【園城寺怜SS】怜「三尋木プロを手に入れる」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 20:43:49.00 ID:qDY8NL3n0

インターハイ会場

咏「ふぅ~」スタスタ

咏(やっぱり白糸台の三連覇だったか~・・・清澄もいいとこまでいったんだけどね~)スタタ

咏(千里山が準決勝で敗退してなかったら、もうちょっと白糸台を追い詰められただろうけど)

?「三尋木プロ」

咏「ん~」クルッ

怜「・・・・・」

咏「お!千里山の!」

怜「ちょっとお話いいですか?」

咏「んー?まぁ・・・ちょっとだけならいーけど」

怜「ほな、近くに公園がありますからそこで」

咏「ほーい」

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 20:46:05.39 ID:qDY8NL3n0

公園

咏「んで?話ってなんだい?」

怜「・・・・三尋木プロ・・・私に対して言う事はないですか?」

咏「え?言う事?・・・打ち方とか、そういうの?」

怜「違います・・・」

咏「・・・うーん・・・ごめん、ちょっとわかんないなー」

怜「・・・・では私から言います。インターハイの五日目、二回戦の事です」

咏「??」

怜「私が先鋒で戦っている時、解説のあなたはとんでもない事を言いましたね」

咏「え?とんでもない事?」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 20:48:24.89 ID:sXHiwsy2P

まさかのマイナーカプ

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 20:48:48.98 ID:qDY8NL3n0

怜「・・・園城寺 怜!一巡先を見る者!って」

咏「ん?ああ、確かに言ったかも」

怜「これ・・・全国ネットで私の能力をバラされた、って事なんやけど」

咏「あ」

怜「インハイ途中で、能力を全校に知られるって・・・どれ程の損かわかります?」エ?

咏「えと・・・でもさ・・・偶然かも知れんけどって言ったしさ・・・断言はしてないっていうか」

怜「・・・・あ?」

咏「そ、それにさ、牌譜を見たらなんとなく気付くだろうしさ」

怜「うちのチームメイトは気付きませんでしたよ?私から言うまではね」

咏「あう・・・・」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 20:50:19.77 ID:qDY8NL3n0

怜「断言しなければいいというなら、三尋木プロの着物の下は全裸で亀甲縛り『らしい』って情報なら流してええの?」

咏「それはダメ!」

怜「なんで?断言してないやん」

咏「で、でも・・・信じる人がいたらヤダっつうか」

怜「私も同じなんですけどー!」

咏「うう」

怜「当たってるだけに、凄くやりにくかったんですけどー!」

咏「あの・・」

怜「あーあ・・・最後のインハイが、着物着た大人に邪魔された~!」

咏「ご・・・ごめん」シュン

怜「華奢な体で頑張ったのになー!これも運命なんかなぁ~!!?」

咏「本当に・・・ごめん・・・軽率だったよ・・・」

怜「心にぽっかり空いた穴は・・・・どう埋めたらええのかなぁ~!?」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 20:51:53.84 ID:qDY8NL3n0

咏「・・・・あの・・・どうしたら?」

怜「え?」

咏「・・・・どうすればいい・・かな」

怜「・・・・・・・簡単や」

咏「え?」

怜「体で払わんかい・・・」ジリ…

咏「ち、近いよ・・・」タジ

怜「失った青春には、新しい青春や」

咏「体って・・・冗談きついなぁ」ハハ

怜「冗談ちゃうでーホンママジ100パー真剣やでぇー」

咏「え・・・・・?」

怜「・・・・・ふふふ」

咏「だ、だめだって・・・体って、そんな・・・」

怜「ええやん・・・」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 20:54:58.14 ID:qDY8NL3n0

咏「・・・あ!麻雀を教えるとかそういう意味の体?」

怜「セッ○スに決まってるやん常識やでー」

咏「あう・・・」

怜「ええやんか・・・生娘ちゃうやろ?」

咏「き、生娘って・・・////君、なんかおっさんみたいだよ?」

怜「全国ネットで能力をバラされた子はおっさんになってまうんや!」

咏「あぅ、ごめんよ・・・」シューン

怜「ええか?・・・テレビの影響力は未だ大きいんや」

怜「阿知賀の松実 玄さんの実家な、旅館を経営してるってテレビで流れてから、ちょっと繁盛しとるらしいわ」

咏「それはいい事だね」

怜「そんなテレビで!チームメイト以外に知らない私の能力をバラされた・・・能力は言うてみれば、私の心の裸や」

咏「それは・・え?」

怜「・・・・無料で見られるテレビで私の裸を流す・・・・・これ、どういう事や?」

咏「どういう事って言われても・・・別に・・・本当に裸にしてないし」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 20:56:37.92 ID:qDY8NL3n0

怜「え!?じゃあ三尋木プロは、女性を裸にひん剥くのを善とする人なんや!?」

咏「話聞いてるかい!?」

怜「うわー・・・三尋木プロの右手は・・・・様々な筒子をつまんできたって宣言するんですね」

咏「違うって!無茶苦茶だよ」

怜「索子で縛って筒子をつまんで萬子をいじって発情して、空が白んで鳥がチュンチュン鳴くまで東西南北全ての方向から攻める・・・麻雀プロってそういう意味ー?」コワイワー

咏「さっきからおかしいって!」

怜「何がや?」

咏「う・・・・だから、軽率な発言は謝るけどさ、君の言い分はおかしいから」

怜「・・・・・」

咏「まったく・・・」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 20:57:11.74 ID:sXHiwsy2P

怜のおっさん化が深刻

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 20:58:03.42 ID:RWiwBywa0

あれ?ボーリング場は繁盛してないの?

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 20:58:16.58 ID:qDY8NL3n0

怜「大人はいつもそうや・・・」

咏「うぇ?」

怜「力がある大人は特にそう・・・裸にひん剥かれた弱者は、泣き寝入りなんや・・・」グス

咏「だからさー・・・」

怜「知らんけど、で許されるんや・・・」ウゥ

咏「・・・・」ハァ

怜「・・・・ならええわ」

咏「・・・」ホッ

怜「三尋木プロとエッチする」

咏「ちょおお!どういう結論!?」

怜「いや、大声出しても知らんし」

咏「ほ、本気かい?」

怜「本気やで~?我が道を行くで~?」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:00:00.02 ID:qDY8NL3n0

咏「あ!そうだ!・・・君には大将がいるじゃんか!」

怜「え?大将?」

咏「千里山の大将だよ!えと、清水谷さん!」

怜「ピンポーン!正解!胸触るでー」サワ

咏「っ!?や、やめ!その大将を裏切るのかぃ!?」

怜「・・・・・?」モミ

咏「ぅ・・」ピク

怜「私、子供やし」

咏「え?」

怜「彼女もちなんを忘れてまう事も多々ある!」

咏「え?え?マジで付き合ってるの?」

怜「・・・・バレたからにはしょうがない。一蓮托生やね」モミ

咏「は?ちょ、もう!」カァァ

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:03:02.88 ID:qDY8NL3n0

怜「ふふ・・・・可愛いなぁ・・・うた・・・」

咏「!・・・と、年上に呼び捨てはないんじゃないかなぁ~!」

怜「うた・・・・」モミ

咏「ん!」ピク

怜「・・・・私みたいなん、嫌いですか?」

咏「き、嫌いとかじゃないけどさ・・・」

怜「・・・・」ウルウル

咏「・・・・うーん」

怜「・・・・好きなんです~!」ダキッ!

咏「わわ!」

怜「・・・・三尋木プロは・・・・付き合ってる人いてるんですか?」ギュー

咏「え?それは・・・いないけど」

怜「・・・・好きな人は・・・?」

咏「・・・いないけど」

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:04:37.44 ID:qDY8NL3n0

怜「なら付き合いましょ」ギュ

咏「君、清水谷さんと付き合って」

怜「うた・・・好き・・・」

咏「いや、あのさ」

ドサッ..コロコロ..

咏「え?」

咏(ペペ・・・ローション?)ナニソレ

竜華「・・・・・・・」

咏(げええ!!)

怜「・・・・・・」

竜華「怜の姿が見えんから・・・・・・探すついでに・・・外でするんもええなぁ、思て・・・」

怜「・・・・・」

竜華「何してんの?」

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:06:09.54 ID:qDY8NL3n0

怜「・・・・・」

竜華「三尋木プロ・・・?」

咏「ひぃ!」

怜「・・・・」ハナレ

咏「あ」

怜「・・・・バレてもうたからにはしゃあないわ」

咏「え?」

竜華「・・・・・」

怜「うちら、付き合う事になったんや」

咏「えええ!!」

竜華「・・・・・・」

怜「三尋木プロには、裸を見られるどころか、裸を解説されたんや」

竜華「・・・・・・」コォォォォ…

咏「ち、違う!意味が違う!」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:10:41.73 ID:qDY8NL3n0

怜「・・・ふう、もうええんや。ちゃんと話す」

咏「ああのね!清水谷さん!」

怜「さっき二人で話して決まった。私は、竜華と三尋木プロ、二人と付き合う事にした」

竜華「・・・・・」ピク

咏「ええ!?私はまだ付き合うなん」

怜「取り乱さんでええ・・・私に全部任せて」

竜華「・・・・・本気なん?」

怜「・・・・二人で決めた事や」

咏「違うよ!」

竜華「・・・・わかった・・・ウチと別れるんやないならええ」

怜「ありがとう・・・・竜華・・・」

咏「き、君!!納得するのかい!?」

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:12:23.82 ID:qDY8NL3n0

竜華「怜が決めたっていうなら」

怜「ふふ・・・竜華のそういうところ、好きやで」

竜華「怜~~ん////」ポワー

咏(わ、わからない・・・今時の子って、こんな感じなの?)

竜華「・・・そうと決まったら・・・・三尋木プロ」

咏「え?」

竜華「怜が三尋木プロを私と同列に置いたっちゅう事は、わかってますね?」

咏「お?」

竜華「怜を悲しませたり、怜の彼女としてふさわしくない行動をとったら・・・・」

咏「とったら・・・・・?」ドキドキドキ

竜華「・・・・・・・・くす」

咏「!」ゾクゾク!

竜華「その時になればわかります・・・・・そうならないようにしてもらいたいもんやね」ハハ

咏(怖い・・・・)

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:14:01.12 ID:qDY8NL3n0

怜「大丈夫や。私に全部任せればええんや」

咏「園城寺さん・・・」

怜「ふふっ」ニコリ

咏「優しい・・・・」

咏(って!騙されちゃダメだ!なんとかしないと・・・)

怜「これからは咏って呼ぶわ」

咏「え?いや、年上だしさ」

怜「ええやん・・・咏・・」ササヤキ

咏「う//」ゾクッ

怜「ふふ・・・」

咏(・・・・どうしよう・・・この状況・・・・・でもインハイも終わったし、彼女たちは大阪・・・ほとんど会う機会もないよねぃ?)

竜華「怜~♪」ワッショーイ

怜「あはは~」ワー

咏(近いうちに自然消滅・・・って感じかな。うん、今だけ耐えよう)ヨシ!

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:17:15.08 ID:qDY8NL3n0

怜「さて!エッチしよう!」

咏「のーーっ!!」

怜「?」

咏「ちょ、付き合っていきなりそれは!!」

怜「でも・・・普段あんまり会えないし・・・それに」

咏「それに?」

怜「・・・・どうしよう・・・この状況・・・・・でもインハイも終わったし、彼女たちは大阪・・・ほとんど会う機会もないよねぃ?」

咏「え」

怜「近いうちに自然消滅・・・って感じかな。うん、今だけ耐えよう・・・・とか考えてそうやし」

咏(エスパーかい!?)

怜「と、いう訳で」ジリッ

咏「ああああのさ!今日はちょっと仕事の収録が入ってるんだよね!」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:18:48.09 ID:qDY8NL3n0

怜「『三尋木 咏の知らんけどクッキング』ですか?」

咏「そう、だからちょっと今日は無理なんだよねぃ・・・」

怜「そうですか・・・・」

咏「そうそう」ウンウン

怜「・・あの番組見てて思うんですけど」

咏「お、見てくれてるのかい」オオー!

怜「いくら番組タイトルになった口癖だからって、知らんけどを連呼しすぎですよ?」

咏「・・・・うぐ」

怜「気付いてると思いますけど、こないだのスペシャルで、アボカドを知らんけどって言ってましたよね」

咏「う、うん・・・」

怜「でも、前々回の放送でアボカドを使う料理で、すでに知らんけどを使って、料理研究家の先生に詳しく説明されたはずや」

咏「あ・・・・」

怜「あーあ、これはわざと使てんなぁ、て・・・・なんか冷めましたわ」

咏「・・・・・」シュン

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:21:06.66 ID:qDY8NL3n0

怜「・・・そういうところからボロが出るんですよ。普通にしてたら可愛いんですから、素でいきましょ」

咏「う、うう・・・(私・・なんで怒られてんの?)」

怜「・・・・・・・」

咏「あ、あのさ、本当にもう行かないと」

怜「じゃあ、番号交換しましょ」

咏「え?・・・・あ、そう・・だね」

怜「・・・・・なんか不満そうやなぁ」

咏「そ、そんな事ないよ」

怜「上の口は拒んでも、下の口は!」ガバッ

咏「ぃやぁああ!や、やめて!!」ブロック!

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:24:10.52 ID:qDY8NL3n0

怜「ふん」

咏「はぁはぁ・・・」

怜「じゃあ電話番号とアドレスを」

咏「う、うん・・・―――」

怜「―――・・登録完了」ピッ

咏「じゃ、じゃあ、私は」サテ

怜「ちょい待ち。一応確認や」

咏「え?」ピタ

怜「もし嘘だったら、ベロ枕一時間の刑な」

咏「あ、ごめん!間違えた!それ前の番号だった!」

怜「ここでも小細工・・・ちっ」

咏「うぅ・・」バンゴー コーカン

怜「これでバッチグーやな」

咏「うん・・・」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:25:57.08 ID:qDY8NL3n0

怜「ありがとな♪咏~♪」ニッコリ

咏「あ・・・・(この笑顔は・・・可愛い・・・///)」

怜「ほな、今日はこの辺で帰るわ。またな~♪」バイバーイ

咏「あ、うん・・・」

竜華「・・・・調子乗ったらアカンでえ・・・」

咏「え」

竜華「三尋木プロ・・・膝蹴りでまな板割れる?」

咏「い、いやー、やった事ないからわかんね・・・」

竜華「せやろな・・・・・三尋木プロの膝じゃあ、怜は満足せえへんよ」スタスタ

咏「・・・・」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:29:16.46 ID:qDY8NL3n0

翌日

東京の喫茶店

えり「テレビをご覧の皆さん、おはようございます。針生えりです。本日の生インタビューは、三尋木 咏プロです。よろしくお願いします」

咏「よろしくお願いします」

えり「こちらの喫茶店がお気に入りの場所という事ですが」

咏「そーそー。学生の時から通ってるんだよ。今もちょくちょく来るよ」ヒラヒラ

えり「いい雰囲気のお店ですね」

咏「そう?普通じゃね?」ケラケラ

えり「ちょ、ちょっと三尋木プロ?」

店長「いいのよ。いっつもこうだから」フフフ

咏「まぁね~♪」アハハ

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:31:05.61 ID:qDY8NL3n0

えり「えと・・・三尋木プロらしいという事、ですかね?・・・・・あれ?」

咏「?どしたの?」

えり「いえ、あちらにいるのは・・・」

咏「ん~?」クルッ

怜・竜華「・・・・」

咏「げえええ!!」

えり「・・・千里山女子の園城寺選手と清水谷選手ですね」

咏(どうして東京に・・・って、個人戦があったっけ?ま、まあ・・・隅っこに映るくらいは問題ないよねぃ。無視無視)タラー

怜「あ、おはようございます。三尋木プロと針生アナ」スタスタ

咏(こっち来た!!)

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:34:20.19 ID:qDY8NL3n0

えり「えっと・・・・今、生放送中でして・・・」チラッ

女性AD(三尋木プロと関連性があるか少し話して、なければはけさせて)カンペ

えり「あの・・・お二人は三尋木プロとは」

怜「まぁ、あれやね・・・咏?」

えり「う・・・うた・・?呼び捨て・・?」

咏「うう歌を良く歌う仲なんさ!カラオケとか!」

えり「そ、そうでしたか・・・」

咏「そうそう!(生放送で何を言うんだぃ!)」アセ

怜「・・・・・」フフ

えり「えと・・・園城寺選手・・・少し気になるのですが、着ているそのTシャツは?」

怜「あ、これな。千里山で販売してる『全国ランキング2位Tシャツ』です」

えり「は、販売してるんですか?」

怜「ええ。2500円で買えますので、よかったら是非」

咏(高い・・・・)

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:35:36.58 ID:J9zbUBIr0

Tシャツ買いたい

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:35:53.16 ID:qDY8NL3n0

えり「清水谷選手のそれは・・・ひざじん?」

竜華「膝人(ひざんちゅ)Tシャツです。これはオリジナルで非売品、着る人を選びます。三尋木プロ程度の膝では着れません」

えり「そ、そうですか・・・あの・・・」チラッ

女性AD(お二人をはけさせて)カンペ

えり「なるほど。あの」

怜「しかし、さすが三尋木プロ・・・・このお店はええなぁ」ウタ ノ トナリ ニ スワル

咏「え?あの」

怜「ホンマに・・・ええなぁ」ウタ ノ ヒザ ヲ サワル

咏「!?」ピク

怜「このカウンターがええ味出てる!和むわー」サワサワ

咏(ちょ、ちょっと・・・カメラには映らないからって・・・///)

えり「えっと・・・(ど、どうしよう・・・)」チラッ

女性AD(お二人にインハイの質問)カンペ

えり(しょうがないか・・・)

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:38:31.90 ID:qDY8NL3n0

えり「あの、インターハイについて、清水谷選手の感想は?」

竜華「やっぱり、決勝に行けなかったのは残念でした」

えり「そうですよね。園城寺選手は?」

怜「えっと・・・決勝戦を見たんですけど、清澄の宮永選手が凄かったですね。9万点差から1万点差まで追い上げましたから」

えり「確かに」

怜「まるで魔王というか怪物というか、見ていて怖くなるくらいの迫力でしたね。それでも優勝した白糸台はさすがやな、と思いました」

咏(よかった・・・まともなコメントだ・・・)ホッ

怜「そんなまともなコメントをする私の、恋人である三尋木 咏をよろしくお願いします」ペコリ

咏「ほえ?」

えり「え?」

女性AD(え?)カンペ

怜「ほな、いこか」スタスタ

竜華「うん」スタスタ

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:42:43.84 ID:qDY8NL3n0

えり「えええええ!!?こ、恋人!?み、み三尋木プロ!?園城寺選手と恋人なんですか!?こ、高校生に手を出して・・・」

咏「ちがっ、違うよ!?」

えり「でも今、園城寺選手が!」

咏「し、知らない!」パタパタ!

えり「あなたの知らないは大体が真実・・・」

咏「ぃやいやいや!!」パタパタパタ!

怜「くく・・・これで三尋木プロはもう逃げられない・・・」クスス

竜華「けど・・・問題にならへんかなぁ?プロ連盟とか」

怜「大丈夫や」

竜華「怜がそう言うなら・・・」

怜(さて、後は生放送が終わるのを待って・・・―――)

怜(―――・・・お、来た来た)

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:45:50.79 ID:J9zbUBIr0

問題になりそうだけど
怜さんなら考えがあるんだろうな

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:46:16.34 ID:qDY8NL3n0

咏「ちょ、ちょっと君!!どういうつもりだい!?生放送で!!」パタタタ!

怜「・・・・わかりました。あそこで話し合いましょう」スタスタ

咏「んあ?」ツイテク

カラオケボックス

女性店員「それではごゆっくりどうぞー」パタン

怜・咏・竜華「・・・・・」

咏「・・・・で?生放送であんな発言するなんてさ、いけないってわかってるっしょ?」

怜「・・・それだけ咏が好きなんや」

咏「すっ・・・ていうかそれ本当な訳?」

怜「当然や」

咏「でもなんか・・・・嘘っぽくね?」

怜「私の恋心を否定するんか!?・・・・もう頭きたわ・・・」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:48:15.84 ID:qDY8NL3n0

咏「あ、ごめ」

怜「ならええ!もう好きとか恋とかは知らん!とにかく咏とエッチする!」

咏「わああ!なんでそうなるんだよ!」パタタ

怜「咏の言うとおり、一緒に歌おうやないか!!咏の喘ぎ声を聞かせてや!ファルセットカモン!!」

咏「や、やだって!」

怜「・・・・・なんで?理由を教えてや」

咏「・・・・・そりゃ、その・・・」

怜「好きな人がいる訳でもない、私を嫌いでもない・・・ならええやんか」

咏「う・・・・そうかもしれんけど・・・二股だし・・・」

怜「・・・・・咏」

咏「」ピク

怜「正直に言うわ。私は咏に恋はしてない。けど、咏が可愛いくて大好きやし、咏を抱きたい」

咏「うぅ///」

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:51:50.98 ID:qDY8NL3n0

怜「それに、黙って二人と付き合うのは極悪人や。けど私はちゃんと二人に了承をもらってから付き合う」

咏「・・・・・ぅう」

怜「・・・二人が可愛くてたまらんから・・・同じくらい大好きやから・・・・二人とも抱きたいねん」

竜華「怜・・・・」ウルウル

怜「なぁ・・・・・しよ?」ササヤキ

咏「・・・・・・・・・ほ、ほんと?」

怜「え?」

咏「わ、私が・・・その・・・可愛い・・・て///」

怜「ふふ・・・ほんまやで・・・可愛い・・・咏・・・」

咏「あうぅ///」カァァア…

怜「もうテレビで恋人宣言してもうたんや、適当に付き合う訳あらへん。大切にするで」ギュッ..

咏「あ・・・・///(た、確かに・・・)」

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:53:40.80 ID:qDY8NL3n0

怜「・・・付き合ってくれる?」

咏「・・・・・・・・・・・いいよ///」

怜「・・・・ありがとう」ニコ

咏「う、うん///」カァ

怜「なら・・・・・・しても・・・・ええか?」

咏「・・・・・・・・・うん」コクン

怜「じゃあ・・・・キスから・・・・」

咏「あの・・・」

怜「ん?」

咏「・・・じ、実はさ・・・キスした事・・・・無くてさ・・・」

怜「え?」

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:57:11.86 ID:J9zbUBIr0

なんだと!?

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 21:57:31.12 ID:qDY8NL3n0

咏「・・・へ、変だよね?もう二十歳越えてるのに・・・」

怜「そんな事ないで?」

咏「あ、そう?よかった~」ホッ

怜「・・・・」ムラッ

咏「それでさ、ファーストキスは自分からしたいって夢なんよ!だから私からしていいかい?」ネー

怜「(か、可愛い)・・・ええよ」

咏「じゃ、じゃあいくよ・・・」

チュ

咏「////」ハナレッ!

怜「ん」

咏「こ、これは恥ずかしいねぃ・・・///」アッツイ アッツイ

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 22:00:47.65 ID:qDY8NL3n0

怜「・・・咏!」ガバッ

咏「わああ」

怜「めっちゃ可愛い!もう我慢できへん!」サワサワ

咏「んっ・・・・///」モジ..

怜(普段とのギャップがたまらんわ!このまま一気に・・・)

バタン!

怜・咏・竜華「!!!」

怜(しもた!店員に気付かれた!出入り禁止か!?)クルッ

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 22:02:20.94 ID:qDY8NL3n0

咲「・・・・・・」

怜「ん?(宮永・・・・・咲?)」

咲「園城寺さん・・・お話があります」

怜「え?・・・・ちょっと後にしてくれへん?」

咲「よくそんな事が言えますね。あれだけとんでもない事を言っておいて」

怜「・・・・とんでもない事?」

咲「さっきの生放送です」

怜「?あれがどないしたん?」

咲「園城寺さんは私の事を、『まるで魔王というか怪物というか、見ていて怖くなるくらいの迫力でしたね』と言いました」

怜「ああ、言うたね」

咲「これって、全国ネットで私の本性が魔王とか怪物に比肩するくらい怖いってバラされたって事なんですけど」

怜「え?いや」

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 22:03:57.77 ID:qDY8NL3n0

咲「沢山の女の子と付き合っていく上で、そんな本性だと知られるって、どれ程の損だかわかりますか?」エ?

怜「えと・・・でも素直に信じる人ばっかりちゃうって」

咲「え?じゃあ信じる人ばかりじゃないからって、園城寺さんはスカトロマニアで雑誌投稿しまくってるって情報を流してもいいんですか!?」

怜「あかん!!最悪やそれは!!」

咲「でも、信じる人ばかりじゃないんですよね?」

怜「でも・・・それは嫌っちゅうか」

咲「私も同じなんですけどー!!」

怜「うう」

咲「当たってるだけに、これからやりにくくなるんですけどー!!」

怜「ち、ちょい待って!」

咲「ん?」

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 22:04:36.88 ID:sXHiwsy2P

これは……

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 22:05:48.65 ID:qDY8NL3n0

怜「確か・・・・あんた、原村さんと付き合うてるって情報が入ってんねんけど」

咲「・・・まぁ、そうですね。付き合ってますよ」

怜「なら、他の女の子と付き合うて、おかしない?」

咲「おかしくないですよ?」

怜「なんでや!二股やないか!それはあかん事や!人間をW鍋みたいに扱って・・・・・最低やで!!」

咏・竜華「・・・・・」

咲「・・・とにかく、あなたには償ってもらいますよ」

怜「つ、償う?」

咲「あなたの発言によって怖いイメージが付いたら、口説き落とすのにデート二回分くらい余計に行く必要ができるんですよ」

怜「し、知らんやん」

咲「これ、結構な金額なんですよね・・・透華さんに借りてばかりいられないし」

怜「・・・・」

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 22:09:16.74 ID:qDY8NL3n0

咲「純粋で素直な女の子を演じるために、蚊に刺されながらもわざわざ野原で読書したりとか、色々努力したのに・・・・全部パァになりそうですよ」

怜「・・・・」

咲「ま、手始めに・・・園城寺さんをいただきますね」

怜「え!」

咲「園城寺さん・・・・超タイプなんですよ」ジリッ!

怜「り、竜華!いくんや!マイステディ!」

竜華「怜は抱かせん!」バッ

咲「・・・私に味方するなら園城寺さんを好きに出来るよ」ボソッ!

竜華「!!」ピタッ!

怜「!?り、竜華!?」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 22:12:08.44 ID:qDY8NL3n0

竜華「あ・・・赤ちゃんプレイもありなん?」

咲「思いのままさ」フフ

竜華「咲様~!」ハハーッ!

怜「!!?」

咲「もちろん三尋木プロもいただきますね」

咏「ひ!!」

咲「大丈夫♪すぐに夢中になりますよ」フフ

怜「あ・・・・あああ・・・」

怜(な、なんでこうなんねん?・・・私、そんな悪い意味で魔王とか言ったんちゃうのに・・・)ガクガク

咲「いただきま~す」

怜・咏「ひぃぃ~~!!」

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 22:14:13.32 ID:qDY8NL3n0

一時間後―――

咲「ふぅ・・・・げっぷ!」テカテカ

竜華「咲様、ティッシュでございます」テカテカ

咲「ご苦労!」フキフキ

怜・咏「・・・・・・」ピクピク

咲「二人ともよかったよ・・・」フフフ

プルルル

咲「ん」ピッ

咲「あ、和ちゃん?もうすぐ帰るよ、だって・・・・和ちゃんに会いたいから・・・きゃっ」モジ..

咲「は、恥ずかしいから、切るね・・・・それじゃ」ピッ

咲「はあ、しんど」

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 22:14:39.32 ID:J9zbUBIr0

咲さん糞やなw

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/08(月) 22:15:45.21 ID:qDY8NL3n0

プルルル

咲「はい」ピッ

咲「衣ちゃん?うん・・・うん・・・じゃあ今度私が教えてあげる!ピンク色で電動のでいいやつがあるんだぁ!うん、じゃね!」ピッ

咲「ふー、難しい言葉使うなっての・・・・」アーア

竜華「咲様・・・あの・・」

咲「ん?」

竜華「ウ、ウチ・・・まだ怜と合体したいんですけど」モジ

咲「そうだね、まだ一時間残ってるし、そうしようか」

竜華「は、はい!!」

怜(あ、あと一時間やて・・・?)サー

咏(き、きついよ~・・・)ウゥ

咲「さあ!まだまだいっしょに楽しもうよ!」

竜華「ばぶー!!」

終わり

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