【透華・純SS】衣「あ、なんか進化しそう」ぱきぱき

転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1410175924/l50

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 20:32:14.12 ID:e2zddSFWo

衣「透華!透華っ!」

透華「どうしましたの衣?」

衣「衣、衣なんだか・・・」
衣「進化しそうだ!!!!」ぱきぱき
透華「!!?」

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 20:34:19.24 ID:e2zddSFWo

透華「進化ですの!?」

衣「透華っ!今日は、今日は何日だ!?」

透華「今日?今日は・・・ハッ!!」ぴくっ

透華「今日は十五夜ですわ!!!!」

衣「秋の中月か・・・!!」ぱきぱき

透華「うっかりしていましたわ!!」

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 20:37:14.38 ID:e2zddSFWo

純「おいおいどうしたんだ?さっきから騒がしい」

一「どうしたの透華?」

透華「大変ですわ純!一!」

純「あん?どうしたってんだよ」

透華「今日は十五夜。月の力を目一杯受けた衣は今夜・・・」
透華「進化しますわ!!!」

4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 20:39:54.47 ID:e2zddSFWo

純「はぁ?進化?なんだそりゃ??」

一「うかつだったね透華・・・ボクらとした事が、うっかり十五夜を忘れてしまうだなんて」

透華「ぬかりましたわっ!!」

純「おいおい一くんは知ってんのかよ。そんで、その進化とやらをすると衣はどうなるんだよ?」
衣「ぅ・・・お・・・あ゛・・・ッ!!」ぱきぱき

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 20:43:23.25 ID:e2zddSFWo

透華「衣は進化してしまうと、『衣さん』になってしまいますわ!」

純「・・・はい?」

一「具体的には、身長180cmで胸はDカップの金髪美女になっちゃうんだよ!」

純「なんだそりゃ・・・衣は喜ぶんじゃねーの?」

透華「とんでもないですわ!衣は今のままだから可愛いのに!!」

純「まぁ、それもそうだけどさ・・・」

6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 20:46:14.78 ID:e2zddSFWo

一「オマケに衣さんは麻雀をすると天和でトリプル役満を和了る鬼っぷりなんだ」

純「そっちがオマケなのかよ!だがそれはやべえな」

透華「ともかく、一刻も早く進化を止めないといけませんわ!」

純「どうすんだよ?」

透華「進化を止める方法、それは・・・」
透華「Bボタンですわ!!!!」

8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 20:51:11.37 ID:e2zddSFWo

純「・・・は?」

透華「Bボタンですわ!」

純「いや、2回言われても『は?』なんだけど?」
衣「THIS WAY・・・」ゴゴゴゴ・・・!!
一「大変だ!!衣がthis wayしはじめた!!」

透華「純!急いでBボタンを!!!」

純「いやいやいやいや!!?」

9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 20:57:18.72 ID:t2WiXQmUO

180のDカップは言うほど巨乳には見えません

とりあえず、取り急ぎ

10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 20:58:30.75 ID:e2zddSFWo

一「純くん急いでっ!!」

透華「早くBボタンを押してくださいましーっ!!!」

純「どこだよBボタン!?そもそもなんだよBボタンって!!?」
衣「FIRST COMES ROCK・・・」ボ!!!
透華「衣が攻撃姿勢にはいりましたわ!」
純「だから何を!!?」

11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 21:02:02.32 ID:e2zddSFWo

透華「急いで純!衣は進化してしまうと、目の前の敵を殲滅するまで止まりませんわ!!」

純「なんだよその機能!?」

一「しかもオマケに一度進化したら、完全に理性を失って元には戻らないんだ!!」

純「だからなんでそっちがオマケなんだ!!?」

透華「さあ!」

一「さあ!!」

透華・一「急いでBボタンを押すんだ!!!」

純「だからぁああああ!!!Bボタンってなんだよおおおおおおおおおおお!!!!???」

12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 21:04:04.20 ID:e2zddSFWo

智紀「はい」ポチッとな

ウィーン

しゅんしゅんしゅん

衣「・・・ぅ?衣は・・・いったい何を・・・?」
純「えっ?」

13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 21:07:45.63 ID:e2zddSFWo

衣「うー、頭がガンガンする・・・」

智紀「衣は悪い夢を見ていただけ・・・気にしないで・・・」

衣「そうなのか?」

透華「やりましたわ智紀!」

一「やったねともきー!おかげで衣も無事だったよ!!」
純「えっ?あ・・・えっと?」

14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 21:12:32.77 ID:e2zddSFWo

智紀「たいした事はしていない」

一「ううん!よくBボタンがわかったね!」

智紀「うん。衣は月の力で進化するんだから、月の光を遮れば良いと思ったから。
Blackout curtain(暗幕)ボタン。略してBボタン」

透華「さすがですわ智紀!!」

純「いや、略すなよ。暗幕って言えよ」

智紀「友達ならこれくらい当然のこと」

純「えー」

15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 21:15:50.95 ID:e2zddSFWo

一「さあ!衣の無進化祝いにみんなでファミレスに行こう!!」

透華「いいですわね!!」

衣「わーい!ハミレスファミレス~♪」ぴょんぴょん

智紀「エビフライ、食べよう」

一「今日の主役は衣とともきーだよ!!」

透華「お手柄ですわ智紀!!」

智紀「ふふっ」
純「納得がいかねえ・・・」

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 21:18:00.01 ID:e2zddSFWo

この後、ファミレスで十五夜限定メニュー『目玉焼きがのった月見エビフライプレート』の目玉焼きを見た衣が再び進化
街を壊滅寸前に追いやった事は、また別のお話

めでたしめでたし

17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/08(月) 22:02:14.35 ID:7z6P9nmDO

ポケモンかと思いきや違った

個人的に衣さんは進化前の方が好みです

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