【松実玄SS】宥「わたしはずるいお姉ちゃん」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 21:13:48.57 ID:2mQrvYYi0

玄「お姉ちゃん起きてー」

宥「ううーんあと五分」

玄「だめだよ、早く」

宥「はーい、そう言えば玄ちゃん今日はまだしてないよね」

玄「そういえば」

宥「もう玄ちゃんはおっちょこちょいなんだからー」

玄「んっ」

宥「んっ」

チュッ

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 21:18:31.31 ID:2mQrvYYi0

玄「ぷはー、大変だよね姉妹は毎朝おはようのキスをしなくちゃいけないなんて」

宥「うん、そうだね…」

玄「憧ちゃんのとこもやってるのかな?」

宥「姉妹はみーんなやってることだよ」アセアセ

玄「そうだよねお姉ちゃんのいう事だもん」

宥「うん」

玄「それじゃあお着替えしたら出てきてねー」トテトテ

ガチャッ

宥「・・・」

宥「ごめん、玄ちゃん」ズキッ

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 21:25:46.81 ID:EfoQw2TR0

玄宥もええな

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 21:27:09.39 ID:2mQrvYYi0

宥「おはようございまーす」

おはよー 宥ちゃんおはよう

玄「お姉ちゃん朝ごはんの準備はできてるよ」

宥「ありがとうー」ストッ

宥「そういえば玄ちゃんどうだったの?」

玄「はいっ」

宥「ありがと」

宥「・・・」ピコピコ

宥「玄ちゃん灼ちゃんから電話来てたみたいだけど」

玄「それは部活の連絡だったよ」

宥「そう」

玄「今日は晴絵先生部活に来れないんだってー」

宥「そっか」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 21:33:41.76 ID:2mQrvYYi0

玄「最初はどうかと思ったけどこういう良い事もあるんだね」

宥「そうだね」ピコピコ

宥(穏乃ちゃんから二件 憧ちゃんから三件)

宥「チェック完了、はい玄ちゃん」

玄「うん、それじゃあ」

宥、玄「いただきまーす」

宥「玄ちゃんは約束は何でも守ってくれるね」

玄「姉妹は、みんな一緒にご飯をだべるのは約束じゃなくても当たり前なのです」フンス

宥「玄ちゃんは偉いなー」ナデナデ

玄「えへへへへー」

宥(私と違って)

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 21:37:38.45 ID:2mQrvYYi0

宥、玄「行ってきまーす」

玄「はいお姉ちゃん」

宥「うん」ギュッ

宥「あったかいねー」

玄「でも夏は暑いからやだねー」

宥「わたしはそれでちょうどいいかな」

玄「えー」

宥(だってこの約束を決めたのは私だから)

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 21:44:11.13 ID:2mQrvYYi0

宥(玄ちゃんは良い子、私は悪い子)

宥(玄ちゃんは強い子、私は弱い子)

宥(玄ちゃんは綺麗な子、私は汚い子)

宥(玄ちゃんは普通の子、私はおかしい子)

宥(玄ちゃんは優しい子、私は冷たい子)

宥(玄ちゃんはあったかい子、私は冷たい子)

宥(冷たい子)

宥(冷たい子)

宥(冷たい子)

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 21:50:14.96 ID:PNzPq8aH0

宥姉は女神

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 21:52:20.46 ID:2mQrvYYi0

宥(だから欲しがる、良い子で強い子で綺麗で普通で優しくてあったかい子を)

宥(お母さんが死んじゃった時、玄ちゃんは必死に悲しみと戦った)

宥(わたしはただ守られるだけ)

宥(ダメだとは思ってるでも、玄ちゃんが居なくなるのはとても怖い事だから)

宥(だから縛り付ける)

宥(ずっとずっとずっと)

宥「最低なお姉ちゃんだな私」ボソッ

玄「どうかしたの?」

宥「ううん、なんでもないよ」

玄「辛かったら言ってね」

宥「うん」

宥(ごめんね、玄ちゃん)

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 21:57:26.94 ID:2mQrvYYi0

学校

玄「じゃあねー」フリフリ

宥「うん」フリフリ

宥「ふうっ」ストッ

手、ジー

宥「んっ」

宥「カプッ」

宥「チュプッ」

宥「ンッ」

宥「ジュルジュル」

宥「…ふうっ」

宥「…ごめんね」ボソッ

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 22:04:48.73 ID:2mQrvYYi0

お昼

玄「お姉ちゃんこっちこっちー」ブンブン

宥「はーい、まってて」トテトテ

玄「おつかれさまー」

宥「つかれたよー」ギューッ

玄「はいはい」ポンポン

宥「・・・」ギューッ

玄「・・・」ギューッ

玄「お姉ちゃんもう三十秒以上過ぎてるよー」

宥「玄ちゃんはお約束以外じゃ抱き着きたくない?」ウルウル

玄「しょうがないなー」

宥「わーい♪」ギューッ

玄「甘えん坊さん」ナデナデ

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 22:09:20.44 ID:2mQrvYYi0

宥(本当は甘えたいだけじゃなくて)

宥(違う好きだから…)

宥(玄ちゃんはこの気持ちを伝えたら)

宥(同じ気持ちだって答えてくれるかな?)

宥(…はは、まあ伝えられるはずないんだけどね)

宥(だって…わたしは)

宥(弱い子だから)

玄「そろそろご飯にしようよー」

宥「うん、そうだね」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 22:16:55.26 ID:2mQrvYYi0

玄「はいあーん」

宥「ぱくっ、美味しい―」

宥「玄ちゃん、はいあーん」

玄「ぱくっ、ちょっと味濃かったかな?」

宥「玄ちゃんなら何でもおいしいよ」

玄「そうかな?えへへ」

玄「でもいちいち食べさせあうのは面倒だね」

宥「..えっ…そ..う….だね」

玄「少しぐらいなら自分で食べても」

宥「…だめ」

玄「え?」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 22:17:41.01 ID:vIlCHV3t0

あーんは姉妹の義務だな!

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 22:24:13.92 ID:2mQrvYYi0

宥「やだ…だめっ」

玄「お姉ちゃん?」

宥「いやだ、やだ玄ちゃん何で?何でそんなこと言うのだめなの玄ちゃんだめなの約束を破っちゃだめなのわたしの事が嫌いなの?
ねえ、ねえねえいや?嫌い?ねえ玄ちゃんお姉ちゃんを捨てるの?嫌いになったの?誰かに命令されたの?そうなのそうなんだね
だれ?だれなの?殺さなくちゃ早く早く早く殺す殺す殺す殺す殺す」

玄「お姉ちゃん?」ガクガク

宥「…えっ」

玄「どうしたの?大丈夫?」ブルブル

宥「…..ごめんなさい」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 22:27:45.47 ID:2mQrvYYi0

宥「えーっとまたしてくれる?」

玄「うん、早く食べよう、ねっ」

宥「うん」

宥「ねえ、玄ちゃん」

玄「どうしたの?」

宥「私の事嫌いになった?」

玄「ううん、そんなわけないよ」

宥「ごめんね」

宥(最低だな、私)

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 22:36:25.72 ID:2mQrvYYi0

放課後

宥「ごめんね、部活休むから」

玄「昼休みの時のまだ辛いの?」

宥「うん、ごめんね」

玄「私も休むよ」

宥「いいよ、サンマしか出来なくなっちゃうよ」

玄「大丈夫だよ、お姉ちゃんが心配だから一人にさせられないよ」

宥「ごめんね」

ぴっぴっぴ

玄「送信っと、じゃあ帰ろう?」

宥「うん」

宥(ごめんね、ただ玄ちゃんと二人になりたいだけなのに)

その頃

???「うおー待ってろ鷺森ー王者の足を見せてやるー」ドドドド

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 22:42:47.29 ID:2mQrvYYi0

玄「お姉ちゃん大丈夫?」

宥(ごめんね…玄ちゃん)

宥「うーんまだ辛いかな」

玄「わたしに出来る事なら何でも言って?」

宥(ごめんね…..)

宥「それなら、あのマッサージしてほしいな」

玄「お任せあれ」

宥「それじゃあ」ヌギヌギ

玄「うん」ヌギヌギ

宥「こっちに来て?」

玄「うん」

チュッ ドサッ

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 22:51:17.32 ID:2mQrvYYi0

玄「おねえ…ちゃん」モミモミ

ハァ…ハァ…

宥(最低だな、私)

宥「玄….ちゃぁん」ビクビク

ハァ…ハァ…

玄「おもち…おもち」クリクリ

宥(罪悪感が凄いなのに)

ハァ…ハァ…

宥「ひゃぁんっそこばっかりぃ」ビクッ…ビクンッ…

宥(こんなに気持ちよくなってるなんて)

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 22:55:32.58 ID:2mQrvYYi0

玄「お姉ちゃん大丈夫?」

宥「うん、もう元気になったよ」

玄「そっかよかった、でもこんなに汗かいちゃった」

宥「お風呂行こうか?」

玄「うん」

宥(やっぱり最低だな)

宥(実の妹を騙して)

宥(エッチな事をさせてるなんて)

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 23:01:44.35 ID:2mQrvYYi0

宥「そういえば玄ちゃんは明日休みだけど何か予定があるの?」

玄「明日は千里山の清水谷さんと遊ぶ予定なんだー」

宥「え?そんなメール何処にも…」

玄「全国行った時に遊びましょうって約束したんだ」

宥「…へー」

玄「明日すっごい楽しみ」

宥「…うん」

玄「清水谷さんの事考えると心がポカポカするんだー」

宥「・・・」

宥(…玄ちゃんは渡さない)

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 23:03:20.25 ID:I2z0h1oR0

あっ(察し)

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 23:08:19.22 ID:2mQrvYYi0

次の日

玄「ごめんなさい、本当にごめんなさい」

竜華『ええでー、ほなお大事にってつたいといてなー』

玄「はい、さようなら」プチッ

宥「ごめんねー玄ちゃん」

玄「大丈夫だよーでもお姉ちゃんは大丈夫じゃないから大人しくしててねー」

宥「うん」

玄「さてと、お昼のおかゆの材料はあるかなー」

宥「だめ」

玄「え?」

宥「いかないで」ウルウル

玄「…..うん分かった」

宥「ありがとう」

宥(そしてごめんなさい)

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 23:13:30.01 ID:2mQrvYYi0

宥「ごちそうさまでした」

玄「おそまつさまでした」

宥「美味しかったー玄ちゃんの料理大好き」

玄「ありがとう、お姉ちゃん」

玄「でも、今日は静かに寝てなくちゃね」

宥「はーい」

玄「それじゃあ私は」

宥「玄ちゃんも一緒に寝よう?」

玄「えー」

宥「だめ?」ウルウル

玄「うう…それじゃあお皿片付けてからね」

宥「わーい、玄ちゃん大好きー」

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 23:18:17.36 ID:2mQrvYYi0

玄「失礼しまーす」スルッ

宥「いらっしゃーい」

玄「んー暖かいねーこの時期はこういうのも良いね」

宥「私は夏でもオッケーだけど」

玄「それは、私が遠慮しようかな」

宥「遠慮しなくていいのに」

玄「ふーでもお姉ちゃんと一緒に寝るのは久し振りだね」

宥「うん」

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 23:23:47.44 ID:2mQrvYYi0

玄「眠くなってきたー」ウトウト

宥「うん」ウトウト

宥「ねえ、玄ちゃん」

玄「どうしたの?」

宥「もしも、私が本当は酷い人だったらどうする?」

玄「うーんとね…」

玄「大好き…zzz」

宥「玄ちゃん寝ちゃったんだ」

宥「おやすみ」ナデナデ

玄「ううーん…むにゃむにゃ」

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 23:28:51.43 ID:2mQrvYYi0

宥「ごめんね、玄ちゃん」

宥「お姉ちゃんずるいから」

宥「弱いからこんな事して」

トクトクトク

宥「ごめんね私、玄ちゃんが他の誰かを好きになってる所はもう見たくないから」

言い終わると宥は毒薬を口に含んだ

そして

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 23:30:03.31 ID:2mQrvYYi0

最愛の妹とさいごのキスをした
カン

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/11(金) 23:32:23.36 ID:2mQrvYYi0

最後らへん適当になっちった

時間が無かったんだごめん

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