2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 19:36:50.27 ID:DUp9WFGh0
代行ありがとうございます
今回はバレンタインのための下準備編です
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 19:40:20.57 ID:DUp9WFGh0
2月9日
8:29AM
愛宕家・リビング
絹恵「・・・・・・」
絹恵「・・・・・・」ウーン
絹恵「・・・・・・!」ハッ
絹恵「・・・・・・」ウーン
ガラッ
洋榎「おはよーさん・・・」フワァ
絹恵「・・・・・・」ウーン
洋榎「・・・おはよーさん絹」
絹恵「・・・・・・」ウーン
洋榎「・・・・・・?」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 19:47:35.00 ID:DUp9WFGh0
洋榎「絹?」
絹恵「・・・・・・」ウーン
洋榎「・・・・・・」ツツー(首筋なぞる)
絹恵「うひゃあっ!?」ビビクン
洋榎「朝っぱらから何ボーっとしとんねん」
絹恵「あぁお姉ちゃん?おはよう、どしたん?」
洋榎「あんたがどうしたねん」
絹恵「えっ?いや、なんもないけど」アセアセ
洋榎「なんか考え込んでたみたいやけど。悩み事やったらうちがなんでも聞くさかい言うてみ?」
絹恵「いや、別になんもないよ。心配かけてごめんな」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 19:52:07.92 ID:DUp9WFGh0
洋榎「おかんは?」
絹恵「監督ミーティングやってさ。あ、朝ごはん作っといてくれたから一緒に食べよっか」
洋榎「またミーティングかいな・・・全国2位の監督は大変やなぁ」
絹恵「お姉ちゃんお魚ほっけかあじどっちがいい?」
洋榎「ほっけ!」
絹恵「はーい。ご飯は?大盛?」
洋榎「もちのろんや」フンスッ
絹恵「はいはい。運ぶん手伝ってー」
洋榎「あいよー」テッテッテ
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 19:57:26.32 ID:DUp9WFGh0
絹恵「よいしょ・・・っと。ほんじゃあ」
洋榎・絹恵「「いただきまーす」」
洋榎「絹ーリモコン取ってー」
絹恵「はいお姉ちゃん」コト
洋榎「おおきに」ピッ
テレビ『はいっ!でははやりんが特別にチョコレートの作り方を指南しちゃいま~す☆』
洋榎「うげっ、はやりんかいな・・・」
絹恵「なんで?お姉ちゃんはやりん嫌いなん?」
洋榎「だってあの年であのキャラやで?キツいわ・・・」
絹恵「そう?かわいいと思うけどなー」
絹恵(手作りチョコか・・・ナイスタイミング)グッ
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 20:03:06.44 ID:DUp9WFGh0
洋榎「チャンネル変えるで」ピッ
絹恵「あっ!・・・」
洋榎「ん?見たかった?」
絹恵「いや、別に・・・」
絹恵「あ、私今日友達と遊ぶ約束してるし朝ごはん食べ終わったら出るね」
洋榎「おう。あんま遅うなんなよ」
絹恵「わかってる・・・ごちそうさまー」ガタッ テッテッテ
洋榎「早っ!うちより早いとは珍しいやん。そんなに早く遊びに行きたいんか・・・はっ!もしやあれか??男か??」
絹恵「ええっ!?ななななんなわけないやん!///」
洋榎「冗談やて。そんな焦らんでも・・・余計怪し見えるで」
絹恵「うう・・・///」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 20:11:16.47 ID:DUp9WFGh0
絹恵の部屋
絹恵「えーっとエプロンエプロン・・・どこやったっけな」ガサゴソ
絹恵「・・・・・・あっ、あった!服はどうしよっかな・・・汚れてもよくてかわいいやつ・・・」
絹恵「・・・これでいっか」シュルッ パサ
絹恵「んしょっと」シュルシュル
絹恵「・・・うん、オッケー、かな!」クルッ
絹恵「あとはメモ持って・・・よし、完璧」
ガラッ
洋榎「おう、もう出るん・・・ってえらい荷物あるなぁ。なにしにいくん?」
絹恵「え?いや、前に借りてた服があるからそれを返しに行くだけ」
洋榎「そっか。ほな気ぃ付けてなー」
絹恵「うん、行ってきます!」ガチャッ バタン
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 20:17:31.98 ID:DUp9WFGh0
10:06AM
とあるデパート
ワイワイガヤガヤ
絹恵「まだ1週間前やっちゅうのに、もうセールかいな。道理で人が多いわけや」
絹恵「さてと・・・ちゃちゃっと済ませて行こか。あんまり待たせられへんしな」
11:13AM
ピンポーン
『はーい』
絹恵「あっ、愛宕と申しますが、竜華さんいらっしゃいますか?」
『愛宕ってどっちの愛宕やー?』
絹恵「あっ、絹恵です」
『ふふ冗談冗談、知ってるで。ちょっと待ってなー』
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 20:23:17.01 ID:DUp9WFGh0
清水谷家
ガチャ
竜華「いらっしゃい絹ちゃん!さ、上がって上がって~」
絹恵「はい、おじゃましまーす」
怜「ご無沙汰やな絹ちゃん」ヒョコッ
絹恵「あっ怜さん!お久しぶりですー!今日はどうしゃはったんですか?」
怜「どうしたって、絹ちゃんのお手伝いに決まってるやん」
竜華「うちが呼んでん。怜も料理なかなかやしな。あかんかった?」
絹恵「いえ全然!むしろ嬉しいです。でもなんかわざわざ私のために来てもろて、なんか悪い気します・・・」
怜「ええよそんなん。うちと絹ちゃんの仲やん。気にせんとって」
怜「それにそのためだけに来たんちゃうし」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 20:32:37.02 ID:DUp9WFGh0
竜華「ほな早速始めよか!絹ちゃんエプロン持ってきた?」
絹恵「はいっ!中学の時のなんでちょっとかわいすぎですけど・・・」
フリフリ~
竜華「うわっなにそれかっわええー!」
怜「ありですね」フムフム
絹恵「や、やっぱ年の割にって感じですよね・・・///」
竜華「いやめっちゃ似合ってるで!なぁ怜?」
怜「ありありやな」マジマジ
絹恵「そっそんなまじまじ見つめんといてください///」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 20:38:53.04 ID:DUp9WFGh0
竜華「エプロンは完璧やな!じゃあ続いては材料!ちゃんと買ってきた?」
絹恵「あっはい。来る途中にデパート寄ってきたんでそこで揃えました」ガサゴソ
怜「うん。こんだけあれば十分事足りるな」
竜華「よしよし。じゃあ調理器具はこっちで用意してるから出すの手伝って」
絹恵・怜「「はーい」」
ズラッ
竜華「・・・よし。準備完了っと!」
怜「ほなぼちぼち始めよか」
絹恵「あっあの」
竜華「ん?」
絹恵「今日ってチョコ作りですよね?」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 20:43:46.53 ID:DUp9WFGh0
竜華「それがどうしたん?」
絹恵「このたこ焼き機はなんですか・・・?」
怜「たこ焼き機はたこ焼き機やん。たこ焼き焼く機械やからたこ焼き機言うねんで」
竜華「そうやで絹ちゃん。ほなたこ焼き作り始めよか」
絹恵「えっ?えっ?えっ?どういうあれですか?今日はチョコ作りって前から・・・」
怜「絹ちゃん、大阪って言うたらたこ焼きやろ?」
竜華「そうやで絹ちゃん。ほら準備して準備」
絹恵「ええっ??あっ、は、はい・・・?」???
絹恵(ど、どういうこと?どうなってんの??)
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 20:43:51.28 ID:5mMSNJS50
姫千の絡みすき
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 20:48:10.04 ID:DUp9WFGh0
竜華「ぷ・・・プクク・・・」
怜「プフッ・・・ククッ」
竜華・怜「あはははははっ!!」
絹恵「?? ???」
竜華「あっはは!・・・はぁ・・・ごめん絹ちゃん、今の全部冗談」テヘ
怜「はぁ・・・はぁ・・・ごめんな、ついからかってしもて・・・ククッ」テヘ
絹恵「はぁ・・・?」
竜華「このたこ焼き機はな、生地を焼くときに使うねん」
怜「まぁ見とったらわかるわ。ほなコントは終わりにしてそろそろ本番いこか」
絹恵「あっ、は、はい!よろしくお願いします!」ペッコリン
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 20:56:14.08 ID:DUp9WFGh0
竜華「今日のテーマはこちらっ!」バンッ
怜「スイートチョコボールや!」ババンッ
絹恵「スイートチョコボール・・・?なんかすごいおいしそうな響きですね!」ワクワク
竜華「ふふっ。せやろー?じゃあまず材料の確認からっ!」
絹恵「はい!えーっと・・・明○ミルクチョコレート、明○おいしい牛乳、卵、ホットケーキミックス、はちみつ、サラダオイル、粉糖・・・でオッケーですか?」
竜華「うん。色付け用の色素はうちで用意してるから大丈夫やし」
怜「じゃあ竜華センセの料理教室始まるでー」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 20:57:16.87 ID:CkvzAa9j0
隠し味の絹汁
40 :保守ありがとうございます 2013/02/08(金) 21:28:48.16 ID:DUp9WFGh0
竜華「じゃあまず下準備から。絹ちゃん板チョコ用意してー」
絹恵「はい」コト
竜華「うん。じゃあそれを板目ごとに割って、それをさらに半分に割って」
絹恵「はーい」ポキッ ポキッ
竜華「怜ー。たこ焼き機スイッチ入れてあっためてー」
怜「はいよ」カチッ
絹恵「終わりました」
竜華「おっけ。じゃあ次は生地作りや」
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 21:36:38.17 ID:DUp9WFGh0
絹恵「生地・・・ですか?」
竜華「そやでー。ただのチョコやったら、市販のチョコ買ってそれ溶かして固めてはい終わり、やろ?そんなんじゃつまらんからちょっとしたチョコケーキみたいな感じにしたらおもしろいやろなーって」
絹恵「なるほど」フムフム
怜「ほんで生地はどうやって作るん?」
竜華「焦らない焦らない。怜ボウル取って」
怜「はいよ」コト
竜華「おおきに。じゃ絹ちゃん、ここにホットケーキミックス入れて」
絹恵「どんぐらい入れたらいいですか?」
竜華「今日は試作品やから、あとで食べきれるくらいの量ならどんぐらいでもええよ」クス
怜「いっぱい入れて」ボソッ
絹恵「はーい」クス
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 21:40:18.72 ID:DUp9WFGh0
絹恵「こんぐらいでいいでしょうか?」
竜華「・・・・・・」アゼン
怜「ナイス絹ちゃん」ボソッ
絹恵「はいっ!」ニコ
怜「はい竜華、次次」
竜華「明日からジョギング始めなな・・・」ハァ
絹恵「次はなんですか?」
怜「竜華~はよ~」
竜華「はぁ・・・えっと、牛乳と卵とはちみつをこのボウルに入れて」
絹恵「はーい」ドバドバ
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 21:46:55.70 ID:DUp9WFGh0
絹恵「こんぐらいで大丈夫ですか?」
怜「うーんもうちょい牛乳入れたほうがええかも。まだちょっと粉っぽいから」
絹恵「はい」ドボドボ
怜「うん、そんぐらいでええんちゃうかな。ね、センセ?」
竜華「そうやね。じゃあ次はいよいよ生地焼くでー」
怜・絹恵「「おー」」
竜華「怜、たこ焼き機あったまってる?」
怜「バッチリや」
竜華「ほな、全部の穴にサラダオイルを薄くでいいから塗ってって」
絹恵「はい」ヌリヌリ
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 21:50:48.72 ID:DUp9WFGh0
絹恵「おっけーです」
竜華「ん。じゃあ生地を流し込んで・・・あ!」
絹恵「?」
怜「どした竜華?」
竜華「ちょっとええこと思いついた~♪ちょっとたこ焼き機はスイッチ切っといて」
怜「生地流し込むんちゃうの?」
竜華「その前にもう一つ下ごしらえ♪」
絹恵「でも材料ほかに買ってきてませんよ?」
竜華「大丈夫!うちにあると思うから・・・見つけるまでちょっと休憩なー」タッタッタ
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 21:58:38.82 ID:DUp9WFGh0
竜華「おっまたせー♪」ドンッ
怜「おおう!?」
絹恵「こ、これって・・・」
竜華「んふふー お・さ・け♪」
怜「しかもブランデーって・・・うちら未成年やで?」
竜華「ちょっとくらい大丈夫でしょ」テヘ
絹恵「まさか今からみんなで飲むんですか・・・?」アワアワ
竜華「うん!みんなで1杯ずつショットするで~」
怜「ほんまに言うてんの?」
絹恵「それはさすがにまずいんじゃ・・・」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 22:02:18.75 ID:DUp9WFGh0
竜華「っていうのは冗談で」
怜「・・・まぁわかってたけど」ハァ
絹恵「ですよね・・・」ホッ
竜華「まず絹ちゃん、余ってるチョコ全部細かく刻んでくれる?湯せんで溶かすから」
絹恵「はーい」トントントン
怜「うちは?」
竜華「怜はもういっこボウル用意してくれる?」
怜「はいよ」コト
絹恵「できましたー」
竜華「はーい。じゃあボウルにチョコ全部と、この生クリームを入れます」トポトポ
怜「おーうまそうなにおい・・・」ジュルリ
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 22:10:19.76 ID:DUp9WFGh0
竜華「じゃあ溶かすでー」
怜「ちゃんとかき混ぜや」
絹恵「はい」ドロドロ
竜華「あ、怜代わったって。絹ちゃんには生地焼きやってもらうから」
怜「りょーかい。絹ちゃんバトンタッチや」
絹恵「あ、すんません。お願いします」
竜華「たこ焼き機スイッチオンっと。さっき油塗ったからもう塗らんでええやろ。絹ちゃん生地入れてってー」
絹恵「はーい」ドロドロ
竜華「生地を入れる動作が滑らかやね。さすが大阪人」フフ
絹恵「いつも入れるのは違う生地ですけどね」クス
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 22:13:53.27 ID:DUp9WFGh0
絹恵「とりあえず全部埋めました」
竜華「うん。周りが固まってきたらさっき割ったチョコ入れて、時間見てひっくり返してな」
絹恵「はい」ポトポト
竜華「怜ーそっちはどう?」
怜「ええ感じやでー。あとどうすんの?」
竜華「いい頃合いになったらブランデー入れといて」
怜「量は?」
竜華「てきとーでええよ」
怜「て言われてもなぁ・・・」
竜華「ちょっとほろ酔いになるくらいで♪」
怜「はいはい・・・」
60 :危ない寝落ちするとこだった・・・面目ない 2013/02/08(金) 22:49:04.71 ID:DUp9WFGh0
竜華「そっちはどう?うまいことできてる?」
絹恵「はい、いい感じに焼き色ついてきましたよ」
竜華「あーほんまやね。いい感じいい感じ。怜ーちょっと来てー」
怜「はいはーい」テテテ
竜華「アイシング作るん手伝って」
怜「おっけ。じゃあまたボウル要るね」コト
竜華「おおきに。じゃあ卵白はうちが用意するわ」トントン クチャッ シャカシャカ
怜「絹ちゃん粉糖とってー」
絹恵「はーい」トン
竜華「卵白おっけー!粉糖入れて」
怜「はいよ」バサバサ
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 22:54:33.38 ID:DUp9WFGh0
竜華「」ペロッ
怜「どない?」
竜華「うん、ちょうどいいで。さすが怜やな」ナデナデ
怜「ま、まぁな・・・///」
竜華「絹ちゃーん。どーおー?」
絹恵「たぶんできたと思います!」
竜華「どれどれ・・・おーいい感じやん!もうスイッチ切ってもええかも」
絹恵「はーい」カチッ
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 22:55:38.11 ID:TQcwH0Jp0
バカップルと一緒に厨房には立ちたくない
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 22:59:48.97 ID:DUp9WFGh0
竜華「かんせーいっ!!」ワーワーパチパチ
怜「ええ感じにできたやん。やっぱ絹ちゃんは器用やね」
竜華「さすが絹ちゃんやでー♪」ナデナデ
絹恵「い、いえっ、そんなこと・・・えへへ///」
怜「・・・・・・」
竜華「ふふっ・・・ん?怜どないしたん?」
怜「・・・別に」プイッ
竜華「ほんじゃ本日の料理教室はここまで。あとは試食会&お疲れ会になりまーす♪」
怜・絹恵「「わーい♪」」パチパチパチ
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 23:07:33.41 ID:DUp9WFGh0
怜「ほな早速・・・」スッ
怜「ボールケーキをフォンデュにつけて・・・いただきます」パクッ
怜「・・・」モグモグ
絹恵「ど、どないですか・・・?」
怜「・・・ん・・・うん・・・外に纏ってるチョコからはアルコールの香りがほんのりあって、噛んでいくと中からミルクチョコソースがあふれてきて、ボールケーキに絡まって・・・」
怜「・・・めちゃおいしい!」
竜華「どれどれうちも一つ・・・」パク モグモグ
竜華「・・・!うん!すごいおいしい!絹ちゃんはよ食べてみ!」
絹恵「い、いただきます」パク モグモグ
絹恵「・・・おいしい・・・!」
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 23:11:26.43 ID:DUp9WFGh0
3:56PM
絹恵「すぅ・・・すぅ・・・」
竜華「あれ~?絹ちゃ~ん?」ツンツン
絹恵「んん・・・んぅ・・・」スゥスゥ
竜華「ふふ~。ちょっとお酒入っただけでこんななってまうなんてなぁ」フフッ
怜「・・・・・・」ポー
怜「・・・りゅうかぁ・・・」ポー
竜華「ん~?なに~?」
怜「ひざまくらぁ~・・・」ポスン
竜華「ふふ。おいで~」ナデナデ
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 23:17:02.00 ID:DUp9WFGh0
4:45PM
清水谷家・リビング
絹恵「・・・ん・・・・・・あれ?」フワァァ
絹恵「いつのまにソファーで・・・」ボー
絹恵「あっそういえば・・・・・・ブランデー入りのフォンデュ食べて・・・そのまま寝てもうたんか・・・」
絹恵「人の家でこんな寝てまうとは・・・失礼なことしてもうた。2人はどこ行ったんやろ」トットット
アアッ・・・アンッ・・・ ハァ・・・ハァ・・・・・・
絹恵「・・・ん?」ピタッ
トキッ・・・アッ、トキィッ・・・!
リュウカァッ!・・・ハァッ
絹恵「この部屋からや・・・」ソーッ
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 23:19:59.05 ID:5lNx/ABD0
客人来てんのになにしとんねんwww
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 23:21:58.95 ID:DUp9WFGh0
竜華の部屋
竜華「あっ、ときっ!そこ・・・そこぉっ・・・!」ハァハァ
怜「んっ・・・りゅうかぁ・・・・・・」レロレロ チュパッ
竜華「あんっ!・・・あかん、もうきそうや・・・はぁん!」
怜「う・・・ちもやっ・・・!一緒に・・・いこ・・・っ?」クチュクチュ
竜華「あっ!あっ!あっ!ときっ!ときっ!ときっ!あああぁっ!!」ビビクン
怜「りゅうかぁ!りゅうかぁ!あああっ!」ビビクン
竜華「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」トローン
怜「はぁっ・・・・・・はぁっ・・・・・・」トローン
絹恵(ええええ!?あわわわわあかんもん覗いてもうた・・・///)
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 23:27:35.47 ID:DUp9WFGh0
絹恵(あれから40分、あの二人はあれをしてた)
絹恵(あのあとすぐにリビングに戻ったけど、終盤になるとリビングまで声が聞こえてきた)
絹恵(まさかあの二人がそういう関係やったとは)
キィッ ガチャッ
竜華「あっ絹ちゃん。おはようさん。いつ起きたん?」
絹恵「今ちょうど起きたとこです。すみません勝手に寝てしまって」アハハ
竜華「ええよええよ。もとはと言えばブランデー入れすぎた怜のせいやから」
怜「竜華がてきとうでいいって言うから・・・」
絹恵「あはは。でも、お酒が入ってたせいか、その分おいしかったです」ニコッ
竜華「お口にあったみたいでなによりや」ニコッ
怜「・・・」キュッ(竜華の袖をつかむ)
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 23:30:37.49 ID:DUp9WFGh0
絹恵「今日はいろいろと手伝ってくださって、ほんまにありがとうございました」ペッコリン
竜華「こちらこそ、おいしいもん食べさしてもらって。おおきにな」
怜「たいした手伝いもできんでごめんな。なんか試食だけしにきたみたいやわ」テヘ
絹恵「いえいえそんな。怜さんもいろいろありがとうございます」
竜華「またうちらにできることがあったら、いつでも連絡してな!待ってるし」
怜「いつでも遊びにきいや~」フリフリ
絹恵「はいっ!ありがとうございます。じゃあ今日はこれで失礼します!」
竜華・怜「「またね~」」フリフリ
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 23:35:05.51 ID:DUp9WFGh0
6:49PM
絹恵「ただいまー」ガチャッ バタン テッテッテ
絹恵「あれ?ただいまー」
シン・・・・・・
絹恵「お姉ちゃんどっか出掛けてんのかな?」
絹恵「あ、手紙。お姉ちゃんからや」
『晩ごはんまでには帰れると思う。あ、晩ごはんはからあげにしてくれると色々助かる お姉ちゃんより』
絹恵「なにが助かるねん」フフッ
絹恵「よーし。もうひと頑張りしますかっ!」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 23:42:05.02 ID:DUp9WFGh0
8:10PM
洋榎「ただいまー」ガチャッ バタン
絹恵「あ、お姉ちゃんおかえりー。もうご飯用意できてるよ」
洋榎「お。なになに?からあげ?」
絹恵「うん。だって唐揚げやとお姉ちゃん色々と助かるんやろ?」クスッ
洋榎「おおーさすが絹!うちは信じとったでー!」ダキッ スリスリ
絹恵「ふふっ。ほらはよ手洗ってうがいして。はよ食べよ?」
洋榎「らじゃー!」
絹恵「ほんじゃ」
洋榎「・・・おう」ジュルリ
洋榎・絹恵「「いただきまーす!」」
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 23:47:20.53 ID:DUp9WFGh0
11:47PM
絹恵「ふぅ・・・今日は疲れたなー」
絹恵「竜華さんと怜さん、やっぱいい人やなぁ」
絹恵(でもあの二人は・・・・・・)
絹恵「・・・・・・///」プシュー
絹恵(あ、あかんあかん!あんなん思い出したら・・・)ジュン
絹恵「・・・・・・うう///」
絹恵「ちょっとくらい・・・いいよね」ヌルッ
絹恵「んっ・・・///」クチュ
絹恵(もしお姉ちゃんがあんなことしてきたら・・・どうしよ)クチュ ヌルッ
絹恵「んっ・・・んんうっ・・・!あっ・・・!」ビビクン
絹恵「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
絹恵「・・・・・・寝よ」
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 23:51:32.04 ID:DUp9WFGh0
洋榎の部屋
洋榎「ふぅ・・・今日は疲れたなー」
洋榎「あいつらやっぱ相変わらずええやつやなぁ」
洋榎「しっかしあの二人がああいう関係やったとは・・・・・・・」
洋榎「・・・・・・///」
洋榎(あかんあかん!何思いだしてんねん!)
洋榎(ん?・・・なにこの感じ・・・?股が熱い・・・)ジュン
洋榎「・・・・・・」サワ ヌルッ
洋榎「!?」ビクッ
洋榎「・・・///」
洋榎「・・・・・・寝よ」
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 23:51:55.43 ID:DUp9WFGh0
バレンタイン下準備編
カン
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/08(金) 23:52:36.09 ID:DUp9WFGh0
支援保守ありがとうございました
次回はバレンタイン本編をお送りするつもりです
また会いましょう よい夢を