【赤阪郁乃SS】末原「宮永には勝てません……」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 17:29:54.99 ID:MXIHupI50

姫松高校控室にて

末原「……」

洋榎「そんなに落ち込むなや恭子。今日の借りは準決勝で返したらええやないか」

漫「そうですよ!まだチャンスはありますて!」

末原「ごめんな皆……ほんまに……」

絹恵「先輩……」

由子「元気だしてほしいのよー」

末原「でも……勝たれへん……」

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 17:34:50.21 ID:MXIHupI50

洋榎「何をいっとるんや!やる前からあきらめてて何ができるっちゅうねん!」

末原「私もそう思ってました……」

末原「自分を信じてさえいれば、必ず活路は開ける」

末原「でも覆しようのない現実も認めなあきません……宮永には勝てません……」

洋榎「恭子……」

絹恵「末原先輩がそこまでいうなんて……」

末原「かといって他の人に代わってもらうこともできん……」

末原「私は……どないしたら……」

赤阪「なんだか呼ばれた気がするで~」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 17:36:05.65 ID:+Fq+525L0

今回は何になるんや

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 17:40:35.35 ID:MXIHupI50

洋榎「またあんたか!」

赤阪「とりあえずみんなおつかれさんや~」

末原「……」

赤阪「末原ちゃんもようがんばったなぁ~あの倍満ツモは見事やったで~」

末原「……」

赤阪「ん?ん?何か言うことはないの~? 今日の試合の報告、まだあんたの口から聞いとらんで~?」

洋榎「もうあんたはええわ! とにかく何も言わずに荷物まとめて帰ってくれ!」

赤阪「ほんまにええの~?末原ちゃんがこのままで~」

洋榎「うぐっ……」

赤阪「あんたらもようわかっとるはずや~あの清澄の宮永咲ちゃんはうちの末原ちゃんより数段格上」

漫(ま、そうやろな……)

絹恵(あんなんとやるってだけでも手ぇ震えそうになるわ……)

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 17:47:03.98 ID:MXIHupI50

赤阪「他にも激戦ブロック東東京16年連続の覇者、臨海がおる」

赤阪「勝たれへんよこのままじゃ~」

赤阪「名門姫松高校悲願の決勝進出もならずやろな~」

末原「うう……」

洋榎「せやったらなんや!恭子をおちょくるためにここにきたんか!あんたそれでも監督代行か!」

絹恵「そうですよ!せめて慰めるくらいのことは……」

赤阪「話はここからや」

赤阪「末原ちゃん。あの子、宮永咲ちゃんに勝ちたい?」

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 17:54:09.10 ID:MXIHupI50

末原「え……」

赤阪「あの子は特別や。牌に愛されとるといっても過言やない」

赤阪「臨海が強豪いうても、あの子に勝てるほどの力があればそう恐れることはないな~」

赤阪「うちらも決勝の舞台に立ってるに違いないで~」

末原「姫松が決勝に……?」

洋榎「えらい口ぶりやけど……そんな簡単にできるもんなんか?」

赤阪「そりゃ~簡単やないわ」

漫「そりゃそうですよ!」

赤阪「普通の手段やったらな」

末原「どういうことですか?!」

赤阪「あの子に勝つにはな……」

赤阪「悪魔に魂を捧げるしかないんよ……!」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 18:01:01.89 ID:MXIHupI50

絹恵「あ、悪魔?」

洋榎「どういうこっちゃ……あんたまさか闇討ちでもしかけるんやないやろな!?」

赤阪「私から言えるのはこんだけや~」

由子「黒いオーラが見えるのよー」

恭子「……それしか方法はないんですね?」

赤阪「あるんやったら私の方が教えてほしいわ~」

末原「やります!あの宮永に勝てるんやったらなんでも!」

赤阪「その言葉待っとったで~。時間ないから末原ちゃんはウチの車に乗りや~」

末原「はい!みんな……私は強くなって帰ってくる……待っててや!」

洋榎「お、おう!頑張ってな……」

漫「悪い気しかせぇへん……」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 18:01:03.85 ID:gr6ydSPhO

僕と契約して悪魔になってよ!

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 18:06:58.56 ID:MXIHupI50

車内にて

末原「代行。どこに向かっとるんですか」

赤阪「末原ちゃんは強くなることだけ考えてりゃええね~ん」

末原「それもそうですが……」

末原「やっぱり不安でない言うたら嘘になります」

赤阪「そうやな~」

赤阪「今から高速使ってたどり着くんは」

赤阪「山口県、下関や~」

末原「な、なんでそんなところに?」

赤阪「決まっとるやろ~」

赤阪「悪魔に会いに行くんよ」

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 18:12:31.05 ID:MXIHupI50

準決勝当日にて

洋榎「恭子のやつまだ来とらんのか!もうすぐ試合が始まるで!」

絹恵「まったく音沙汰なしや……」

漫(のくすでこれまでのを見る限りではそうなるやろな)ピッピッ

洋榎「連絡一つあらへんのか!」

由子「下関に行ったとか聞いたのよー」

絹恵「なんでそんなところに……」

洋榎「しゃあない!今はウチらだけで試合に臨むしかないわ!漫!アンタはとばなきゃなんでもええ!」

漫(爆発フラグ回収できるやろか)

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 18:19:00.64 ID:MXIHupI50

洋榎「恭子はまだ来てないんか!」

由子「まだなのよー」

漫(そうなるやろな)ピッピッ

絹恵「もう時間だ……私行ってくるね」

洋榎「絹、なるべく時間は稼いでくれや!親での連荘は必須やで!」

絹恵「任せといて!」

洋榎「恭子、信じとるからな……」

漫(さっきトイレで代行見かけた気もするけど黙っとこ…)

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 18:25:11.59 ID:MXIHupI50

絹恵「普通に負けちゃった……」

洋榎「だあああああ!大将戦の時間や!どないしたらええねん!」

漫「誰かが変装して出ればいいんじゃないですかね」

洋榎「それや! グッドアイデアやで漫! となると……由子!」

由子「のよー?」

洋榎「たまにはアンタがやったらどうや!髪型が変ってとこだけは共通しとるし」

由子「正直ここで指名されるとは思わなかったのよー」

洋榎「決まりや!今回はこれで……」

ガチャン

赤阪「みんなおまた~」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 18:31:24.21 ID:MXIHupI50

絹恵「代行!」

洋榎「今までなにしとったんや!もうすぐ大将戦始まるで!」

赤阪「ピンチのときに駆け付けた方が素敵やん?」

洋榎「なにアホなこと言うとるんや!恭子はどうなったんや!?」

赤阪「末原ちゃんならもう来とるで~」

漫「その割には入ってきませんけど……」

赤阪「何言うとるん?」

赤阪「廊下にはおらへんよ」

漫「えっ?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 18:37:10.49 ID:MXIHupI50

洋榎「な、なんやこの音は!?」

由子「外が急に暗くなってきたのよー」

漫「なんか声も聞こえますよ!」

絹恵「お姉ちゃん見て、窓の方や!」

カカカッ

洋榎「笑い声?」

赤阪「さあ、末原ちゃん見せたってや……」

カ~カカカカカッ

赤阪「悪魔に魂を売ってまで手に入れた……」

赤阪「アンタの力を――!」

バリーンッ!

末原「カーッカカカカ!! 私が魔界のプリンセスだああぁ!!」

絹恵「腕が6本になってるーーー!?」

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 18:41:55.51 ID:ZWHJq5iX0

毎度の事ながらアカン

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 18:43:13.67 ID:MXIHupI50

末原「待たせたなお前たち。わたしは悪魔超人として生まれ変わった。しかし、その力を自分のものにするまで時間がかかってしまった」

洋榎「ヒャアア~。なんやえらい威圧感やわ」

末原「カーッカカカカ! 教えてやろう。これぞ悪魔超人の究極パワー、1000万パワーだ」

絹恵「何を言ってるんですか……?」

赤阪「うちらが向かったんは山口県は下関、唐戸桟橋――巌流島」

赤阪「そこにある特別リング、ジェネラル・リブや~。そこで末原ちゃんは悪魔との契約を果たした」

赤阪「アシュラマンになった今の末原ちゃんに怖いもんはないで~」

漫「麻雀と関係あるんですかね……」

末原「阿修羅面、怒り!」

由子「なんか怒った顔になったのよー」

末原「阿修羅金剛絡みーー!!」

漫「グワガァァーー!」

洋榎「ゲエエェーーッ!6本の腕を駆使した完璧なサブミッションだーー!」

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 18:49:15.27 ID:MXIHupI50

末原「これでわかったか? 私の力が」

漫「グ、グゥ~ム……」

由子「よくわからないのよー」

末原「お前たちもいずれ悪魔超人として生まれ変わる。そのときは私の子分にしてやろう」

洋榎「なりとうないわ……」

絹恵「それよりもうすぐ時間です! はよ行かないと!」

末原「カーッカカカカ!真の悪魔にたかが正義超人がかなう道理もない!すぐにでもリングに沈めてくれるわ!」

赤阪「その意気やで末原ちゃん!」

末原「カーッカカカカ!!」

洋榎「もうどうにでもなれや……」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 18:55:14.46 ID:MXIHupI50

こーこ『さあ、第2ブロック準決勝もいよいよ終盤!みなさんおまちかねの大将戦です!』

すこやん『これまで点棒の奪い合いが繰り広げられていましたが、この試合がもっとも荒れると思われますね』

こーこ『というと?』

すこやん『清澄の宮永選手に臨海女子のネリー選手は2回戦ともに場を支配することで勝利を飾っています。つまりは互いの支配がせめぎ合い』

こーこ『さあ、選手入場です!』

すこやん『ええっ!?』

こーこ『最初に見えてきたのは東東京の覇者、臨海女子高校!大将を務めるはネリー・なんちゃらだあああああああ!』

すこやん『名前忘れちゃったの!?』

こーこ『続いて長野、清澄高校! 恐怖の嶺上使いこと宮永咲ぃいいいいいい!』

咲「よろしくお願いします」ペッコリン

末原「カカカカ……」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 19:01:27.50 ID:MXIHupI50

こーこ『北海道、有珠山高校からは期待のエース!斎藤ユウ子だああああぁああ!』

斎藤「青山に土地買うってやばいっすか」

こーこ『ラストを飾るは南大阪の名門姫松高校!末原恭子ォオオオオ!』

末原「クックックック……」

末原「カーッカカカカカカ!! 魔界のプリンセスここに見参!!」

こーこ『あーっと末原選手、腕が6本に増えています!今回何を見せてくれるのか!』

すこやん『いやもっと驚こうよ!?』

末原「フンッ!」ザッ

咲「!?」ビクッ

こーこ『おーーーっと末原選手!一跳びで卓までたどり着いたーーー!』

末原「悪魔超人に敗北の2文字はない。この勝負私が勝たせてもらうぜ」

こーこ『早くも波乱の予感です!場の緊張感が高まってくる中、大将戦、今ゴングが鳴ったーーっ!』カーーン

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 19:04:38.50 ID:Iw5LrE6K0

有珠山ファイターズは初やないか

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 19:07:42.39 ID:MXIHupI50

咲「ツモ、嶺上開花、ドラ1。500・1000」

こーこ『東一局、先制をしかけたのは宮永選手だーーーっ!』

末原「カーッカカカ、さすがはキン肉マン。このくらいでなくては面白みがない」

咲(……キン肉マンって私のこと?)

末原「だが!」チャッ

末原「トアァーーーーー!」

こーこ『おーーーっと、末原選手宙高く飛び上がった!』

末原「1000万パワー、フルスロットル!!」

こーこ『そのまま垂直に落下! ゲエエエェエーーー! 牌が完全に足に固定されているーーー!』

末原「阿修羅稲綱落としーーーーっ!!」

こーこ『そのまま雀卓に叩きつけたーーー!!』

末原「ツモ! 300・500!」ドガアアアアァン!

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 19:09:21.63 ID:YJaLzU/n0

300・500とか普通やな

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 19:14:18.05 ID:MXIHupI50

ネリー「牌モ卓モコナゴナデス……」

斎藤「もってますね」

こーこ『えー、一時試合を中断します。いましばらくお待ちください』

咲(姫松の人、前とは全然雰囲気が違うよ……)

斎藤「正直、吉川さんよりは上だと思ってます」

こーこ『試合再開です!』

咲(よし!張った!)

咲「リーチ!」

末原「クックックック……」
35 :>>31 わからん 俺は違うよ:2012/10/21(日) 19:21:07.19 ID:MXIHupI50

咲(カン材がきた!)

末原(カーッカカカッ……! 掴んだか?)

咲「カン! ツ――」

末原「くらえっ! 竜巻地獄!!」ゴオオオオッ!

咲「ゲーーーッ!?」

こーこ『あーーーーっと宮永選手、突如発生した竜巻に手配を吹き飛ばされてしまったーーーーっ!』

すこやん『これはチョンボになりますね。宮永選手のチョンボ扱いとなります』

咲「そっ、そんなぁ……」

斎藤「1軍の環境が1番いい」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 19:28:06.26 ID:MXIHupI50

咲(あの竜巻は反則だよぉ……気を付けないと……)タンッ

ネリー「ロンデス! 7700!」

咲「あう!」

末原「カーカッカカッカ! あくまでも狙いは貴様だけだキン肉マン!」

斎藤「武田勝さんの方のポジションを積極的に狙っていきたいですね」タンッ

末原「ロン! 12000!」ズガアアアンッ!!

斎藤「カイエン乗りてぇ」

こーこ『前半戦終了ーーー!終わってみれば末原選手の独壇場!姫松圧倒的リードです!』

洋榎「お、おい、いけるんちゃうか……?」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 19:34:44.11 ID:eg7gpf9c0

これでチョンボって酷すぎませんかね…

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 19:36:08.88 ID:MXIHupI50

こーこ「さあ後半戦も南3局! 姫松圧倒的リードに臨海が続く!有珠山は知りませんが、清澄万事窮すかーーーっ!?」

咲(姫松の人、ふざけてるだけじゃなくて本当に強い……)

咲(でもここで負けるにはいかない)

咲(みんなが待ってるんだから!)

末原「竜巻地獄!!」ゴオオッ!

咲「!!」ゴッ!!

こーこ『な、なんと宮永選手! 竜巻をかき消したあーーーーっ!』

末原「な、なにーーーーっ!」

咲「ツモ!12000オール!」

末原「グウウゥゥ~~!」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 19:42:04.00 ID:MXIHupI50

咲「ロン!11900!」

斎藤「走り込みは必要ないっス」ジャラッ

末原「グムムムム……」

末原「さすがはキン肉スグル……」

末原「だが私も……」

末原「悪魔超人界復興のため、負けるわけにはいかん!」

末原「悪魔にだって友情はあるんだーーーーっ!」」

末原「トアアッーーーーー!!」バッ

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 19:49:08.13 ID:MXIHupI50

こーこ『おーーーーっと、またも末原選手高く飛び上がった!』

末原「フフフ、キン肉マンよ。この技は数字の8に似ている」

咲「?」

末原「それを横にしたらどうなるかな?」

咲「む、∞(むげんだい)!」

末原「阿修羅∞パワー!!」

こーこ『あーーーーーっと、末原選手、稲綱落としの体勢を横に入れかえたーーーー!』

すこやん『ていうかこっちに来てるよね!?』

こーこ『私たちアナウンス席の方に向けて軌道を描いています。強化ガラスを隔てていますが、どうでしょう!』

すこやん『いや、逃げようよ!』

末原「阿修羅稲綱落としーーーーっ!!」ドガアアアアアアアッ!!

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 19:55:18.49 ID:MXIHupI50

こーこ『け、決着です……オーラスに末原選手……倍満ツモ……1位に返り咲いたァァ……』ボロッ

すこやん『こ、これが友情パワーか……ってもういや……こんな色物な役回り……』ボロッ

咲「ま、負けました……」

末原「カカカーーーッ! これが悪魔超人の力よーーーーっ!」ゲシッゲシッ

咲「うう……痛い……」

洋榎「やったで! 決勝進出や!」

絹恵「末原先輩も信じられんくらい強くなってるし!」

漫「今回はそのまま優勝できるかもしれませんね!」

由子「珍しいパターンなのよー」

赤阪「ん~何いうとるん?」

洋榎「へ?」

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 19:56:45.40 ID:YJaLzU/n0

ゆっこタイムリープしてね?

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 20:01:32.12 ID:MXIHupI50

赤阪「ここまできたら優勝しかあらへんやろ~」

洋榎「それがどないしたんです?」

赤阪「あんたら知らんのか~? 決勝で当たる白糸台の先鋒と大将」

赤阪「あれはどっちも完璧超人やで」

漫「知ってるわけないじゃないですか……」

赤阪「完璧超人相手じゃ末原ちゃんでも厳しい。つまりや」

赤阪「あんたら全員が悪魔超人ならな勝てんわけよ~」

洋榎「はあ!?」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 20:07:11.16 ID:wrJ8dTon0

確かに勝ったの初めてじゃね?

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 20:07:51.49 ID:eg7gpf9c0

だいたい勝ってても暴走して終わりだったな、そういえば

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 20:08:05.25 ID:MXIHupI50

洋榎「なんでそうなるんや!」

赤阪「念には念をや~。もうこっちでプランは決まっとる」

赤阪「愛宕ちゃんのお姉ちゃんの方はバッファローマン」

洋榎「バッファローマンって……パンチパーマやないかい!」

漫「そこですか!?」

赤阪「絹恵ちゃんの方はスプリングマン」

絹恵「ス、スプリング?」

赤阪「由子ちゃんはアトランティスやな~」

由子「何を基準にしてるのかわからないのよー」

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/21(日) 20:13:12.87 ID:MXIHupI50

赤阪「漫ちゃんはなんとサンシャインや~」

漫「負け確定やないですか!」

赤阪「さあ決勝まで時間ないで~。皆はよウチの車乗りぃな」

洋榎「アホか!誰がそんなふざけた真似を……」

末原「カーッカッカッカ!!」

洋榎「ゲエエエェエーーーー! 恭子ォ!」

末原「さあ、案内しよう。地獄の1丁目へ!」

絹恵「そんなん嫌やーーーーーーっ!」
カン

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