無理し過ぎたわ」

怜「せっかく三巡先まで見えるようなったんにな」

怜「皆の役に立てなくて、残念やわ」

泉「そんなごと思ってません!」グズグズ

泉「せやったら先輩がいないともっと早くに皆飛んでたやないですか!」

浩子「そうそう、ウチらは麻雀のことなんてどうでもいいんです」

浩子「先輩がおらんかったら・・・意味ないやないか」ポロポロ
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:33:59.95 ID:iEBl1Gda0

セーラ「そういうことやで、怜」グシグシ

セーラ「先生の話じゃしばらく入院必要みたいやからな」

セーラ「オレらとは別で大阪まで送ってくれるそうや」

怜「まあ、こんなことになったんやししゃあないやろうなぁ」

セーラ「IHの最後まで一緒にいられないんは寂しいけどな!」

セーラ「オレも竜華みたいに治るって信じとるからな!せやから、はよう元気になりいや・・・」ギュッ

怜「セーラ・・・」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:35:44.29 ID:iEBl1Gda0

竜華「・・・」ギュッ

怜「・・・竜華、いつまでに治さなあかん?」

竜華「・・・いやや、すぐに治らなきゃいやや」

怜「卒業式まで待っててくれへん?」

竜華「!?」

セーラ&浩子&泉「・・・!」

竜華「待つ!待つに決まってるやん!当たり前や!」

怜「竜華ならそう言っとくれるって信じとったよ。それでな、卒業式終わったらまた膝枕してな?」

竜華「する!いくらでもしたる!そ、そや、指きりげんまんや!ほら怜指出しぃ!」

怜「いきなり元気になったなぁ。やっぱり竜華は元気なのが一番や。はい」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:36:43.14 ID:iEBl1Gda0

怜&竜華「指きりげんまん嘘ついたら針千本のーます、指切った」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:39:46.31 ID:iEBl1Gda0

浩子「おぉ、おぉ、お熱いですなぁ」

怜「フナQも元通りやな。セーラに泉ももう大丈夫やろ?」

泉「はい」

セーラ「おう!あとは怜を待つだけやからな!」

怜「せやな」

怜「ところで今何時なん?私どれくらい寝取ったんやろ」

泉「今は竜華「もう7時50分やね。面会時間ぎりぎりや・・・」

怜「せやったら皆はもう帰らんと。私こんなんやけど病院におるから大丈夫や」

怜「ホテルよりも病院の方が慣れとるし」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:41:31.19 ID:iEBl1Gda0

竜華「こら、何おっかないこと言っとるん」

浩子「まあでもウチらもホテル帰らんといけませんしね」

浩子「明日もどうせお見舞い来るんやから今日は病院を信頼して帰るべきかと」

セーラ「それもそうやな。それじゃあ怜、明日と言わず大阪帰ってからもお見舞い行くから楽しみにしとくんやで~」

竜華「ウ、ウチなんか毎日お見舞い行くで!」

怜「あんたら受験やのにそんなことしてる余裕あるん?推薦貰えるんやったら別やけど」

怜「まあ、そうさせんように私も早く治さんとな」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:43:02.08 ID:iEBl1Gda0

――――――――――――――――――――

大阪府内某病院

ガラッ

竜華「怜ー、お見舞い来たでー」

怜「この声は、竜華か」

竜華「ふふふ、正解。ちゃんとウチの声覚えてくれてるみたいで安心やわ」

怜「そら3年間聞いとったしな。それに本当に毎日お見舞い来てくれとんのから覚えない方が難しいやろ」

怜「それでな、本当に毎日お見舞い来て・・・受験大丈夫なん?」

竜華「あ、ああそれな・・・これずっと言おうか迷ってたんやけど・・・」

竜華「セーラが推薦譲ってくれたんや」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:44:22.40 ID:/aD/wM6P0

ちょっとブラックジャック先生に依頼してくる
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:45:25.10 ID:iEBl1Gda0

怜「へぇ・・・それじゃあセーラ一般入試なんか。竜華の方が頭ええのに」

竜華「いやぁ、セーラがな?怜はオレが毎日お見舞い行くよりお前の方がいいー!なんて言うてな?」

竜華「あ、あはは、ほんまセーラ何言ってるんやろな!」

怜「それじゃあ、セーラに感謝せなな」

竜華「・・・へ?」

怜「やっぱり私、竜華のこと好きやし」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:47:20.53 ID:iEBl1Gda0

竜華「へ!?え?えぇ!?怜あんた何言って・・・い、いやウチは別にそれ嫌とかそういうんやないけど・・・」ゴニョゴニョ

怜「竜華といると落ち着くから・・・って、どないしたん?」

竜華「あ、え?う、うん!お、落ち着くんやな!ウチは怜落ち着かせられるんやな!」

竜華「て、怜はいつも落ち着いとるやないかーい!」ビシッ

怜「・・・」

竜華「・・・///」

竜華(や、やってもうたー!ウチ何でこんな慌てとるん!?怜の好きは別にそういう意味じゃないやろ!)

竜華(怜はきっと友達としてってことで・・・)

怜「ぷっ・・・」

竜華「・・・え?」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:50:12.45 ID:iEBl1Gda0

怜「ふふふっ」

竜華「と、怜?何笑っとるん?」

怜「い、いや・・・竜華がなんか慌てとったから・・・ぷぷぷ」

竜華「ちょっ!?慌てさせたんはどこの誰や!」

怜「ふふ、ごめんな。でも竜華、何で慌てたん?」

竜華「///」カーッ

怜「ん?」

竜華(これ、答えてもいいんやろうか・・・でも答えたら・・・)

竜華(怜に嫌われたりしないやろか・・・)

竜華(でもきっとこれは・・・今気付いたけど・・・これは・・・)

竜華(だから)
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:51:50.68 ID:iEBl1Gda0

竜華「・・・と、怜が、ウチのこと好きやって、言ったから」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:52:42.64 ID:iEBl1Gda0

怜「・・・」

竜華(何か喋ってーなー!)

怜「・・・」

竜華「・・・」グスッ

怜「・・・私な、それいつ言おうかずっと迷ってたんや」

竜華「!」

怜「私、病気でよく学校休んでたやろ。それであんまり友達もいなくて」

怜「それでも竜華はずっと私に話しかけてくれて・・・嬉しかったんや」

竜華「・・・」

怜「麻雀部でも3軍の私とずっと一緒に打ってくれた」

怜「私のこと気遣っていつも膝枕してくれた」

怜「この気持ちはいつからなんやろって考えた」
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:52:55.12 ID:WTuO/q2Fi

目が見えんでも麻雀は出来るしな
市川の如く
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:53:52.24 ID:iEBl1Gda0

怜「きっと、最初からや」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:54:54.78 ID:iEBl1Gda0

怜「さっきの慌て方考えるとな、もしかしてって思ったんや」

怜「そうやったらきっと、もっと嬉しい」

竜華「・・・」

怜「・・・」

竜華「・・・怜、ウチの答え言っていい?」

怜「」コクッ
竜華「ウチもな、怜のこと―――
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:56:05.58 ID:iEBl1Gda0

――――――――――――――――――――

千里山女子 麻雀部部室

泉「先輩、大学合格おめでとうございます!」

セーラ「おおきにおおきにー!いやー、フナQにはほんま頭上がらんわ!」

浩子「千里山の頭脳派舐めんでください」キリッ

泉「ウチの時は船久保先輩いないやん・・・」

セーラ「あれ?泉そんな勉強できんかったんか?」

泉「あ、いや別に出来へんわけじゃ浩子「赤点3教科やな」

セーラ「ブフォwwwwそれオレより酷いでwwwwwww」

泉「うう・・・どうせウチは麻雀だけですよ・・・ていうか何で船久保先輩は知っとるんですか!?」

浩子「言ったやろ?頭脳派舐めちゃあかんって」キリッ
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:57:35.77 ID:iEBl1Gda0

セーラ「まあ何はともあれ、これで前みたいに打てるんや!」

セーラ「泉ィ~?扱いたるから覚悟しときや?」

泉「ちょっ!?ウチ限定ですか!?」

浩子「まあそれは置いといて」

泉「ひどっ」

浩子「前みたいにってどういうことなん?清水谷先輩は今も園城寺先輩の・・・」

セーラ「ふっふっふ」

泉「いきなりどないしたんですか?勉強のしすぎで頭gいひゃいいひゃいいひゃい!」ギュー

浩子「でもウチもそれは疑問ですわ。まだ先輩が入ってまともにやれる部員なんて・・・」

スタスタスタスタ、ピタ

浩子&泉「まさか・・・!」

セーラ「ちょっと遅いでー」

ガラッ
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 22:58:55.29 ID:iEBl1Gda0

――――――――――――――――――――

千里山女子 卒業式後

竜華「」ナデナデ

怜「暖かいなぁ・・・」

竜華「せやなぁ・・・晴れとるし卒業式日和ってのはこのことやな」ナデナデ

ヒラリ

怜「・・・ん?」

竜華「桜の花びらやね。取ったげる」

怜「ありがとう」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 23:00:49.89 ID:iEBl1Gda0

怜「桜咲くのも早くなったなぁ・・・」

竜華「せやなぁ」ナデナデ

怜「・・・」

竜華「」ナデナデ

怜「結局治せんかったわ」

竜華「仕方ないやろ。ずっと頑張ってきたんや。きっと目ももうちょっと休みたいんやって」ナデ

怜「でも指きりげんまんしてしもうたしなぁ」

竜華「それじゃあ針千本飲む?」

怜「それは嫌やから・・・何でも言うこと一つ聞くいうのはあかん?」

竜華「え?そんなんやったら酷いこと言われたらどうするん?」

怜「針千本は元から酷いことやで?でも私、竜華のこと信用しとるし」

竜華「ふふ、怜には敵わんわ。それじゃあ・・・」
竜華「ずっと一緒にいような」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 23:03:22.82 ID:iEBl1Gda0

怜「りゅ、竜華ならそう言うって思っとったわ」

竜華「んー?何でどもっとんのー?」ニヤニヤ

怜「め、面と向かって言われるんはやっぱり恥ずかしいし・・・」

竜華「ああん、もう!怜は可愛いなぁー!」ナデナデナデナデ

怜「ちょ、ちょっと竜華」

竜華「ごめんごめん。でも、ずっと一緒にいるんは破っちゃだめやで」

竜華「これも約束や」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 23:05:33.01 ID:iEBl1Gda0

怜「わかっとるよ、竜華がいないと私これから何も出来へんし」

竜華「こら、そういうことも言っちゃあかんで。どうせ目が見えへんから~ってことやろ?」

竜華「ちょっと治るのが遅くなっただけやって。きっと治る!ウチが保証する」

怜「うん・・・それに治らんと、竜華の顔も見れへんしな」

竜華「い、いきなりそれは反則やって///」

怜(まあ狙ったんやけどな)ニヤリ

怜「ふぅ・・・だからそれまではサポートよろしくお願いします」

竜華「まかしとき~!あれ?でもその言い方じゃ治った後は・・・」

怜「何言うとるん?治った後もしてもらうに決まっとるやないか」

竜華「ふふふ、せやな。だって―――
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/12(火) 23:06:11.73 ID:iEBl1Gda0

怜「私は病弱やし」
竜華「怜は病弱やし」

終わり

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