【白糸台SS】照「プールに行こう」菫「行かない

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 14:52:46.40 ID:ghAXAiw/0

照「プール、行こう」

菫「行かない。ひとりで行け」

照「行こう」

菫「行かないっていってるだろ。何なんだ急に」

照「夏だし、プール行きたい」

菫「本音は?」

照「咲が友達とプール行くって言うから、偶然を装って会って色々セクハラしたい」

菫「だめだな」

照「……」

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 14:56:30.29 ID:ghAXAiw/0

照「行こう」

菫「駄目だ」

照「……分かった仕方ない。そういうことなら仕方ない」

菫「……何が分かったんだ?」

照「菫、太って水着が入らなくなったということが分かった」

菫「は、はぁ!? ふざけるな、私は太ってなんか」

照「分かってる。分かってるから」

菫「いや、分かってないだろ!」

照「仕方ない。淡誘ってプール行く」

菫「この……分かった行く! 行ってやる! 私は太ってなんかない!」

照「そう……じゃ明日十時くらいから集合。淡たちも誘う」

菫「いいだろう。何人でも連れてくるがいい!」

照「……ちょろい」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:05:08.20 ID:ghAXAiw/0

翌日

照「おはよ」

淡「おはようございます」

菫「ああ、おはよう……何だ、結局この三人か」

照「渋谷と亦野にも声かけたけど、急用があるって断られた」

菫「そうか」

菫(逃げたな)

淡「それは残念ですね」

淡(逃げましたか)

照「本当に残念……」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:12:39.17 ID:ghAXAiw/0

照「でも仕方ない。私たちだけで行こう」

菫「そうだな」

菫(あー面倒くさい……どうして止めなかったんだろう)

淡(本当ですよ。宮永先輩とプールだなんて。どうして止めなかったんですか?)

菫(いや、私も止めようと思ったんだが、口車に乗せられてしまって……)

淡(一体何て言われたんですか?)

菫(……聞かないでくれ)

照「~♪」ルンルン

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:17:57.28 ID:ghAXAiw/0

照「さっさと着替えてプール行こう」

菫「あ、ああ、先に行っててもいいぞ」

照「そう?」

淡「でも入口付近で待ってていくださいね。離れると見つけるの面倒なので」

照「分かった」ダッ!

菫「こらっ! 走るな……全く、なんであいつはああなんだ」

淡「普段はクールな人なんですけどね……咲さんが絡むと、まるで子供ですよ」

菫「子供はあそこまで性に貪欲じゃない」

淡「まぁそうですね……あれ? 先輩あれ」

菫「ん? ……あ、渋谷亦野、何でここに……おい渋谷、亦野」

渋谷「え? ……!? な、何でここに先輩が」

亦野「み、宮永先輩と海に行ったはずじゃ……」

淡「ああ、騙されたんですね。宮永先輩に」

菫「観念しろ。お前らは今日一日照の見張り役に任命してやる」

渋谷「そ、そんな……」

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:24:22.84 ID:ghAXAiw/0

亦野「わ、私急にお腹が……」

菫「そうか、じゃあ仕方ない。照に行って一緒に休憩室に行ってもらうか」

亦野「……」

渋谷「行ってらっしゃい」

淡「どうぞ行って来てください」

亦野「な、治りました!」

菫「そうか。それじゃ水着に着替えて照の世話な」

亦野「……」

渋谷「ドンマイ」

菫「渋谷もだぞ?」

渋谷「……」

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:30:56.31 ID:ghAXAiw/0

菫「着替え終わったか?」

淡「はい……菫先輩、競泳水着とかじゃないんですね。普通のビキニですか」

菫「は? 私は競泳はやらないが」

淡「いえ、似合うかなと」

亦野「着替え終わりました」

渋谷「……私も」

淡「あ、亦野先輩は競泳水着ですか」

亦野「泳ぐの好きだからね……今日は泳げそうにないけど」

渋谷「胃が重い」

菫「それはお茶の飲み過ぎだろう……さ、行くぞ」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:33:12.02 ID:iJEdoXPh0

なんでや・・・
菫先輩は競泳水着やないとアカンやろ

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:34:30.63 ID:ghAXAiw/0

淡「さて……宮永先輩はどこですかね?」

菫「……あいつ入口で待ってろって言ったのに」

亦野「……このまま見つからないといいなぁ」

淡「……あれ? 渋谷先輩は」

係員「だめですよ」

渋谷「……ど、どうしても?」

淡「……渋谷先輩、何やってるんですか」

渋谷「お、お茶と湯呑、持ち込み禁止だって」

淡「……当たり前ですよ。さぁ行きましょう」

渋谷「ま、待って! もう少し交渉を!」

淡「あとでペットボトルのやつ買ってあげますから! これ以上面倒増やさないでください」

渋谷「お茶……」

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:37:00.59 ID:iJEdoXPh0

プール来てまで熱いお茶飲みたいのか・・・

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:37:58.76 ID:ghAXAiw/0

菫「さて、あいつはどこに……」

淡「あれじゃないですか?」

菫「うん? どこだ?」

淡「あそこで細身の女の子に襲いかかってる女性」

菫「……あれだ。行くぞ淡!」

淡「ラジャ!」

亦野「あ……行っちゃった……」

渋谷「お茶……」

亦野「尭深、向こうに行ってよっか。自販機もあるし、あそこでならお茶もいいみたいだよ」

渋谷「……分かった」

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:43:26.78 ID:ghAXAiw/0

照「咲ぃ! 水着の咲可愛い咲!」

咲「な、何でここにお姉ちゃんが……うわ、だ、抱きつかないで溺れちゃう!」

照「溺れて、愛の海に!」

咲「お姉ちゃんここはプールだよ! 物理的に溺れちゃうよ!」

照「咲ぃ!」

菫「照、落ち着け! 淡、引き剥がすぞ!」

淡「はい! ……あ、手が滑って」バシャン

照「う、うわ、危な!? 何するの二人とも!」

菫「何するのはお前だ……」

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:47:52.44 ID:ghAXAiw/0

菫「全く、お前はいつもいつも……」

照「……すみません」

淡「はぁ……大丈夫ですか?」

咲「は、はい。ありがとうございました」

淡「いえ、ちゃんと監視していなかったこちらの責任なので」

咲「いつもいつも姉がお世話になっています……」

菫「だからなぁ、お前は……」

照「もう、うるさ長い」エイッ

菫「……?」

淡「あ……」

咲「む、胸! 菫さん、胸!」

菫「……!?」

照「秘技水着取り」

菫「い、いやあああああ!」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:50:50.20 ID:ipB5bHRs0

男子禁制なので

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:53:24.81 ID:FB8fnb8i0

菫さんがお嫁に行けなくなっちゃう

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:54:34.80 ID:ghAXAiw/0

照「い、痛い……殴るなんて酷過ぎる」

咲「酷いのはお姉ちゃんだと思うよ……」

菫「……」

淡「先輩、似合いますねぇ。美しいですよ……でも、競泳水着なんてよく売ってましたね」

菫「……まぁな。これなら取られることはないだろう」

淡「そうですね。いざとなったら後ろに隠れさせてもらいます」

菫「……ああ、もう盾代わりでもなんでも使ってくれ」

照「……ふっ、甘い。私の秘技水着取りを競泳水着にすると、ところどころ破けてある意味全裸よりエロい状態にすることができる」

菫「くっ、秘技淡バリア!」

淡「せ、先輩!?」

菫「いざとなったら淡を盾代わりにしよう」

淡「や、やめてください!」

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:59:41.37 ID:ghAXAiw/0

照「さてと……咲、一緒に泳ごう。ウォータースライダー行こう」

咲「い、いや、私は和ちゃんや優希ちゃんと一緒に来てるし……」

照「行こう!」ガシッ

咲「で、でも……」

照「……秘技水」

咲「行く! 行くよ! 一緒に行こうお姉ちゃん!」

照「うん」

咲「ううっ……」

淡「……私、本当に宮永先輩の妹じゃなくてよかったと思いますよ」

菫「……全くだな」

咲「た、助けてください!」

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:40:59.17 ID:ghAXAiw/0

照「さぁ、滑ろう。一緒に滑ろう」ギュッ

咲「あ、うん。滑るけど……そこまで抱きしめしなくても……」

照「レッツゴー」

咲「え? ま、まだ心の準備が……きゃああああ!」
淡「楽しそうですね」

菫「そうか?」

淡「行ってみただけです」

菫「そうか……さて、あの二人は」

淡「たぶん食事のスペースですよ。あそこならお茶とかも飲めますし」

菫「そうだな。とりあえずあの二人と合流しよう」

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:47:37.74 ID:ghAXAiw/0

渋谷「お茶、美味し」ズズ

亦野「……それ何杯目?」

渋谷「分からない」

亦野「そう……あんまり飲んでお腹壊さないでね」

渋谷「分かってる」ズズ

菫「……やぁ、二人とも」

亦野「え? ……す、菫先輩!?」

渋谷「ぶっふっ!? お、お茶、鼻に入った……」ゴホゴホ

亦野「す、菫先輩……すみませんでした」

菫「別に謝罪してほしいわけじゃない。逃げたことに関しては怒ってないんだ」

亦野「ほ、本当ですか?」

菫「嘘だ。帰ったら手足縛って際どい水着着せたまま照の前に皿に載せて出してやるから覚悟しておけ」

亦野「す、すみませんでした!」

渋谷「ううっ……お茶が変なとこに入って……」ズズ

淡「あ、まだ飲むんですね」

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:57:16.67 ID:ghAXAiw/0

照「楽しかった。咲、次は二人で……あれ? 咲?」
咲「逃げてきちゃった……ま、まぁいいよね。みんな探さなきゃいけないし……どこだろう?」

優希「あ、咲ちゃん! やっと見つけたじぇ」

咲「あ、優希ちゃん! 良かったぁ。もう会えないかと……」

優希「みんな向こうで待って……咲ちゃん、その水着……」

咲「え? ……な、何で破れてるの!」

優希「むむ、これはなかなかのエロティックさだじぇ……やるなぁ咲ちゃん!」グッ!

咲「ううっ……み、見ないで」
照「折角滑ってる最中に秘技使ったのに……見れなかった」

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:00:11.06 ID:iJEdoXPh0

やりやがった・・・
あわあわが犠牲になるか・・・(´・∀・`)ニタァ

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:02:36.47 ID:ghAXAiw/0

菫「さて……少しお腹すいたし、私たちも何か食べるか」

淡「え? でも宮永先輩放っておいても大丈夫でしょうか?」

菫「大丈夫だろう。そう信じている」

淡「……その根拠は」

菫「妹が一緒だからな。他の客には手出しすまい」

淡「……咲さんは生贄ですか」

菫「さて、そういうことだから何か頼もう」

淡「そうですね……何にしましょう」

菫「色々売ってるな。海の家みたいだ……私は焼きそばにするか」

淡「私は……少し冷えたのでラーメン頼みますね」

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:06:39.72 ID:ghAXAiw/0

菫「それじゃ、いただきます」

淡「いただきます……うん、結構おいしいですね」モグモグ

菫「そうだな。こういう所にしてはちゃんと作っている……」モグモグ

照「……少し味見させて」

菫「いいぞ。ほら」

照「あーん……うん美味しい」モグモグ

菫「だろ……」ヘッドバッド

照「いっつぁ……な、何するの?」

菫「うるさい、私も結構痛い。ていうか、何でお前がここにいるんだ!」

照「咲に逃げられた……」

淡「それは残念でしたね」

淡(咲さんが無事でよかった)

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:10:42.33 ID:ghAXAiw/0

菫「渋谷亦野、縛れ」

亦野「ラジャ」

照「……ひどい」

菫「うるさい。そのままプールに放り込みたいくらいだ」

照「そうして私が溺れたところで救助して、人工呼吸というの名のキスを……」

菫「しない。黙れ」

照「じゃあ、私が今度咲に試してみよう」

菫「淡、何か口をふさぐもの持ってないか?」

淡「持ってます。先輩、失礼しますね」

照「んぐ……んーんー!」

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:12:08.08 ID:HaSk34Ny0

どんどん手慣れてきてる白糸台の面子

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:12:31.15 ID:iJEdoXPh0

水着姿で縛られるって・・・ステキやん

99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:18:50.57 ID:ghAXAiw/0

淡「さて、お腹もいっぱいになりましたし……どうしましょう」

菫「どうしましょうって、折角プール来たんだし泳ごう」

亦野「じゃ、じゃあ私たちも」

渋谷「泳ぎたい」

菫「照の見張り番がいる」

亦野「……え?」

渋谷「」ズズ!?

菫「一人でいいが……じゃんけんだな」

亦野「じゃ、じゃんけんって……二人でですか?」

菫「当然だ」

渋谷「……仕方ない」

亦野「そうだね……いくよ!」

渋谷「じゃん!」

亦野「けん!」
どっちが勝ったか>>105

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:20:50.55 ID:gsw6oVHq0

照が勝ったので見張りは照がやる

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:24:50.94 ID:ghAXAiw/0

渋谷&亦野「ポン!」

渋谷「」チョキ

亦野「」チョキ

照「」グー

照「やったー! 勝ったー!」

菫「お前が勝ってどうする!」ヘッドバッド

照「いたっ!」

淡「ていうかどうやって縄抜けたんですか……」

照「まず咲の全裸を想像して」

淡「あ、縄抜けの解説はいいです」

菫「今のは縄抜けの解説なのか……?」

119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:29:25.45 ID:ghAXAiw/0

菫「しかし、これじゃ見張り番も何も役に立たないな……」

淡「そうですね」

亦野「じゃ、じゃあ……」

菫「仕方ない、全員で行こう。照もつれてって、ずっと監視するしかない」

渋谷「私たちも泳げる」

照「やった!」

淡「……大丈夫なんですか? いっそのことこのまま帰った方が」

菫「確かにこのまま帰った方が得策かもしれない。だがな淡、それよりもだ」

淡「はい」

菫「私はプールで遊びたいんだ。まだ来てから泳いですらいないしな」

淡「それは……私もです」

菫「異論はないな」

淡「はい」

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:38:04.28 ID:ghAXAiw/0

照「秘技水着取り!」

亦野「きゃあ! ま、待って……た、助け……!」

渋谷「誠子、あなたのことは忘れない……!」ダッ!

照「逃がさない!」

渋谷「い、いや……ま、きゃあ!」
菫「うん、実に平和だな」

淡「いや、どこからどうみても阿鼻叫喚……」

菫「私たちは、平和だな」

淡「……そうですねぇ」

129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:41:26.50 ID:ghAXAiw/0

照「次、次の獲物は……」

渋谷「ううっ……お嫁に行けない」グスッ

照「……! 淡いいいい!」

淡「せ、先輩! こっちきました、先輩!」

菫「落ち着け淡。まだ距離がある。深呼吸しろ」

淡「は、はい」スーハースーハー

照「淡、菫。覚悟!」

淡「き、来た!」

菫「何の、淡バリア!」

淡「え。せ、先輩!?」

照「せいっ!」

淡「きゃあ!」

131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:42:26.04 ID:HaSk34Ny0



の裏切り

134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:44:02.96 ID:ghAXAiw/0

淡「わ、私の水着!」

菫「淡、胸隠せ」

淡「え? あ、ああ」

照「淡……」

淡「な、何ですか?」

照「……可愛い!」ダッ

淡「あ、抱きつかないでください! お、おぼ、溺れる……」

菫「おい、照やりすぎだ。落ち着け!」

照「え? あ、足つった……わ、私も溺れ……」

菫「おい!」

136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:49:21.68 ID:ghAXAiw/0

淡「う、うーん……」

菫「大丈夫か? 淡」

淡「は、はい……何とか」

菫「そうか」

淡「あ、あの……照先輩は」

菫「ああ、淡の胸を『生乳!』って叫びながら揉みまくった後、亦野と渋谷に連行されていった」

淡「そうですか……え?」

菫「しかしお前が無事でよかった」

淡「いや、そうじゃなくて、今何て……え?」

140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:55:43.30 ID:ghAXAiw/0

菫「無事でよかったよ」

淡「聞いた限りでは全然無事じゃない気が……」

菫「ああ、でも人工呼吸が必要なくらいだったし、救急車は一応病院行こうな」

淡「はい……え? 人口呼吸ですか?」

菫「ああ、心臓は止まっていなかったが、何かのショックで止まったのか呼吸してなかったからな」

菫「私は何回か人工呼吸の指導受けたことあるし、やり方も覚えていたから」

淡「は、はぁ……てことは菫先輩が?」

菫「……何か問題があったか?」

淡「い、いえ……別に」

菫「? まぁいい。道が混んでいて遅いらしいが、さすがにもうそろそろ救急車がくるだろう」

菫「バッグとか取って来てやるから、ロッカーのカギ貸してくれ」

淡「は、はい……」

菫「それじゃ、行ってくる」

淡「は、はい……人工呼吸ってキスとは違うか。で、でも」

淡「……考えれば考えるほど顔熱くなってきた……少し、横になろう」

141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:57:20.12 ID:ghAXAiw/0

照「……私が人工呼吸したかった」

亦野「はいはい行きますよー」

渋谷「宮永先輩がやったら、人工呼吸じゃなくてただのキス」

照「仕方ない、今度咲を溺れさせてやろう」

照「待ってて咲」
咲「」ビクッ
終わり

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする