【咲-Saki-】小走「風潮ブレイカーやえ」SS

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 18:53:49.96 ID:a1nv9vkB0

小走「…最近、風評被害で困っている麻雀部員が増えていると聞く」

小走「原作のちょっとした表現を大袈裟に取り上げたり、キャラのイメージだけで性格はこんなんだろうと決めつけたり…」

小走「…ふん。ニワカだな」

小走「ニワカなんぞ放っておけばいいのだが…」

小走「…近頃はその風潮が浸透してしまい、キャラ名をググれば一番最初に風潮が出てくる人も多くなった」

小走「同じ麻雀を愛する者として、困っている輩を放ってはおけん」

小走「…よし…そのくだらない風潮、私がぶち壊してやろう!」

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 18:56:29.51 ID:3Uy4aifi0

おめえが一番風潮被害にあってるんだよ

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 18:56:57.40 ID:wrHBG3F9O

小走先輩が何でも解決してくれる風潮

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 18:57:05.57 ID:a1nv9vkB0

小走「ん?私が頼りになる先輩キャラだってのも風潮だって?」

小走「ニワカが。それは風潮ではなく事実だよ」

小走「…さて、それじゃあ最初の依頼人は…」

小走「>>7だな」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 18:58:04.53 ID:3Uy4aifi0

哩のドM

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:06:03.14 ID:a1nv9vkB0

小走「哩…新道寺のぶちょーさんか」

小走「能力発動時に体を縛られる表現が出てきて以来、ドMキャラが浸透したらしいな」

小走「…よし、とりあえず新道寺に行き様子を見よう」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:13:08.55 ID:a1nv9vkB0

新道寺

小走(麻雀部は…ここか…)

ガチャッ

小走「失礼する」

姫子「え?だ…誰?」

小走「私を知らないのか…ニワカが…奈良の風潮ブレイカーやえだ」

姫子(…なにこの人)

小走「…新道寺のぶちょーに会いに来たのだが…今お前だけか?」

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:20:18.35 ID:a1nv9vkB0

姫子「ああ、ぶちょーの知り合いかな?…ぶちょーは今職員室におるみたいやけど、呼んでこようか?」

小走「…そうか。いや、すまん。また出直すことにしよう」

姫子「いいん?まぁ私と二人きりで待つってのも気まずかやしね。ぶちょーに伝えておく」

小走「ああ、私はその辺でもぶらついておくよ」

ガチャッ

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:30:40.30 ID:a1nv9vkB0

十分後

小走(さて、そろそろ戻った頃かな。麻雀部に行くとするか)

麻雀部前

ガタッ

小走「…ん?」

姫子『ぶちょー…さっきのはどういうことですか?』

哩『はぁはぁ…す、すまん』

姫子『はぁ、あんな女…どこが良かとですか?』

ドカッバキッ

哩『ああっ!だ、ダメやって!!』

小走(!?)

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:37:10.75 ID:ZW4lCRE00

哩さんのMは二次創作とかじゃなく原作発祥なんだよなあ

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:38:37.33 ID:a1nv9vkB0

姫子『おっ、ちょうど良いところにバナナが』

哩『!?い、いかん!それは…』

姫子『えー…ぶちょーもバナナ欲しいんでしょ?』

哩『う…ほ、欲しか…』

姫子『それじゃあ、あげますよ』

ドカッ

哩『ああっ!』

小走(…)

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:40:49.28 ID:03oy28VH0

竜華ちゃんの風潮何とかしてください!(血涙)

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:44:13.69 ID:a1nv9vkB0

小走(これは…どこからどう見ても…哩はドMだな)

小走(ふっ、しかし私の力をもってすればこんなもの…)

小走「『哩がドM』というそのふざけた風潮、私がぶち壊す!」

ガチャッ!

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:49:55.52 ID:a1nv9vkB0

哩「あー!落ちる!落ちるが!」

姫子「あはは、ぶちょー体傾いてますよ」

哩「あっ、あんたが私のピーチにバナナ投げるけん!」

姫子「だって欲しいって言ってましたよ?」

哩「私のアイテムにってことっちゃ!」

姫子「あ、落ちた」

哩「あ…まーた最下位かね…」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:54:14.68 ID:a1nv9vkB0

姫子「あれ?そういえばぶちょーに伝えんといけんことがあったような…」

哩「?なんね」

姫子「あれー?思い出せん…まぁよかですよ!マリカー続きやりましょ!」

哩「今度は負けんきね!」

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 19:57:36.90 ID:a1nv9vkB0

小走「ふぅ…ま、こんなもんさ」ドヤ

小走「さて、こんな感じでどんどんいこう」

小走「次は…>>39だ」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 20:01:25.27 ID:LSQohnY+0

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 20:01:25.91 ID:1Sxk0s1L0

魔法少女好きの菫

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 20:12:20.14 ID:a1nv9vkB0

小走「菫…白糸台か」

小走「お堅い外見とのギャップが好きなニワカが、魔法少女やら可愛いものが好きという風潮を植え付けた」

小走「…しかし、これはブレイクしないほうがいいのでは…」

小走「まぁいい。とりあえず白糸台へ行こう」

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 20:17:40.81 ID:a1nv9vkB0

東京

小走(さて、東京へ来たはいいが…白糸台はどこだ?)

小走(おお、あそこに店があるな。聞いてみるか)

ガチャッ

イラッシャイマセー

小走(…)

小走(…このフワフワした雰囲気…いい匂い…それにたくさんのぬいぐるみ…)

小走(ここはファンシーショップか…)

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 20:23:17.39 ID:a1nv9vkB0

菫「んー…これがいいかな?いやしかしあれも可愛い」

小走「!?」

小走(…まさかこんなところで目標を見つけるとは)

小走(ぬいぐるみコーナーで悩んでいるみたいだな…)

菫「…」キョロキョロ

菫「…」モフモフ

小走(!?)

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 20:27:37.50 ID:a1nv9vkB0

小走(ぬいぐるみを抱いてモフモフしている…)

小走(…これでは完璧に菫は可愛いものが好きということになってしまう)

小走(少し厳しいが…やるか)

小走「『菫が可愛いもの好き』というそのふざけた風潮、私がぶち壊す!」

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 20:40:31.84 ID:a1nv9vkB0

照「菫、なにやってるの?」

菫「照…お前どこ行ってたんだよ…妹さんの誕生日プレゼント買いに来たんだろ?ちゃんと選べ」

照「私はもう買った。でも菫がぬいぐるみモフモフしてたから、邪魔しちゃ悪いなと思って」

菫「モフモフ?ああ、これか。…ファンシーショップって香水やらお香やらが置いてあるだろ?ほら、そこにも」

菫「ぬいぐるみに匂いがついてないか確認してただけだ」

照「そうなんだ。にしてもプレゼントにぬいぐるみって、菫は意外と可愛いもの好き?」

菫「…まぁ、否めないな。女子はみんな可愛いもの好きだし」

照「ふふっ、そうだね」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 20:44:31.72 ID:a1nv9vkB0

小走「ふぅ…ぶち壊せていないような気もするが…まぁいいとしよう」

小走「原作でセリフがまだ少ないキャラはやはり難しい…」

小走「よし、次に行こう!>>57」

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 20:47:45.24 ID:SvTLjD8c0

てるてる

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 20:53:23.62 ID:03oy28VH0

シスコンかぽんこつ
どっちだ

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 20:59:13.51 ID:a1nv9vkB0

小走「てるてる…チャンピオンか」

小走「菫と一緒にいたから、ちょうどいいな」

小走「…しかし…妹好きの変態、後輩好きの変態、ポンコツ…その他もろもろ」

小走「さすが人気キャラだな。さらに原作ではセリフが少ないから、いくらでも風潮がでてくる」

小走「…そうだな…一番危険そうな妹好きの変態という風潮にしようか」

小走「…様子を見よう」

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 21:00:43.63 ID:ORy1ZxPt0

咲さんは照好きなんだろうけど、逆はまだ分からんからね

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 21:01:29.60 ID:a1nv9vkB0

菫「それはそうと照、お前は何を買ったんだ?」

照「ん?私はパンツを3着ほど」

菫「!?」

小走「!?」

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 21:09:09.23 ID:a1nv9vkB0

菫「お、お前…いくら仲直りしたからって、妹にそんな…」

照「?普通でしょ?」

菫「…そ、そうなのか?いやしかし…」

テルルルルルル

照「あ、咲からだ。ちょっと出るね」

咲『あっお姉ちゃん?今度いつ帰って来るの?』

照「うーんたぶん来週の日曜日くらいかな?あっ誕生日プレゼント買ったから楽しみにしてて」

咲『覚えててくれたんだ!ありがとう!』

照「ああ、それとこないだ言ってたパンツ、用意しておいて」

菫「!?」

小走「!?」

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 21:09:27.30 ID:NaprrFmj0

ぱ ん つ     だと!?

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 21:11:55.09 ID:a1nv9vkB0

咲『わかった!用意しておくね!』

菫「!?」

小走「!?」

照「うん、よろしく。それじゃ」

菫「…」

小走「…」

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 21:15:42.88 ID:a1nv9vkB0

菫「照…お前…パンツを用意って」

照「え?何かおかしい?」

菫「…」

小走(…これはいかんな…完全に妹好きの変態だ)

小走(…しかし、私がやらなきゃ誰がやる!)

小走「『照が妹好きの変態』というそのふざけた風潮、私がぶち壊す!」

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 21:21:52.53 ID:a1nv9vkB0

菫「そもそも、そのパンツどうする気だ…?」

照「普通に履くけど?」

菫「履く!?妹さんのパンツをか!?」

照「咲の?…菫、なんか勘違いしてない?」

菫「…え?」

照「用意してもらうのは私のパンツ」

菫「あ、ああ!そうだったのか!…いやそれでもプレゼントがパンツってのは」

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 21:27:23.99 ID:a1nv9vkB0

照「…菫、それも勘違い」

菫「…え?」

照「パンツってのはスボンのことだよ?」

菫「え、ああ!そ、そうだよな!びっくりした」

照「妹に下着プレゼントするって勘違いはまだいいけど、妹の下着を履くってのは勘弁して」

照「そんな変態じゃない」

菫「…」

照「ふふ、そんな勘違いするとか、菫も可愛いとこあるんだね」

菫「う、うるさいっ!」

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 21:30:54.31 ID:a1nv9vkB0

小走「ふぅ…よし何とかなったな」

小走「まだまだブレイクしたりないが、私も忙しいのでな」

小走「今日はここまでにしておくか」

すみません、そろそろバイトなんでここまでということで…

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 21:31:45.18 ID:a1nv9vkB0

あ、続きはまた今度立てます

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 21:41:52.30 ID:bNgUjPYq0

サンキューやえさん、乙

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