【咲-Saki-】竜華「膝枕して欲しいん?」淡「うん」SS

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 22:32:14.48 ID:tw/Zz58v0

淡「りゅ~かちゃん!」ヒョコッ

竜華「なぁ、うち3年生やで?せめてさん付けやろ~?」

淡「えぇ、やだあ」プイッ

竜華「いやなんやったら、置いてくでー」

トコトコ

淡「え、だ、だめだよー待ってー」アセッ

トットコトットコ

竜華「まったく白糸台はどんな教育しとるんやろ」ハァ

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 22:34:28.75 ID:tw/Zz58v0

淡「…私って迷惑かな?」ウルッ

竜華「えっ、いや、そんなことはないねんけど…」

淡「ねぇねぇ、私たこ焼き食べたいよー」

竜華「切り替えはやっ!…ええよ、ほな、行くでー」

淡「うん♪」(腕組み)

竜華「ちょ、何でそんな引っ付くん?//」

淡「えへへ、りゅーかちゃん照れてるぅ」

竜華「そ、そんなんちゃうわ!もう、なんやねんこの子…」

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 22:37:36.88 ID:tw/Zz58v0

たこ焼き屋さん到着
竜華「ほら、着いたでー」

淡「ん~なんかいい匂いだねー」クンクン

竜華「買うてあげるで、なにがええ?」

淡「え、ほんと!?りゅーかちゃん大好き~」スリスリ

竜華「ちょ、もう//」

淡「じゃあ、これの10個入りお願いしまーす」

たこ焼き屋のおっちゃん「あいよー、ちょっと待っててなー」

淡「本場のたこ焼き楽しみだなぁ」ニコニコ

竜華「大星さんは表情がコロコロ変わっておもろいなぁ」クスクス

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 22:41:15.74 ID:tw/Zz58v0

淡「む!あわい!そう呼んでって言ったじゃん!」プンプン

竜華「せやけどやなあ」

淡「ふん、りゅーかちゃんのばか」プイッ(腕を離す)

たこ焼き屋のおっちゃん「ほい、でけたでー。500円なー」

竜華「あ、は、はい。ほなこれで、ちょうど」

たこ焼き屋のおっちゃん「おおきにーまた来てなー」

竜華「…お、大星さん?行くで?」グイ(腕掴む)

淡「ふん、りゅーかちゃんのばーか」プイッ

トコトコ

竜華「あぁ、もう先行ったらあかんっ!ってそっち逆や!」アワアワ

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 22:44:31.58 ID:tw/Zz58v0

淡「りゅーかちゃんは私のこと嫌いなの?」

竜華「いや、そんなことはないけど…むしろなんでうちのこと好きなん?」

淡「…それは、その…りゅーかちゃんが可愛いから…//」ボソボソ

竜華「うちは大星さんにボコボコにやられてしもてな、自信喪失や…
しばらくは立ち直れへんかったんよ…そやから、なんか…ちょっとな」

淡「…やっぱり嫌いなんだ」ボソッ

竜華「いや、そうは言うてへんやろ?初めは戸惑ったけど懐いてくれるんは嬉しいし…」

淡「ほんと…?」(上目遣い)

竜華「うっ//(可愛い…なんやこの子…くぅ)」

竜華「ほ、ほんまやで?『好きです』って言われたんはびっくりしたけど…
しかも大阪まで急に来たんもびっくりしたけど…嬉しいで」

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 22:46:56.92 ID:tw/Zz58v0

ナデナデ

竜華「こんな可愛いらしい子に好きって言われて嫌な人はおらんよ」

ナデナデ

淡「っ//…じゃあ、淡って呼んで?」

竜華「うぅ…なんか恥ずかしいねん//」

淡「誰だっけ、あの、千里山の一年生も名前で呼んでるよ?」

竜華「泉か?そら泉は後輩やし…」ブツブツ

淡「…やっぱり嫌いなんだ」

竜華「あ、あんたはほんまに極端な子やなぁ…もう」

淡「ならはやく、ね?ほら、たこ焼き冷めちゃうしさ」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 22:50:27.23 ID:tw/Zz58v0

竜華「…う、…あ、あ、淡、あっちのベンチ座ろか?//」

淡「えへへ//う、嬉しい…行こ!」グイ(腕引っ張り)

竜華「あ、ちょっと走らんといてー!」アワアワ

公園のベンチ

竜華「ほら、まだ熱いし気ぃつけて食べるんやで?」

淡「うん、わかってるよー…あ、あっつぃ!」

竜華「ほら言わんこっちゃない」

淡「でもおいひーよ」モグモグ

竜華「そらよかったわ、なんか、あ、あ、淡が妹みたいに見えてきたわ」

ナデナデ

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 22:54:48.01 ID:tw/Zz58v0

淡「…やだ」

竜華「え?なにが?」

淡「妹なんかやだ。私はりゅーかちゃんが好きなんだよ?」(見つめる)

竜華「うぅっ、そらわかってるけども…でもそんなん急には難しいし…」

淡「…ごめん」

竜華「えっ、え?」

淡「私っていつもこうなの。強引で無理やりなの、…ごめん」

竜華「あぁもう…そういうとこだけ年下なんやから」

ナデナデ

淡「…迷惑だよね」

竜華「うちさっきからそんなこと一言も言ってへんやん?」

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 22:57:39.83 ID:tw/Zz58v0

淡「でも…」

竜華「淡が、その、可愛いからな…戸惑ってるだけや//」

淡「じゃあ私のこと好き?」

竜華「え、…それはまだようわからんねん」

淡「そっか…」

竜華「だって好きって言われたんついこないだやし…しかも電話やったし」

淡「で、ちゃんと会うのも今日が初めてだもんね、そうだよね」ショボン

竜華「淡のこと嫌いちゃうねん、可愛いなぁって思うねん。
でもまだ、なんやようわからんから…ごめんな」

淡「う、ううん!いいの!断られないだけましだもん!」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:00:42.67 ID:tw/Zz58v0

竜華「淡はええ子やね、可愛いわぁ」

淡「…じゃあ、園城寺さんとどっちが可愛い?」

竜華「うっ…(そんなもん即答できるわけないやん…)」

淡「ねぇ、どっち?私だよね?」

竜華「その自信はどっから出てくるんや…」ハァ

淡「りゅーかちゃんどっちぃ?」ユサユサ

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:06:07.31 ID:tw/Zz58v0

竜華「んー…どっちも、かなぁ(そうとしか言えへんやろこれは)」

淡「むぅ、つまんない」プイッ

竜華「ごめん…」ショボン

淡「うん、でもいいや。すぐに私のほうが可愛くなるだろうし!」

竜華「せやからその自信はどこから出てくんねん…」

淡「ねぇ、これからどこ行く?」

竜華「ほんでまた切り替え早いなぁ…って淡はどこ泊まるん?」

淡「決めてないんだよねーまあどっかあるよ」

竜華「年頃のこんな可愛い子がそんなん言うてたらあかんよ」

淡「う、うん…でも」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:09:29.25 ID:tw/Zz58v0

竜華「はぁもう、しゃーない。うち、来る?」

淡「いいの!?りゅーかちゃんの家!?」

竜華「ええよ、歓迎や。そうと決まったらはよ行こかー」

淡「やったぁ!えへへ、嬉しいなぁ…」

竜華「そんな喜んでもらえて嬉しいわ」

竜華「(この子、犬やったらしっぽが思いっきり振れてそうやな)」

竜華「(なんでうちなんか好きになってくれたんやろ…
うちはこの子の前で大失態やらかしてボロボロやったのにな)」

竜華「(うちのどこがええんやろ…まるでわからん…
けど、なんか、ちょっと、嬉しいわ…)」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:10:52.33 ID:jQJrZRX40

これは押し切られそう

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:12:24.91 ID:tw/Zz58v0

清水谷家、竜華の部屋
淡「りゅーかちゃんのベッドだぁ~!」スリスリ

竜華「…初めて来た人の家のベッドにダイブするってどうなん?」ハァ

淡「クンクン…りゅーかちゃんの匂い~」

竜華「ちょ、や、やめい!は、恥ずかしいやろ//」アワワ

淡「…私ね、ほんとに嬉しいんだ。」

竜華「そうか、そらよかった」

淡「りゅーかちゃん、あのね、私、りゅーかちゃんのどこが好きだと思う?」

竜華「さぁ…そこがようわからんねん」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:15:58.78 ID:tw/Zz58v0

淡「一目惚れなの、自分でも驚いちゃってるんだよ」

竜華「一目惚れなぁ…(ほんまかいな)」

淡「対局中、りゅーかちゃんから目が離せなかった…
試合が終わってもずっとりゅーかちゃんのことばっかり考えてて…」

竜華「…知らんかった(けどうちはこの子に負けて…千里山は…)」

淡「初めは自分の気持ちがよくわかんなくて…菫に相談したらね、
『それは好きってことなんじゃないのか』って言われてさー」

竜華「…弘世さんか」ポフ(ベッドに座る)

淡「そんなこと言われちゃったらもう好きだって気持ちが沸いてきてさ
で、唐突に『好きです』なんて電話しちゃったんだよね」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:17:45.71 ID:W50QtB1J0

押しかけ女房な淡もええな

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:18:57.83 ID:tw/Zz58v0

淡「あ、でもね、ただの一目惚れじゃないよ?菫がね、いろいろ教えてくれたの。
去年、りゅーかちゃんと戦ったって言ってたから」

竜華「しっかしほんま驚いたで、急に知らん人から電話かかってきてやな」

淡「『大星淡です、淡って呼んでください。
清水谷さんが好きです、りゅーかちゃんって呼んでもいいですか?』だっけ?」

竜華「そうや、そんなんやった、びっくりして…どっきりかなぁって思ったわ」

淡「私は本気だもん…ちょっと暴走しちゃっただけ
菫には順序がおかしいだろって怒られたけどさ…」

竜華「ほんで次の電話が、明日大阪行きます、やもんなぁ」

淡「ほんとにほんとに、迷惑じゃない?私すぐ周りが見えなくなって…」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:23:48.69 ID:tw/Zz58v0

竜華「迷惑ちゃうよ、淡といるとなんか楽しいねん」

淡「やった、嬉しいよ!」ガバッ(抱きつき)

竜華「あ、ちょ!」

ドタドタバタバタ

淡「あっ、ご、ごめん!//」

竜華「い、いや…えっと//」

竜華「(なんやこの状況…な、なんで淡が上に乗っかってるんや…)」
ガチャリ

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:29:02.52 ID:tw/Zz58v0

怜「竜華~急に来たらびっくりするかと思って来てみ…た…んやけど…」

竜華「と、怜!」

怜「え、なに、これっ…」

淡「お、園城寺さん…?」

怜「ご、ごめん!お取り込み中やな!出直すわ!」

タッタッタッ

竜華「と、怜待って!!」

淡「だめっ!…行かないでよ」ウルッ

竜華「え、でも、あの、誤解を解かんと」アセッ

淡「誤解じゃなくすればいいでしょ…?」ジー(見つめる)

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:31:13.19 ID:W50QtB1J0

修羅場った

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:34:28.46 ID:tw/Zz58v0

竜華「え、そ、そう言われても…」

竜華「(どないしよう…怜に嫌われたかも…)」

竜華「(ってか絶対誤解されてる…一瞬で淡ってわかったかなぁ…
うぅ…なんでこんなことに…)

淡「…いいよ、もう」(離れる)

竜華「え?」

淡「りゅーかちゃん、思わせぶりなこと言うけど…
やっぱり園城寺さんが好きなんだよね」ボソッ

竜華「……」

淡「私、東京に帰る」(立ち上がる)

竜華「えっと、…待って」グイ(引っ張る)

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:37:44.37 ID:tw/Zz58v0

淡「情けとかいらないもんグスッ」

竜華「な、泣かんといて…」ギュッ

淡「や、やめてよ!」

竜華「…怜は大事やけど、でも淡も大事やねん」

淡「そんな、の…ずるいよ」

竜華「泣いてたら、可愛い顔が台無しやん」

フキフキ

淡「私のこと…好き?」(上目遣い)

竜華「…ごめん、やっぱまだわからん」

淡「そ、か…」

竜華「でも、今は淡を離したらあかんと思うねん…」

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:39:51.71 ID:jQJrZRX40

これは良い流れ

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:41:07.74 ID:tw/Zz58v0

淡「えへ、複雑だけど、でも、りゅーかちゃんにそう言ってもらえて嬉しい//」

竜華「そや、そうやって笑ってる方がええよ」

ナデナデ

竜華「(…うちは一体誰が好きなんやろ?怜?
怜か…ほんまにうちは怜が好きなんかな?)」

竜華「(淡と一緒にいると楽しいし可愛いなぁって思うしちょっとドキドキする
怜と一緒のときはこんな風にドキドキはせぇへんし…)」

竜華「(あれ、うち、…この子が好きなんかな?
でも、ペースに巻き込まれてるだけって可能性もあるし…)」

竜華「(あかん、まだ結論は出せへんな…)」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:45:56.02 ID:tw/Zz58v0

淡「りゅーかちゃん、ね、あれやってほしいなぁ」

竜華「あれってなに?」

淡「えっと、これ」ポフッ

竜華「膝枕かいな…ええよ、ほら撫でたげよ」

ナデナデ

淡「想像してたよりも…//」

竜華「ん?」

ナデナデ

淡「恥ずかしい…でも嬉しい、えへへ//太もも柔らかいね」

竜華「そうか、そらよかった…(うぅ、なんかキュンキュンする…)」

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:47:18.91 ID:tw/Zz58v0

淡「りゅーかちゃん、私はだーい好きだからね」

竜華「うん、知ってるで」

淡「時間がかかっても、待ってるからね」

竜華「ありがとう、うちって幸せもんやわぁ」

淡「ほんとだよまったくもう」

竜華「…淡」

淡「なーに?」

竜華「ご飯作るけどなにがええかな?」

淡「りゅーかちゃんが作るの!?やった、嬉しい!」ガバッ(抱きつき)

竜華「あ、ちょっと、もう強引な子やなぁ」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:51:31.69 ID:tw/Zz58v0

竜華「(せやけど、こんな強引な子は今までいーひんかった
どんどんこの子に惹かれていくような気がする…)」

竜華「(どないしよう…うち、好き、かも…)」

淡「りゅーかちゃん?黙っちゃってどしたの?」キョトン

竜華「え、な、なんもないよ」アセッ

淡「そう?ならいいけど」

竜華「ほな、そろそろ下行ってご飯作るで」

淡「それは嬉しいけど膝枕が終わっちゃうのは寂しいなぁ」

竜華「そ、それはま、またあとでできるやん//」

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 23:53:07.16 ID:tw/Zz58v0

淡「それもそうだよね!よし、行こうよ♪」(起き上がって腕組み)

竜華「そやからなんでそんなくっつくねん…//」

淡「りゅーかちゃん照れてるぅ」

竜華「て、照れてへんし!」

淡「あは、可愛いなぁ」デレデレ

竜華「だらしない顔になってんでー」

淡「え、うそっ…でもりゅーかちゃんにしか見せない顔だよ?」

竜華「そ、そうか…それは嬉しいわぁ(いやほんまに…)」

淡「むぅ、あんまり喜んでる感じがしないよ?」

竜華「そ、そんなことないって!」

淡「ならいいけどぉ」

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:21:14.16 ID:hBThyaPX0

清水谷家 台所
淡「なにしよっか?手伝うよ」

竜華「ええよええよ、淡はお客さんなんやし、そこでテレビ見てたらええ」

淡「えぇ、りゅーかちゃんのお手伝いしたいよ?」

竜華「あかん、ほら、そっちにおり」

淡「はぁい、でも」

竜華「ええからええから、な?」

淡「うん…」ドサッ(ソファに座る)

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:25:30.92 ID:hBThyaPX0

竜華「さて、(…とりあえず怜にメールしとこ…)」

竜華「(淡がおったらメールもできひんしな…)」

竜華「(ん、でも…なんて送ったらええんやろ?誤解やで?ってか?
けど別にうちと怜はそういう関係やないし…)」

竜華「(下手に誤解解こうとするんもなんか違うような…
け、けどあんなん絶対誤解されてるし…あぁ、どうしよ)」

淡「りゅーかちゃん?どしたの?」フリカエリ

竜華「え、な、な、んもないで!ちょっとメニュー考えててん!」

淡「そっかー」モトニモドル

竜華「(…明日には淡も帰るやろうしそのあとに直接会いに行ったほうが
ええな…メールちゅうのはまたあらぬ誤解を生みそうや)」

竜華「(よし、もう今日は怜のこと考えるのやめよ…)」

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:29:45.27 ID:hBThyaPX0

竜華「さーて作るで!」

トントン

グツグツ
清水谷家、ダイニング
竜華「できたでー淡ー」

淡「わぁっ!豪華だね!」キラキラ

竜華「一応お客さんをお迎えしてるしな」キリッ

淡「あ、ところで聞き忘れてるんだけどご両親は?」

竜華「おとんは出張やし、おかんは夜中しか帰ってこーへんの」

淡「そうなんだ…じゃあ一人のことが多いの?」

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:34:01.60 ID:hBThyaPX0

竜華「まぁ、そうかもなぁ。でも最近は…
(いや、やめとこ。怜の名前出したら機嫌損ねそうや)」

淡「最近は何?」

竜華「や、なんでもないで。ほら、はよ食べよ」

淡「うん!これも、こっちも美味しそう!」

竜華「いっぱい食べて大きくなりや~」

淡「む、今胸見たでしょ?」

竜華「み、見てへんわ!」アセッ

淡「ふん、どうせ私はりゅーかちゃんみたいに大きくないですよーだ」プイッ

竜華「そ、そういう意味とちゃうやん?も、もう」

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:38:41.99 ID:hBThyaPX0

淡「…」モグモグ

竜華「ど、どう?」

淡「美味しい…美味しいよもー!」

竜華「あはは、そらよかったで」

竜華「(この子の顔を見てるだけでなんでこんな胸が温かいんやろう?
もっと見ていたい…そんな気持ちになってしまうんや…)」

竜華「(…あれ、うち…ひょっとしてもう…この子が…)」

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:42:30.65 ID:hBThyaPX0

清水谷家、台所
竜華「悪いなぁ、洗い物なんか」

淡「いいの、気にしないでよー」
ザーザー

カチャカチャ

竜華「淡はほんまにええ子やなぁ」

ナデナデ

淡「ちょ、もう洗い物してるんだからやめてよ//」

竜華「照れ隠しやなぁ」ニヤニヤ

淡「そんなんじゃないもんっ」

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:46:07.65 ID:hBThyaPX0

竜華「そういうときはありがとう、って言えばええの」

淡「なんかりゅーかちゃん意地悪だ」

ザーザー

カチャカチャ

竜華「淡が可愛いからしゃーないな~ってあ、お風呂用意するなー」

淡「い、一緒に入るよね!?」

竜華「アグレッシブやな…そんなわけないやん」

淡「むぅ…」

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:51:49.13 ID:hBThyaPX0

竜華「着替えとかはあるんやっけ?」

淡「うん、持ってきてるけど…」

竜華「ほな、ちょっと用意してくるわー」

トコトコ

淡「…はぁ。私アピールできてるのかな…心配だよ」

淡「ねぇ、菫、こういう感じで大丈夫なのかな…」

淡「…大阪にいられるのは明日のお昼までなのに…全然前に進めてないよっ」

淡「りゅーかちゃん…」

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 00:53:29.29 ID:hBThyaPX0

書きためもなくなったことだし休憩という名の睡眠でも…

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/30(日) 01:00:38.17 ID:hBThyaPX0

淡sideも怜sideも書きたいけど眠いから寝るね
支援感謝、ありがと

スレが残ってたら明日また書きに来るよー
じゃ、おやすみなさい

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