【吉留未春SS】衣「華菜は衣の友達ではなかったのか……?」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 21:54:40.12 ID:iJyZxkD0P

衣(咲と遊ぼうと思ったら、すでにののかと出かけてしまった後だった)

衣(せっかく友達と遊べると思ったのに……)

衣(しかし、ここで尻尾を巻いて帰ってしまっては、『友達と遊んでくる』という名目で出かけた衣のメンツが……)

衣(どうしたものだろうか……)

華菜「で、どこに行くのか決まってるの? みはるん」

未春「一応ね、でもただブラブラするっていう方が近いかも」

衣(あれは風越の……あそこも二人で遊びに行くのか?)

衣(……友達、か)

華菜「ん? あれは……」

未春「天江さん? 確か龍門渕の人たちは別のホテルに泊まってたはずだよね」

華菜「誰かに会いに来たのかもしれないし、あ、目が合った」

未春「ちょっと声かけてみようか」

華菜「おーい、こんなところで何してるんだ?」

衣「……べ、別に、ただ散歩しに来ただけで他意はない」

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 22:01:28.82 ID:iJyZxkD0P

未春「もしかして誰かに会いに来たの?」

衣「う……」

華菜「ってことは清澄の……宮永か原村?」

衣「ま、まぁそんなところだ」

未春「でもあの二人、ちょっと前に出かけていったよね」

華菜「なんだ、約束してなかったのか」

衣「うるさい! お前たちには関係ないだろう!」

未春「う、いや、ごめんね? 悪気はなかったんだけど……」

華菜「…………」

衣「もういい! 用はないから帰る!」

華菜「なぁ、もし暇なら一緒に遊びに行かないか?」

未春「え?」

衣「……」ピタ

華菜「これからみはるんと二人で東京見物に出かける予定だったんだし! やることないなら一緒に行こう!」

衣(どういうことだ……衣とこいつらが一緒に東京見物? これではまるで……)

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 22:07:43.34 ID:iJyZxkD0P

華菜「……もしかして嫌だった?」

衣「いや、そうではないのだが……」

未春「あ、何か予定があったとか?」

衣「そうではなくて……その、まるで…………友達のように接してくれるんだな」

華菜「…………ん?」

衣「え?」

華菜「いや、天江とはもう友達のつもりでいたんだけど……」

衣「…………えぇ!?」

華菜「県大会の決勝戦で言ってた『また一緒に打ってくれるのか?』って、友達になろうってことだと思ってたんだけど」

衣「……あ」

華菜「違ったの?」

衣「……よく、わからない」

華菜「そっか、じゃあ今から友達になるし!」

衣「衣と、お前が?」

華菜「もちろんみはるんもだけど」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 22:14:58.13 ID:iJyZxkD0P

未春「え、うん、そうだね」

衣「友達……」

華菜「よろしくだし!」

衣「よ、よろしく頼む……」

華菜「じゃあ早速行こう! 日が昇ってしまうと暑くて溶けてしまうし!」

衣(友達……ののかや咲以外にも……)

衣(今までずっと一人だと思っていた……けど、衣が変われば、もっとずっと前からこうなれたのかもしれない)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
優希「おぉ、イケダじゃないか!」

華菜「また随分とめんどくさそうなのと会ってしまったし……」

未春「片岡さんは一人?」

優希「おう、実は今、東京タコス食べ歩きツアーをやっているところなのだ!」

華菜「一人でツアーかよ」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 22:24:52.81 ID:iJyZxkD0P

衣「タコス?」

優希「なんだ? タコスを知らないのか?」

華菜「アレって辛いんだろ? じゃあ天江はやめておいたほうがいいと思うし」

未春「あんまり辛いの得意そうじゃないもんね」

優希「甘い! サッカリン並に甘すぎるじぇ!」

華菜「は?」

優希「タコスをただ単に辛いだけの食べ物だと思っているなら、諸君らが浅学であると言わざるを得ない!」

未春「別にそこまで言ってないんだけど……」

優希「仕方がない、メヒコ道ど素人の貴様らに、タコスの奥ぶかさというものを教えてやるじぇ!」

華菜「不安すぎるし……」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
衣「美味だ……」モギュモギュ

未春「これは……確かに美味しいね」

華菜「やるじゃないかタコス娘」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 22:26:18.43 ID:lKvlst6vO

ヤンデレか?

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 22:32:25.16 ID:iJyZxkD0P

優希「今までの人生がどれだけ淋しいものだったのかわかったようだな、ふふ、啓蒙槓料だじぇ」

華菜「すぐに調子に乗るし」

未春「あはは、華菜ちゃんもけっこうこんなかんじだよね」

優希「それじゃあ私も頂くとするか」

衣「……」ジー

華菜「早っ!? もう食べ終わったのか?」

衣「うむ……」

華菜「……ほら、半分分けてやるし」

衣「いいのか?」

華菜「気にすんなし、ほら遠慮せず食え」

未春(華菜ちゃんは妹さんたちで慣れてるからなぁ)モギュモギュ

衣「……ありがとう、その……池田?」

華菜「……うーん、なんか違うし」

衣「え?」

華菜「よし、私も“衣”って呼ぶから、そっちも私のことは“華菜”って呼ぶし!」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 22:44:49.89 ID:iJyZxkD0P

衣「そんな……別に池田でもいいではないか」

華菜「それだとなんだか友達って感じがしないし! 衣だって龍門渕の仲間たちは名前で読んでるはずだし」

衣(い、いま衣って……なんだかムズ痒いような……)

優希「なら私も今度から華「却下だし」

優希「なにおー!?」

池田「お前は友達じゃない上に、そもそも後輩だし!」

衣(華菜……華菜か……)

衣「か、華菜がそれでいいなら……」

華菜「お」

優希「ふむ」

未春「……ふふ」ニコニコ

衣「な、なんだ貴様ら!」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 22:54:22.76 ID:iJyZxkD0P

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
華菜「え? 本当にこの曲知らない?」

衣「うん、聞いたことがない」

華菜「世界は広いし……」

未春「……」スースー

衣(完全に寝ている……華菜に寄りかかってるし)

衣「その……重くないのか?」

華菜「ん? みはるんのこと?」

衣「うん」

華菜「まぁ全然重くないわけじゃないけど、これくらい平気だし」

衣「……」

華菜「衣もする?」

衣「え?」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 23:01:19.91 ID:iJyZxkD0P

華菜「膝なら空いてるし、ここを枕にして寝てもいいし」

衣「えっと……でも……」

華菜「全く、試合中はあんな態度だったのに、変なところで遠慮するし」グイ

衣「わっ」ボスン

衣(……暖かい……こんなふうに人肌に触れるのはどれくらいぶりだろうか……)

華菜「寝ちゃってもいいし」

衣「いや、しばらくこのままで……」

華菜「わかったし」

衣(あ、でも……このままでは寝てしまいそうだ……)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
衣「……」ボー

透華「衣の様子がおかしいですの……」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 23:07:16.32 ID:iJyZxkD0P

純「変なもんでも食ってきたんじゃねえのか」

一「純くんじゃないんだから……」

純「失敬な、俺は腹を壊したことなんて一度もないぞ」

一「そっちなの?」

智紀「……」

透華「智紀は何か知っていまして?」

智紀「いや、でもあれは……」

純「なんだよ?」

智紀「……ううん、なんでもない」

一「? 変なの」

衣(友達……友達と遊ぶということは、あんなにも楽しいものなのだな)

衣(また一緒に遊びたい……華菜と……)

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 23:18:09.24 ID:iJyZxkD0P

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
華菜「いやー、それにしても清澄が優勝して良かったし」ピコピコ

衣「咲もチャンピオンと仲直りできたようだしな」ピコピコ

華菜「あ、倒したから剥いでいいし」ピコピコ

衣「んー、また同じのが出たぞ?」

華菜「また!? どれだけ貴重素材はぎ取れば気が済むんだし!」

ハギヨシ「失礼します、お茶をお持ちしました」

華菜「あ、いつもありがとうございます」

ハギヨシ「いえ、わざわざここまで足を運んでいただいていますから……」

華菜「って言っても、車で迎えに来てもらってるだけで……」

衣「こっちが好きでやっているのだ、気にしなくてもいいぞ」

華菜「はぁ」

衣「華菜、ゲームは一旦やめてケーキを食べよう!」

華菜「ちょっと待つし! セーブしてから……」ピコピコ

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 23:28:16.07 ID:iJyZxkD0P

衣「むぅ……」

華菜「よし、終わった。おぉ、今日はフルーツタルト!」

衣「華菜~」

華菜「わかったわかった、ほら、あーん」

衣「はむっ」

華菜「全く、手のかかる妹だし」

衣「む、衣の方が誕生日は早いんだぞ! お姉さんなんだぞ!」

華菜「はいはい、わかったし」ナデナデ

衣「む……えへへ……」

華菜(チョロいし……本当に高校生なのか心配になるレベルだし)

衣「華菜……明日は休みだろう? 今日は泊まっていけないのか?」

華菜「うーん、妹たちをまたせてるからなぁ……」

衣「そうか……無理ならいいんだ、済まない」

華菜「また今度余裕があるときにお呼ばれするし!」

衣「そうだな、そうしよう!」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 23:34:16.46 ID:iJyZxkD0P

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
衣(華菜が帰ってしまった……)

衣(透華たちと一緒にいるときとは違う……なんなのだこの気持ちは……)

透華「衣? 夕食の時間でしてよ」

衣「透華……透華は友人と会えなくなると、胸が苦しくなったりする?」

透華「胸が……? それはあまり……」

衣「そうなのか……では、これは……」

透華「池田さんのことですの?」

衣「……うん」

透華「そうですわね……私は一番仲のいい友人とはいつも一緒にいますから、そういったことが無かっただけなのかもしれませんわね」

衣「そうなのか?」

透華「ええ、ですから、その気持ちは普通の気持ちだと思いますわ。私だってみんなとあまり会えなくなったら、胸が苦しくなると思いますし」

衣「そうか……ならもっと華菜と一緒にいれば、この気持ちは収まるんだな」

透華「まぁそういうことになりますが……池田さんには池田さんの都合がありますし、あまり困らせてしまってはいけませんわよ?」

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 23:43:06.88 ID:iJyZxkD0P

衣「……わかった」

透華「さ、お食事にしましょう」

衣(そうか、衣は今までみんなと一緒だったから……)

衣(華菜とも、いつも一緒にいられればいいのにな……)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
華菜『ごめん、その日は無理なんだし……』

衣「じゃ、じゃあその次の日は?」

華菜『っていうか、その日からしばらく部活の合宿で……』

衣「そんな……最近全然遊べてないのに……」

華菜『夏休み明けに部長に抜擢されてから忙しくて……本当にごめん……』

衣「つ、次はいつ遊べるんだ?」

華菜『……まだわからないし』

衣「……わかった、また連絡する」

華菜『ごめんな……』

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 23:54:37.49 ID:iJyZxkD0P

ピッ

衣「はぁ……」ボフン

衣(衣はこんなに華菜に会いたいのに……華菜は平気なのか?)

衣(このままいつまでたっても会えないんじゃ……そんなのは嫌だ……)

衣「そうだ!」ガバッ

衣(華菜が来れないのなら、衣が華菜に会いに行けばいいのだ!)

衣(そうと決まれば早速ハギヨシに……)トテテ
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
衣「……」ヒョコ

衣(ここからなら風越の部室の中が見える……華菜の様子も見ることができる!)

衣(華菜が出てくるところを待ち伏せして、驚かせてやろう!)

衣(あ、部室に入ってきた!)

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/17(土) 23:59:36.85 ID:iJyZxkD0P

衣「……」

衣「…………」

衣(華菜……楽しそうだ)

衣(華菜は……衣がいなくても平気なのだろうか……)

衣(衣と華菜は、友達ではなかったのか?)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
華菜(ふぅ、今日も疲れたし……)

衣「華菜……」

華菜「……えっ? 衣?」

衣「華菜は衣の友達ではなかったのか……?」

華菜「何をいきなり……友達に決まってるし……っていうかなんでここに」

衣「では、なんで華菜は楽しそうなのだ?」

華菜「え? いや、ちょっと意味が……」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/18(日) 00:07:37.27 ID:7M5oshyEP

衣「華菜は衣と会えなくても大丈夫なのか?」

華菜「ちょ、ちょっと落ち着くし!」

衣「衣は……華菜と会えないと……」

華菜「……わかった、今度からは頑張って時間をつくるようにするし」

華菜「それと、会えない時でも電話をするようにするから、それで我慢して欲しいし」

衣「……本当か?」

華菜「華菜ちゃんに二言はないし!」

衣「……わかった、じゃあまた今度」

華菜「途中まで送っていくし! って言ってもハギヨシさんが来てるんだろうけど」

衣「ううん、車まででもいいから、一緒に行こう!」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

~1ヶ月後~

プルル プルル

華菜「やばいし……この電話は明らかに昨日の夜の抗議電話だし……」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/18(日) 00:15:51.23 ID:7M5oshyEP

ピ

華菜「も、もしもし」

衣『華菜? 華菜なのか? なんで昨日は電話に出てくれなかったんだ? 衣は何度も電話したんだぞ? どこで誰と何をしていたんだ?

衣と電話で話をしてくれるんじゃなかったのか? 華菜、華菜は衣のことが嫌いになったのか?』

華菜(うーん、まさかここまで依存されることになるとは……)

華菜「昨日はちょっと部活が忙しくて……」

衣『また部活なのか……華菜、やっぱり龍門渕に来たほうがいい、費用のことなら心配しなくてもいいから』

華菜「いや、そういうわけにも……」

衣『華菜は……華菜はやっぱり衣のことが……』

華菜「だから、そうじゃないって……」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
華菜(疲れたし……明日会う約束をしてなんとか納得してもらったけど……)

華菜(でも明日はみはるんたちと買い出しに行く予定があるんだよなぁ……早めに切り上げるしかないかぁ)

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/18(日) 00:17:53.16 ID:FZL//dmd0

ヤンデレなころたんイェ~イ

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/18(日) 00:22:23.34 ID:7M5oshyEP

華菜(衣も、今まで友達がいなかったっていうところも見ると、やっぱり今も似たような感じなのかな……)

華菜(頑張ろう……)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
華菜(結局みはるん達に半ば押し付ける形になってしまったし……今度埋め合わせをしないと)

衣「華菜ー!」トテテ

華菜「衣」

衣「華菜っ! 待ちわびたぞっ!」ギュ

華菜「お、っと……」

華菜(うーん、こういう可愛いいところを見せられると、文句も言えなくなってしまうんだよなぁ……)

衣「……」スンスン

華菜「どうしたし?」

衣「……の、臭い」

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/18(日) 00:24:37.97 ID:k15Vhcn6P

このままでは池田がころたん邸の飼い猫になってしまう

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/18(日) 00:28:29.35 ID:7M5oshyEP

華菜「へ?」

衣「……なんでもない、早く行こう?」グイッ

華菜「あ、ちょ……」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
華菜「今日は衣の部屋じゃないんだ」

衣「新しく買ったのだ」

華菜(マンションをそんなに簡単に買えちゃう女子高生って……)

衣「華菜と一緒に住むためにな」

華菜「…………ん?」

衣「聞こえなかったか? 今日から華菜は、ここで衣と一緒に暮らすんだ」

華菜「……ちょ、ちょっと待ってほしいし……話が全く見えないし」

衣「衣はもう、華菜と一緒にいないとダメなのだ……だからここで一緒に暮らそう!」

華菜(落ち着け……きっとこれは冗談……ではなさそうだし。そもそも衣はこういう冗談を言うような人間じゃない)

華菜(本当にここで一緒に暮らすつもりなのか? だとしたらこの状況はマズイ気がするし……)

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/18(日) 00:31:15.95 ID:7M5oshyEP

華菜「こ、衣……とりあえず今日はこのへんで……」

衣「華菜、華菜はきっと風越の連中がいるせいで、衣と友達だということを忘れてしまっているんだ、だから衣と会えなくても平気になってしまったんだ」

華菜「は、はい?」

衣「だから、衣とちゃんとした友達になるために、華菜にはここにいてもらわなければいけない」

華菜「何を……!?」バチッ

華菜「な……こ、ろ……」

バタン

衣「…………」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ピチャピチャ

華菜「ん……ぐっ……」

華菜(ここ……は?)

衣「おはよう、華菜」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/18(日) 00:33:45.79 ID:NpaOak3jO

池田にはレイプ目がよく似合う

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/18(日) 00:36:29.32 ID:7M5oshyEP

華菜「……これは一体どういう状況だし? なんで縛られて……っていうか衣は今何を……」

衣「智紀から教えてもらったんだ、仲のいい者同士はこういうことをするって」

華菜「と、友達同士じゃ普通やらないし……」

衣「華菜を気持ちよくしてあげて、もっともっと華菜と仲良くなるんだ」クリッ

華菜「んあっ!」ビク

衣「華菜……もっと衣と仲良くなろう? そうすれば華菜も衣とずっと一緒にいたくなる……」ペロ

華菜「んっ! お、お願いだし……今度からもっと衣のために時間をつくるから……許して……帰してほしいし」

衣「ここにいれば、わざわざ時間をつくる必要もない……ずっとここにいよう、華菜……」クチュ

華菜「ひっ、そ、そこはダメだしっ!」

衣「これからはずっと一緒……考えただけであったかくなってくる……」ハァハァ

華菜「あっ! ひっ!」ビクビク

衣「華菜……大好きだぞ、華菜……」

終わり

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