【久・和SS】咲「麻雀怖い」

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17 18:33:07 ID:vgkmJTo20

ここは長野のとある長屋。
まだ日も明るいうちに、長屋の住人同士でなにやら駄弁っております。

久「相変わらず和は強いわね。」

和「麻雀は得意ですからね。」

優希「もう!のどちゃんばっかり勝ってつまらないじぇ。」

和「まぁまぁ、麻雀は運6割と言います、続けていれば優希も勝てますよ。」

優希「もう、あきたじぇ!おい、犬!裸おどりでもしろ!」

京太郎「なんで俺が裸踊りなんかしなきゃなんねぇんだよ。
まぁ、竹井さんや和の裸踊りなら見たい気もするけど…。」

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17 18:44:33 ID:vgkmJTo20

「あんぎゃあぁぁぁぁぁ!!!」

久「!?どうしたのかしら?」

和「どうやら長屋の外から聞こえてきますね。」

一同、何事かと外をのぞいてみますと、長屋の大家である染谷まこが何やら大声を出し騒いでいました。

まこ「ひぃぃぃ!!こっちこんといてくれ!!」

久「どうしたの、まこ?そんなに慌てちゃって。」

まこ「い、今表ででっかい蛇をみたんじゃ!!」

優希「へび?大家さんそんなものが怖いのか?」

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17 18:50:13 ID:vgkmJTo20

まこ「わしゃ、蛇は大の苦手なんじゃ!!
あの、うねうねした体、目、舌、どれをとっても怖くてたまらんのじゃ!!」

久「へぇ~、あのまこにも怖いものが…、ふんふむ…。」

――そこで竹井久、なにか思いついたようです。

久「ねぇ、今からみんなで自分の怖いものの言い合いっこしない?」

京太郎「はぁ…、怖いものですか…。」

久「誰にだって怖いもののひとつやふたつあるものよ、良い機会だしそれをみんなで発表しましょ。」

和「まぁ、いいですけど…。」

まこ「まず、言い出しっぺのお前さんが言いんしゃい。」

久「そうねぇ、私は…。」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17 19:02:42 ID:vgkmJTo20

優希「わかったじぇ!竹井さんが怖いのはずばり『美穂子お姉さん』だじぇ!」

久「そうそう、いつも菩薩みたいに優しい美穂子が、朝帰りだと修羅のように…って違うわよ!
私が怖いのは、ずばり『広いところ』よ!」

まこ「ほ~う、広い所が怖いとは、変わっておるのぉ~。」

久「あの独特の空間、体が重くなるような感じがして、どうにも苦手なのよね。」

和「『閉所恐怖症』ならぬ『広所恐怖症』ですか、文字に起さないとややこしいですね。」

優希「じゃ次はおっぱいの大きい順で、のどちゃんの番だじぇ!」

和「なんですか、それは…。
まぁ良いでしょう、私は実は『お化け』が怖いんですよ…。」

優希「『お化け』?
あの、のどちゃんが意外だじぇ。」

和「お恥ずかしながら…、わけのわからないところも、足の生えてないところも怖くて仕方が無いんですよ…。」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17 19:06:51 ID:vgkmJTo20

久「へぇ~、普段『SOA』なんて言ってる和がねぇ~。
なかなか可愛いとこあるじゃない。」

和「えぇ、だから私は超常現象を否定する科学にのめり込んでいきました。
上田教授の著書は、今でも私のバイブルですよ。」

優希「おっ!次は私の番か!
聞いて驚くなよ!私の怖いものはなんと『イカ』だじぇ!」

京太郎「イカ?お前タコと名のつくものは大好きだったんじゃなかったのか?」

優希「イカだじぇ?タコよりも2本も足が多い、色も透明で分かりにくいし深海には大王イカなんて恐ろしい奴も住んでるんだじぇ?あぁ~こわいこわい」カクカク

久(こんどイカの入ったたこ焼き?でも差し入れてあげようかしら…。)

優希「お次はいよいよ犬だじぇ!トリに恥じないものすごいの期待してるじぇ!」

京太郎「なんだよ…ものすごいのって…。」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17 19:16:42 ID:vgkmJTo20

まこ「京太郎はこのなかで唯一の男じゃし、そうそう怖いものなんてないんじゃないかのう。」

京太郎「いや…俺にも怖いものくらいある…言うのも怖いくらいな。」

優希「もったいぶらずに早く言うじぇ!」

京太郎「俺が怖いのはな、ずばり『KKK』だ!」

優希「けーけーけー?」

和「KKK、『白人至上主義団体』ですよね、確かに差別主義者は怖いですが…。」

京太郎「その『KKK』じゃねえ!俺が怖いのわ、伝説の妖怪『睾丸・クラッシャー・カスミ』のほうだ!」

「あらあら、若い男の声がするわぁ~。」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17 19:23:42 ID:vgkmJTo20

京太郎「ひぃ~!!」どひゅ~ん!!

霞「あらあら、そんなに怖がらなくてもいいのに、向こうでいいことしましょうねぇ~。」

京太郎「ひぃ~!!た、たすけて~!!」

霞「これでまた若がえ…、なんでもないわ、行きましょ。」

「ぎゃぁぁぁ!!助けてくれ !!」

久「…。」

和「…。」

優希「…。」

まこ「…。」

久「さて、気を取り直してもう一度…。」

「なになに?なんの話してるの?」

――するとそこへ、モブっぽい少女が一人長屋にやってきました。
その少女の名前は『宮永咲』同じ長屋の住人です。

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17 19:28:52 ID:vgkmJTo20

咲「なんだか表で京ちゃんが変な女の人に連れていかれたけど、どうしたの?」

――竹井久は大家が蛇が苦手なこと、そこから怖いもの大会になったことを宮永咲に全部、話しました。

咲「あっはっは!くだらないよ!
なに?大家さんは蛇が怖くて、竹井さんは広所恐怖症?
和ちゃんはお化けが怖いなんて可愛いよね。」

まこ「むっ…。」イラッ

和(咲さんに可愛いって言われました…//)

咲「優希ちゃんはタコが好きだから、イカが嫌いなんて安直すぎない?
京ちゃんはまぁしょうがないとして、みんな情けなさすぎだよ。」

久「あら、咲は怖いものなんてないの?」イラッ

咲「私に怖いものなんてないよ、しいて言うならプリンを食べちゃった時のお姉ちゃんくらいかな…。」

まこ「ほ~う」イラッ

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17 19:33:03 ID:vgkmJTo20

――その時、宮永咲は部屋の隅に片付け忘れた麻雀牌を発見しました。

久「あら?いけない、牌を片付け忘れてたわ。」

咲「ひぃぃ!そ、それなぁに?」

和「何って、麻雀牌ですけど?」

咲「わ、私は麻雀だけは怖くて仕方がないんだよ…。
ツモるのも怖い!カンするのも怖い!もし嶺上開花で上がったらと考えると、夜も怖くて眠れないよ…。」

優希「はぁ~、麻雀が怖いなんて変わってるじぇ…。」

咲「うぅ…、見てるだけで気分が悪くなってきたよ…。」

和「大丈夫ですか?咲さん。
具合が悪いなら、隣の部屋で寝てた方が…。」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17 19:36:12 ID:GCaOi3Wa0

咲さんあざとい

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17 19:37:04 ID:vgkmJTo20

咲「うん…、そうするよ。
ありがとう、迷惑かけてごめんね。」

――そう言うと宮永咲は隣の部屋で布団を敷き、寝始めました。
さて、しばらくたつと、また竹井久がよからぬことを思いつきました。

久「咲、寝ちゃったわね。」

まこ「どうしたんじゃ?」

久「いえね、咲の枕元にさ、こっそり麻雀牌を置いたら面白いことになると思わない?」

和「竹井さん悪趣味ですよ…。」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17 19:42:17 ID:vgkmJTo20

久「さらにさらに、この界隈で麻雀が強くて有名な人たちと無理矢理打たせたらどうなると思う?」

優希「麻雀牌見ただけであの怖がりようだじぇ。きっととんでもないことになると思うじぇ。」

久「そそ、さっきあの子、私たちの怖いもの散々バカにしたじゃない。
そのお返しよ。」

まこ「ほぉ~、なるほどのお、さっきは散々煽られイライラしたからのう。」

和(咲さん「うわ~ん、麻雀怖いよ!助けてよ和ちゃ~ん!」

和「ふふ、咲さんもう大丈夫ですよ、私がついてますからね。」

咲さん「和ちゃんて頼もしいんだね、大好き//」)

和「アリですね!」

久「それじゃあ早速準備に取りかかりましょう。」

――それから、竹井久は急いで町内の麻雀自慢を集めてきました。

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17 19:44:52 ID:vgkmJTo20

やえ「麻雀のことで私を選ぶとは、ニワカの癖になかなか見所がある奴だな。」

恭子「ふぅ~ん、そいつを麻雀でボコボコにすればいいんやね。」

池田「にゃっはっは!カナちゃんがひとつ麻雀で懲らしめてやるし!」

――一人、若干ウザいのまで付いてきましたが、これで宮永咲を脅かす準備が整いました。

久「しめしめ、後は咲が起きて悲鳴を上げるのを待つだけね。」

まこ「上手くいくかのう…。」

優希「大丈夫だじぇ、牌だけであんなに怖がってたんだから…」

和「咲さん…」ドキドキ

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17 19:45:47 ID:JwOsWoJN0

かませばっか集めんなよwww

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17 19:46:31 ID:vgkmJTo20

「「「ぎゃぁぁぁぁぁぁ(し)!!!」」」

久「ほら、聞こえたわよ。」

まこ「なんか様子がおかしくないかのう?」

――ふすまを開けて隣の部屋を見ると、なんとハコられた小走やえ、末原恭子、池田華菜の姿がありました。

咲「カン!カン!もいっこカン!ツモ、チンチツトイトイアンコーサンカンツアカイチ、リンシャンカイホー。麻雀って怖いよね。」

池田「ひぃ~!勘弁してくれし…!」

恭子「メゲるわぁ~」

やえ「すいません!自分がニワカでした。」

久「どういうこと?」

まこ「わしら担がれとったんじゃの…。」

咲「あ~あ、怖い怖い。
みんな!もう一回怖がろうよ。」

やえ・恭子・池田「「「麻雀怖い」」」

カン!

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