【咲-Saki-SS】穏乃「山だよ!」淡「壁でしょ!」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 15:50:17.59 ID:BqKhxxzr0

昨日俺は山へ脚を運んだ

今日俺は海へ脚を運んだ

明日はどこへ運ぼうか

俺は頭を抱えた

実は昨日から手を焼いている
…案外骨が折れる

電話が鳴っている
重い腰を持ち上げた
友人に頼むむねを確認し
明日までには終わらせようと腹をくくった

代行

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 15:52:12.23 ID:m0NBATsj0

なんですかこれは(驚愕)

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 15:52:37.32 ID:rCqDhfxb0

って何で俺君が!?

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 15:53:18.21 ID:j/qrtjRE0

淡「シズノは全然分かってない!」

穏乃「分かってないのは淡の方だろ!」

咲「あ、淡ちゃんに穏乃ちゃん」

淡「サキ!サキは当然壁でしょ?」

穏乃「何ってるんだよ、山だよね?」

咲「えっと、二人とも何の話をしてるの?」

淡穏「おっぱいの話」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 15:57:03.20 ID:RhnKM93AO

本文適当言っても許容範囲はあるやろ・・・!

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:03:15.29 ID:j/qrtjRE0

穏乃「おっぱいはなあ!柔らかいものなんだよ!」

穏乃「手でこう、ぎゅっと!わしづかみにできるものをおっぱいって言うんだ!」

穏乃「顔をうずめたくなるようなあの大ボリューム!」

穏乃「山のようにそびえたつおっぱい!それ以下のものは、ただの胸部だ!」

淡「シズノは小さいおっぱいを触ったことがないからそんなことが言えるんだよ!」

淡「あるかどうかもわからないかすかなふくらみに手をかけた時のあのドキドキ!」

淡「触る前のイメージからは想像もつかないあのかすかな柔らかさ!指先からかすかに感じる鼓動の高鳴り!」

淡「でかいだけのおっぱいなんて、ただの肉だよ!」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:05:48.86 ID:j/qrtjRE0

淡「サキ!サキはどっちだと思う?」

咲「私は……」

壁or山
>>12

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:06:31.35 ID:YAHNjQLE0

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:08:45.33 ID:0tTR2akF0

川ってなんだ

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:10:54.71 ID:rj+3z2gLP

テルテルのよだれが胸に垂れテル様子を川に例えたのか

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:14:13.01 ID:j/qrtjRE0

咲「川、かな」

穏乃「川?」

咲「激しく運動して汗だくになった時、汗が流れるでしょ?」

咲「それが首筋を伝って流れ落ちるの。肌に沁みこみながら」

咲「立ち上るほのかな香りと、血色のよくなった肌色。光を反射してきらきらと輝く水分」

咲「私が魅力を感じるのは、そんなおっぱいなの」

咲「大きさとかは、あんまり気にしないかな」

穏淡「……あ、はい」

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:14:20.49 ID:RhnKM93AO

代行も安価も問題児ばっかりですよー

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:16:22.38 ID:j/qrtjRE0

淡「どーすんのシズノ、サキが想定外の方に突き抜けちゃってるよ」

穏乃「これじゃ決着がつかないな……別の人を探そう」

誰に聞きに行く?
>>22

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:17:40.66 ID:YAHNjQLE0

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:18:32.61 ID:42TFHdsP0

おもちマイスターの玄があらわれた

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:26:30.65 ID:j/qrtjRE0

玄「穏乃ちゃんは私を馬鹿にしてるのかな?」

穏乃「まあまあ。びしっと言ってあげてくださいよ」

玄「山」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:29:45.53 ID:j/qrtjRE0

玄「薄いおもちの方が価値がある?何を寝ぼけたことをほざいてるのですか?」

玄「おもちに大きさ以外の評価基準があると思ってるんですか?」

玄「バカバカしい。大きなおもちこそ正義。これは真理なのです。疑うことすらおこがましい」
淡「ずるいずるいずるい!こーいう時は中立な審判を立てるもんでしょ!」

穏乃「私が決めていいって言ったのは淡じゃんか!」

淡「シズノがこんな卑怯な真似をするとは思わなかったんだもん!」

穏乃「わかったわかった。じゃあもう一人ジャッジを探しに行こう」

淡「くっそー……私に賛成してくれそうな人っていったら……」

聞きに行く人
>>32

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:31:49.94 ID:eRgK/fbR0

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:34:30.29 ID:j/qrtjRE0

淡「菫先輩!」

菫「今までどこに行ってたんだ、まったく……お前にはこれからの白糸台を背負っていく者として」

淡「菫先輩は小さいおっぱいと大きいおっぱいどっちが好きですか!?」

菫「」

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:39:05.43 ID:j/qrtjRE0

菫「待て……待て淡、何をふざけて」

淡「ふざけてなんかない!」

穏乃「弘世さん、これはまじめな話なんです。そのつもりで答えてください」

菫「いや、大きいか小さいかと言われても……個人の趣味だろうし」

淡「そんなあいまいな答えは聞いてない!どっちなのか、はっきり答えてください!」

菫「」

淡(私の観察によれば、菫先輩はテル大好きっ子なはず……これなら勝てる!)

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:40:54.64 ID:RhnKM93AO

むっつりシューター菫という風潮は流行っていい

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:45:56.41 ID:j/qrtjRE0

菫(落ちつけ弘世菫……ここでどちらのおっぱいと答えても大した問題にはならないはずだ)

菫(別に誰のおっぱいと問われているわけではない……後で問い詰められても一般論でごまかせる)

菫(しかし淡のこの剣幕……なにかあると考えるべきだ)

菫(逆のおっぱいを答えた瞬間、彼女が扉の向こうから現れる、くらいは想定しておいた方がいい)

菫(つまり、正直に答えるのが一番ダメージが少ない……はずだ)

菫「分かった。答えよう」

菫「私の好きなおっぱいは……」

>>44

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:49:50.11 ID:7CV7IOGN0

筋肉モリモリマッチョマン

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:50:15.21 ID:42TFHdsP0

収拾がつかなくなってまいりました

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:51:09.84 ID:3S3dPyyR0

菫さんに変な属性が

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 16:56:50.35 ID:j/qrtjRE0

菫「き、筋肉モリモリマッチョマンだ!」

淡「」

穏乃「ほう」

菫「丸みを帯びただらしない胸部などけしからんにもほどがある!かといってまっ平らな胸部というのもそれはそれで不健康すぎる!」

菫「やはり筋肉、これに限る!引き締まった大胸筋の美しさに勝るものはない!」

ガシャーン

菫「はっ!?」

照「菫……」

宥「菫ちゃん……」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 17:03:54.73 ID:j/qrtjRE0

照「知らなかった……菫にそういう趣味があったなんて」

菫「いや、違うんだ。これはその、アレだ」

宥「分かってる。なにも言わないで、菫ちゃん」

照「私たち、頑張るから」

菫「何をだ!?」

宥「菫ちゃん好みの筋肉になれるように、いっぱい筋トレするよ」

照「菫の眼鏡にかなうように、鍛えなおして戻ってくるから……その時まで、待ってて欲しい」

菫「いや、行かなくていいから!待て、二人とも待てったら!おーい!」
淡「……さ、次いこっか」

穏乃「そうだね」

聞きに行く人
>>57

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 17:07:10.66 ID:rCqDhfxb0

すばら先輩

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 17:22:00.65 ID:j/qrtjRE0

煌「胸の大きさ……ですか」

淡(気遣いの出来るこの人なら、私たち二人の胸を見ればどちらの答えが傷つかないか分かってくれるはず!)

煌「お二人とも、何か勘違いされているようですね」

淡「へっ?」
煌「長野にいた頃に、それはもう大きな胸を持つ後輩がいました」

煌「彼女の胸はすばらしいものでしたが、不幸なことに彼女はそれを捧げるべき相手を持っていませんでした……」

煌「そしてこの新道寺の部長は、お世辞にも大きな胸を持つとは言えません」

煌「しかし、彼女には愛し合う人がいます。彼女の小さな胸は、その恋人にとってどんな大きな胸よりも大きな価値を持っているでしょう」

煌「形の大小などは大した問題ではありません。大事なのは>>63」

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 17:26:01.59 ID:rj+3z2gLP

愛した人の好みに合うこと

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 17:31:34.86 ID:j/qrtjRE0

煌「だいじなのは、愛した人の好みに合うことなのです」

煌「だから、そう自分を卑下することはないのですよ……高鴨穏乃さん」

穏乃「!」

淡「シズノ……まさか」

穏乃「そうだよ……私は玄さんが好きなんだ」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 17:35:35.55 ID:j/qrtjRE0

穏乃「でも、いくら気持ちを伝えようとしても、玄さんにとっては私なんて眼中にないんだ」

穏乃「玄さんの好きなのは大きなおもちだから……だから結局、私のおもちなんて意味がないんだよ」

穏乃「好きな人の好みに合わないおもちなんて……無価値なんだ」

淡「シズノのバカっ!」ビンタパシーン

穏乃「っ!」

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 17:39:47.03 ID:j/qrtjRE0

淡「シズノは大ばかだよ……」ギュッ

穏乃「淡……」

淡「私が小さなおもちが好きなのは、シズノが好きだからなのに!」

穏乃「っ!」

淡「私じゃダメなの?私がシズノのおもちに価値を与えてあげることはできないの?」

穏乃「……」

『大事なのは、愛した人の好みにあうこと』

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 17:44:57.10 ID:j/qrtjRE0

穏乃「……ありがとう、淡」

淡「!」

穏乃「今までの私は玄さんの価値観にとらわれて、自分の気持ちに正直に向き合えてなかったみたいだ」

穏乃「でも、淡のおかげで目が覚めたよ。今なら胸を張って言える!」

穏乃「私が好きなのは>>73」

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 17:46:08.03 ID:0tTR2akF0

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 18:25:15.53 ID:opxEa7Yt0

>>73は新子ですね・・・間違いない

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 17:48:47.73 ID:7cA8ERK20

えっ

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 17:50:14.71 ID:j/qrtjRE0

穏乃「私が好きなのは憧だったんだ!」

淡「は?」

穏乃「私は憧が好きだ!」

淡「ちょっと待ってよ!さっきまでクロが好きとか言ってたくせに心変わり早すぎでしょ!ていうか今の流れなら私を選ぶのが当然じゃないの!?」

穏乃「しょうがないだろ!好きなものは好きなんだから!」

穏乃「それに思い出したんだ」

憧『私はシズの小さい胸も可愛いと思うわよ』

穏乃「って言ってくれたことを!」

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 17:51:45.35 ID:/CX8jysH0

憧さん大勝利

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 17:54:00.25 ID:j/qrtjRE0

穏乃「こうしちゃいられない、今から憧に告白してくる!」

穏乃「あ、勝負は淡の勝ちでいいから」

穏乃「じゃあねっ!」ダダダッ

淡「ちょ、待ってよシズノ!納得いかない!こんなの絶対おかしいよ!」

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 17:57:41.04 ID:j/qrtjRE0

穏乃「あこーーー!好きだーーー!」

その告白は、春先の桜が咲き始めた吉野の山にこだまして、はるか遠くまで響き渡ったという―――
淡「絶対諦めないんだからねー!」

カン!

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/19(火) 18:00:35.16 ID:rj+3z2gLP


菫たその行く末が気になる

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