1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 17:38:38 ID:fBxeML+1O
成香(独りで東京の街を歩くのも悪くないですね)
成香(もしかしたら素敵な人と出会ってしまうかも知れませんしね)ウフフ
成香(あ、あれは)
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 17:42:47 ID:fBxeML+1O
咲「ふぇぇ…ここどこ?」
咲「和ちゃーん、優希ちゃーん」
成香(あれは確か清澄の宮永さんですね)
成香(もしかして迷子でしょうか…よし、ここは私が…)
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 17:46:32 ID:fBxeML+1O
優希「咲ちゃん、こんなところにいたのか、心配したじぇ」
咲「優希ちゃん、ごめんね」
和「私も優希も気にしてないから大丈夫ですよ」
和「またはぐれないように手をつなぎましょう」
咲「うん」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 17:53:54 ID:fBxeML+1O
成香(私の助けは必要なかったみたいですね。それにしても…)
成香「あの3人の友情すて 煌「すばら!」
成香「……」
煌「流石は優希と和。友達思いですばらです」
成香(他のところに行こう…)
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 17:59:47 ID:fBxeML+1O
成香(今度も素敵な事があると良いのですが…)
成香(ん…あれは)
A「ねぇ君、今暇?」
B「俺達と遊ぼうよー」
美幸「止めて下さい。人を呼びますよ」
A「なんだとー」
B「下手に出てればつけ上がりやがってー」
美幸「誰か助けて…」
成香(助けに行かなきゃ)
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 18:06:16 ID:fBxeML+1O
哩「待て、その子に乱暴するんは私が許さん」
A「変わりにお前が遊んでくれるのかよ」
哩「フン」ピッ
B「スマホなんか出して警察でも呼ぶつもりかぁ」
哩「リザベーション7」
A・B「アッー」ビビクン
哩「またつまらん縛りをかけてしまった」
美幸「ありがとうございます」
哩「気にせんでよかよ」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 18:08:38 ID:xDhFzVzz0
えっなにその縛りは…
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 18:12:32 ID:fBxeML+1O
成香(なんだか良く分からないけど私が加勢するまでもありませんでしたね)
成香(それにしてもあの人…)
成香「颯爽と現れて困ってる人を助けるなんて素 煌「すばら!」
成香「……」トコトコ
煌「颯爽と現れて困っている人を助けるなんて流石は部長!実にすばらです!」
煌「それにしてもリザベーションは姫子以外の人とも出来たんですね。しかも携帯の麻雀ゲームでもできるなんてすばら!」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 18:17:40 ID:fBxeML+1O
成香(こ、今度こそは…)
成香(ん…あれは…)
照「私はプリンが食べたい」
淡「ケーキ、ケーキが良いー」
堯深「たまには和風のものが…」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 18:25:38 ID:fBxeML+1O
成香(何かもめてるようですね…)
誠子「あのー…これから昼ご飯ですよねぇ?」
照「そうだけど?」
誠子「じゃあデザートの話は食事の後で良いじゃないですか?もうお腹ペコペコなんですよ」
照「デザートを基準に食事を決めるこれは常識」
淡「亦野先輩はわかって無い!」
堯深「空気を読むべき」
誠子「ヒドい」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 18:33:30 ID:fBxeML+1O
成香(なんだかあの短髪の人が可哀想だから助けに行きましょう)
菫「おい、お前たち」
淡「げっ、菫先輩」
菫「私が監督と話してる間に置いて行こうとするとはな」
堯深「首謀者は宮永先輩です」
照「堯深ヒドい。菫がいるとプリンを沢山食べれないから置いて行こうとなんてしてないよ」
菫「まったく」
誠子「結局何食べるか揉めてましたけどね」
菫「そうか、じゃあ店は私が決めるからな」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 18:38:27 ID:fBxeML+1O
淡・照「えー」
菫「放って置いたらどうせ決まらないだろ」
菫「ほら、行くぞ」
成香(突然現れてあっという間にその場の主導権を握るなんて…)
煌「すばら!」
成香(やっぱり…)テクテク
煌「白糸台の部長さんお見事です」
煌「あれ、よそ見をしていたらまたあの人がいなくなってしまいました。すばらくないです…」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 18:47:20 ID:fBxeML+1O
成香(あの人はいったい何なんでしょうか…)
成香(ん…あれは)
憧「無い、無いわ」
宥「どうしたの憧ちゃん?」
憧「財布を落としちゃったみたいなの」
穏乃「ドジだなぁー憧は。とりあえず私はあっちを探して来る」
灼「どこで落としたか目星はついてる?」
憧「分からない、どうしよう」
玄「大丈夫だよ憧ちゃん。みんなで探せばすぐ見つかるよ」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 18:52:57 ID:fBxeML+1O
成香(どうやら財布を落としたみたいですね)
憧「ありがと玄。でも見つからなかったら…」
宥「きっとだれかが憧ちゃんの財布を交番に届けてくれるよ」
憧「宥ねえ、東京は阿智賀とは違うんだよ…」
灼「と、とにかく早く見つけよう」
成香(東京って恐い所なんですね。私もお手伝いしなくては)
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 18:56:42 ID:fBxeML+1O
穏乃「憧ー!有ったよ!見つけたよ!」
憧「シズ!ホントに?ありがとう」
穏乃「もう落とすなよー」
憧「うん!」
灼・玄・宥「良かったー」
成香(良かったですね皆さん。私も影ながら助けた甲斐がありますよ)
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 19:02:02 ID:fBxeML+1O
成香「みんなで協力してお財布を探す友情…素敵です!」
成香「あ、あれ?…」
成香(いなくなると結構寂しいですね…ん?)
成香「あれれ…私のお財布が無くなってますよ。どうしよう…」ジワッ
煌「すばら!」
成香「すばらくないです!」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 19:09:42 ID:fBxeML+1O
煌「もしかして、これをお探しですか?」
成香「そ、それは私のお財布」
煌「実は渡そうとして後を追っていたのですが追いつくたびに見失ってしまって……」
成香「そうだったんですか…何はともあれありがとうございます。」
成香「何度見失っても諦めずに財布を届けてもらえるなんて素敵です!」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/25 19:16:45 ID:fBxeML+1O
煌「それでは私はこれで失礼します」
成香「待って下さい!」
煌「?」
成香「すばらってなんですか?」
煌「貴女がさっき言っていた`素敵です´と同じ意味ですよ。それでは失礼します」
成香「ありがとうございます」
成香(すばらですか…)
成香(素敵です!)
カン