1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/18(金) 22:46:20.48 ID:9ClE3SZF0
ソフィア「がんばれ」ゴロン
玉子「まじめに聞くである!」
花子「なになに?なにをどうすんの?」
玉子「埼玉を!」
花子「さいたまをー?」
玉子「水の都に!」
花子「ぷ、み、みずのみやこにぃー?」
玉子「するである!」
花子「するであるぅー!あはははははははははは!!」
玉子「笑うなである!」
花子「ごめんムリ!あははあっははははは!!」
玉子「ううううー…ソフィアー…!」
ソフィア「おーい、そのへんにしとけって」
花子「ひひひ…はは……ふう…はーいよ」
ソフィア「で、埼玉をどうするって?」
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/18(金) 22:51:01.46 ID:zNKDqOCI0
越谷だと
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/18(金) 22:52:44.50 ID:9ClE3SZF0
玉子「だから水の都にするのである!」
ソフィア「ふーん」
玉子「もっと興味を持つである!」
ソフィア「って、言われてもなあ…」
景子「あの、すいません、質問」手アゲ
玉子「歓迎である!」指サシ
景子「水の都って、なんですか…?」
玉子「それはもちろん、ヴェネツィアのような都である!」
景子「べね…?」
玉子「おやあ、景子、知らないのであるかー?」
景子「す、すいません」
ソフィア(そういやこの前ヴェネツィアに旅行した先生が写真見せてたな)
花子(玉子もそれで知ったんだろうなー)
玉子「仕方ないであるなあー、ヴェネツィアというのはー…」
史織「イタリアの北のほうにある都市でアドリア海に面してるんですぅ、だからぁ、街のなかが河みたいになってたりしてぇ、水上バスとか走っててぇ、水の都って呼ばれてるんですぅ、これ画像ですぅ」ケータイミセ
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/18(金) 22:58:59.53 ID:ZcFVAJQX0
ARIAかなにか?
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/18(金) 22:59:22.12 ID:9ClE3SZF0
景子「へえー」
玉子「よ、よく知ってるであるな、史織…」
史織「このまえ先生が旅行行ったらしくてぇ、授業で写真見せてくれましたぁ」
玉子「そ、そうであるか…よ、余はべつに、そういうので知ったわけではないであるが…」
史織「??」
景子「わあ、おしゃれだなあ」
玉子「!!」
史織「ですよねぇ」
玉子「そう!そうなのである!!」バンッ
景子「わっ」
ソフィア「こーら、雀卓を叩くなって」
花子「つーかおしゃれ押し?おしゃれ押しなの?」
玉子「おしゃれ押しであるぞ!」
花子「あっははははっははははははははははは!!」
玉子「笑うなであう!あ、あるである!ある!」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/18(金) 23:06:28.11 ID:9ClE3SZF0
花子「噛んだ!あはははははははははは!!」
玉子「うううぅぅぅぅ……」
景子「せ、先輩、笑いすぎですよ…」
花子「だってさー、さ、さいたまで、おしゃ、おしゃれ…あはははっはあははははあはは!!」
玉子「埼玉だって本気出せばおしゃれになるである!」
花子「ひいいいもう、ゆるして、あっははははははははははは!!!」
玉子「なるである!!」
ソフィア「はいはい、そこまでな」
花子「ふー、ふー、はあー」
玉子「ソフィアー…」
ソフィア「わかった、よーくわかった、埼玉を水の都にしたいのはほんとわかった」
玉子「!! さすがソフィ」
ソフィア「でも無理だ」
玉子「!? なぜである!?」
ソフィア「海がない」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/18(金) 23:17:24.85 ID:9ClE3SZF0
玉子「か、河ならあるである!」
ソフィア「いやいや、河じゃあ無理だろう、流れちまう」
玉子「な、流れない程度にすればいいであるぞ!」
ソフィア「乾いて終わりだな」
花子「水害じゃん?」
玉子「都である!」
花子「そもそも埼玉に都ってのが……ぷっ」
ソフィア「花子」
花子「はーい、笑いませーん」
玉子「河から水を汲んできて……乾いたらまた汲んできて……」
史織「でもぉ、こういうのってぇ、自然にそうなるからいいっていうかぁ」
玉子「!!」
史織「適応の結果うまくやってるってのがあるからぁ、いいなあって思うわけでぇ、狙ってやられてもあざといっていうかぁ、現にもう手に余ってるっていうかぁ」
史織「水の都化したら病原菌とかもわくと思うしぃ、つらいこともたくさんあってぇ、そういうの、自然ならともかく、人間がやったことだとたぶん看過できないていうかぁ、怒られますよぉ?」
史織「なるべくしてなれなかったんだから、諦めたほうがいいと思いますぅ」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/18(金) 23:19:13.72 ID:zNKDqOCI0
史織さん現実的だな
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/18(金) 23:25:06.71 ID:9ClE3SZF0
玉子「……」プルプルプル
花子「お、おい、ソフィア、玉子泣いちゃうぞ…」ヒソヒソ
ソフィア「ああ、もう、どうすっかなあ…」ヒソヒソ
玉子「ど……どうろを、あおいペンキでぬって……」
花子「!? ねばった!ねばったぞソフィア!」ヒソヒソ
史織「それって、本質からずれるっていうかぁ」
ソフィア「しかもそれも切り捨てられた!」ヒソヒソ
玉子「……」プルプルプルプル
史織「…?せんぱい?」
玉子「……」プルプルプルプル
景子「あ!ああ、そういえば、ソフィア先輩!」
ソフィア「お、おう?」
景子「哲学を英語で言うとフィロソフィアって言うらしいですが、これって知、ソフィアを愛するって意味なんだそうですね!じゃあフィロソフィアって先輩に向かって言ったら告白になりますよね!これってトリビアになりませんか!?」
ソフィア(ごまかしかた下手すぎだろ!)
花子(つーかトリビアでしめたー)
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/18(金) 23:32:07.83 ID:9ClE3SZF0
玉子「……へぇ」
ソフィア(食いついた!?)
史織「わぁ、トリビア懐かしいですねぇ」
景子「ゴリラはみんな……B型」声真似
玉子「へぇへぇへぇ」
史織「ふふっ、さんへぇ」
景子「し、史織も入れてくれよぉ」アハハ
史織「ごめんなさぁい、それテレビでみましたぁ」
玉子「余は初めて聞いたである」
史織「大山のぶ代ってぇ、太陽に吠えろの脚本を書いたことがあるらしいですよぉ」
玉子「ほんとであるか!?」
史織「はい、なんへぇくらいですかぁ?」
玉子「100へぇである!!」
史織「わぁ、金の脳ゲットぉ」
玉子「メロンパンもあげるであるぞ!!」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/18(金) 23:37:23.43 ID:9ClE3SZF0
ソフィア「……そういやよ」
花子「ん?どしたのソフィア」
ソフィア「いや、昔、イクラを鍋に入れるとチーズになるってトリビア、送ったなあと思ってよ」
花子「マジで!?くっだらねー!!どうだった?」
ソフィア「不採用だった」
花子「だろーなー、あははははは」
玉子「チーズになるのは本当であるか?」
ソフィア「んー…微妙」
景子「なんですかそれ…」
ソフィア「大発見だ!と思ったんだよな、イクラの触感が変わるって時点で」
花子「で、盛っちゃったって?」
ソフィア「うん」
花子「あっはははははあっはあっはっはははははは!!!」
史織「かわいいですねぇ」
ソフィア(あ…笑われるより来た、いまの)
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/18(金) 23:46:46.38 ID:9ClE3SZF0
玉子「うーん…」
景子「? どうしたんですか?」
玉子「…どうなるんであるか?イクラを鍋に入れると…」
景子「え…えっと」
玉子「チーズじゃない…でも、変わるんであろう?ソフィア」
ソフィア「え?ああ、まあなあ」
玉子「…食べてみたいである」
ソフィア「は?いや、やめとけって」
花子「食べるのさんせーい!」
ソフィア「……面白がってるだろ」
花子「バレぴょん?」
ソフィア「なにがぴょんだよ…」
景子「えっと、じゃあ今日の晩ご飯はお鍋に?」
玉子「するである!買い物に行くであるぞ!」
史織「そうですねぇ、メロンパンも買わなきゃいけませんしぃ」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/18(金) 23:53:19.80 ID:9ClE3SZF0
史織「じゃあ行きましょうかぁ」
玉子「うん!ソフィアたちも来るであるか?」
花子「んー、パス」
ソフィア「準備してるわ、お金はあるのか?」
史織「くださぁい」
景子(ちゃっかりしてるなあ)
史織「買ってくるものはぁ、普通にお鍋に入れるようなものとぉ」
玉子「イクラとメロンパン!」
史織「で、いいですかぁ?」
ソフィア「あ、ジャムきれてるわ」
花子「お菓子買ってきてー」
史織「はぁい、景子先輩はぁ?」
景子「あ、わたしは特に」
玉子「じゃあ出発である!」
史織「いってきまぁす」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 00:00:16.86 ID:+VCOwAI/0
がらがらら…
ソフィア「さて、じゃあご飯炊いとくか」
花子「…なーなー」
ソフィア「ん?」
花子「なんかわかんねーけど仲いいよな、あのふたり」
景子「ですよね」
花子「やべーってこっちがハラハラしても、結局仲良く笑って終わってるっていうかさ」
ソフィア「ハラハラ?おまえが?」
花子「あ、ひでーなもう、これでも結構してるんだよー」
ソフィア「はいはい、まあ分かるけどさ」
景子「玉子先輩、かわいいから」
花子「あははは、玉子がかわいがられる側なんだ?」
景子「え、あの、べつに変な意味じゃ」
ソフィア「まあチンチクリンだしなあ」
花子「ころがって行きそうだよな、どこまでもさ」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 00:04:49.23 ID:ehutl5Jc0
いい関係だ
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 00:05:53.48 ID:+VCOwAI/0
史織「あ、こっちのお肉やすぅい」
玉子「?? 安いのはおいしくないかもである」
史織「これはたぶん大丈夫なやつですぅ、安いほうがいっぱい買えますしぃ」
玉子「!! じゃあこれにしようである!」
史織「ふふふ、はぁい」
玉子「…」ガサッ
史織「?? なに入れ……あ」
史織(ちょっとお高いメロンパン…)
玉子「ジャ、ジャムも見なくっちゃであるぞ!」
史織「……」
史織「はぁい」
玉子「どれがいいであるかな」
史織「先輩はどれがいいですかぁ?」
玉子「これがいいである!」
史織「じゃあこれでぇ」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 00:11:04.78 ID:9G8Zvxgw0
ギャル子ちゃん良いキャラしてんな
越谷の可能性は無限
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 00:12:51.68 ID:+VCOwAI/0
史織「…」ガサゴソ
玉子「…」ガサゴソ
史織「じゃあ、こっちの袋は先輩に持ってもらっていいですかぁ?」
玉子「わかったである!」
史織「ありがとうございまぁす」
玉子「お鍋ーお鍋ー」
史織「お鍋ぇー」
玉子「史織ー」
史織「はぁい?」
玉子「イクラ、どうなるであるか?」
史織「うーん…固くはなるんじゃないですかぁ?」
玉子「ほんとであるか!?」
史織「たぶんですけどぉ、玉子ですしぃ、熱で」
玉子「おおおー!!」
史織「まぁ、入れてみてのお楽しみですねぇ」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 00:19:09.71 ID:+VCOwAI/0
不良①「お、お茶してくれそうな子ハッケーンだがや!」
不良②「どれどれ?お、マジじゃん!やべーど!やべーど!」
玉子「楽しみであるなー」
史織「楽しみですねぇ」
不良①「へ、へい、おねえちゃん、マジまぶいね」
玉子「ひっ」
不良②「お、お茶しない?そこの、サテンでさあ」
史織「興味ないんでぇ」
不良①「そ、そう言うなっぺ」
不良②「ちゃー飲むだけだっちゃ、いいじゃんよお」ガシッ
史織「……あのぉ」ハァ
玉子「そ、その手を離すである!!」ブルブル
不良①「お、なんだこのちっこいのんは」
不良②「こどもは引っこんでるっぺ!」
玉子「は、離せである!!史織に触るなである!!」ブルブルブル
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 00:21:02.52 ID:hyEh27+80
たまこがんばる
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 00:24:39.53 ID:+VCOwAI/0
玉子「は、離さないと…」ブルブル
史織「……」
不良①「ど…どうするって…?」
玉子「お、怒るであるぞ!!」
不良①「じょ…上等だっぺ!」
不良②「こちとら、こちとら……不良だぞお!」
史織「あ、もしもし警察ですかぁ?いま不良にからまれちゃっててぇ」
不良①②「!!?」
玉子「け、けーさつ…!?」
史織「そう、そうですぅ、そこのスーパーのまえでぇ、え?3分で行く?わぁ、助かりますぅ」
不良①「ひ、ぽ、ポリ公はやべえ、ぱねえ」
不良②「まじやべえ、ずらかるずら!」
不良①「おぼえてろよお!」
タッタッタッタッタッタ…
玉子「…」ポカーン
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 00:29:46.75 ID:T2ruL27A0
玉子って、たま“こ”?それとも、たま“ご”?
36 :>>35 ご 2013/01/19(土) 00:33:05.12 ID:+VCOwAI/0
史織「行っちゃいましたねぇ」
玉子「よ、余たちもはやくいかないとっ!」
史織「…? なんでですかぁ?」
玉子「け、けーさつが…」
史織「あぁ、あれ嘘ですぅ」
玉子「!?」
史織「意外と騙せるものですねぇ」
玉子「だ、騙すなんてひどいである!」
史織「?? てゆうかぁ、どうして先輩が警察怖がってるんですかぁ?」
玉子「え……あ」
史織「くすっ…別に怒られませんよぉ?」
玉子「う、わ、わかってるである、余はべつに、怖がってなんか…」
史織「……先輩」
玉子「ほ、ほんとに!こわくなんか」
史織「ありがとうございました」ペコン
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 00:42:39.23 ID:+VCOwAI/0
玉子「え、な…?」
史織「守ってくれて」
玉子「そ、そんな、余は…余は、なにも…」
史織「んー…?」
玉子「なにも、できなかったであるし…」
史織「うーん…そういうことじゃないっていうかぁ…えっとぉ…」
玉子「…??」
史織「……うれしかったです」
玉子「…あ」
史織「だから、ありがとうございました」
玉子「え、えっと…」
史織「…」
玉子「…うん」
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 00:51:38.87 ID:+VCOwAI/0
史織「ふぅ、おなかすきましたねぇ」テクテク
玉子「うん、そうであるな」テクテク
史織「…先輩」
玉子「ん?なんであるか?」
史織「なんで、水の都とか言いだしたんですかぁ…?」
玉子「……それは」
史織「はい」
玉子「…埼玉は、ダサいから」
史織「……」
玉子「ユーチューブで、埼玉の歌というのがあったから、聴いたのである…」
史織「埼玉のぉ?」
玉子「そうである、髪の毛が、こう、頭の上でとんがってる人が歌ってたである」
史織(あ、はなわ…)
玉子「ダンダダサいたま、って…歌ってたである…」
史織(懐かしいなぁ…)
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 00:53:24.51 ID:xJZfKKl8O
懐かしいと書こうとしたら、>>42の最後の行に書かれてた
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 00:58:17.25 ID:+VCOwAI/0
玉子「埼玉のひとは…なぜかわからないが…他の県のことを…ライバル視してる…って」
史織「…してるんですかぁ?」
玉子「……ちょっと」
史織「あー…」
玉子「東京の二番手はゆずらねえー♪……気持ちは分かったである…」
史織「んー…」
玉子「でも、それじゃダサいたまなのである!!」
史織「……」
玉子「東京の二番手に甘んじる心!関東圏の他県をやっかむ心!それこそがダサいのである!!」
史織「ふむ…」
玉子「だから!どうせならライバルはヴェネツィア!もしくはローマにすれば!ダサいたまじゃなくなると思って、余は…!!」
史織「…でもぉ」
玉子「…??」
史織「ダサくなくなったら、不良もほんとにすごいのが来ちゃいますよぉ?」
玉子「!!」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 00:59:39.49 ID:ECRVuZJC0
埼玉と聞いて支援
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 01:04:12.47 ID:+VCOwAI/0
玉子「そ、そうなのであるか…?」
史織「だってほらぁ、ニュースになってるみたいなぁ、なんとか連合みたいなぁ」
玉子「ひっ」
史織「グローバル化なんかしたらもっと大変ですよぉ」
玉子「ど…どうなるのである…?」
史織「英語でまくしたてられたりしますよぉ」
玉子「ひいっ!」
史織「ヘイユー、なかなかのものをHave a nice bust!」
玉子「こ、怖いである!!」
史織「でしょう?」
玉子「…」コクンコクン
史織「だからぁ、先輩?」
玉子「…??」
史織「これくらいのダサさでぇ、ちょうどいいのかもしれませんよぉ?」
玉子「!!」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 01:09:31.40 ID:+VCOwAI/0
史織「微妙にダサいけどぉ」
玉子「…うん」
史織「そこそこ暮らしやすいしぃ」
玉子「…うん」
史織「逆に楽っていうかぁ」
玉子「……」
史織「それくらいが、性に合いません?」
玉子「…そう、であるな」
史織「でしょう?」
玉子「うん、合うである」
史織「…」
玉子「いいである!埼玉はこんなかんじでいいである!!」
史織「…」ニコッ
玉子「ありがとうである、史織っ!」
史織「いぃえ」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 01:15:01.81 ID:ehutl5Jc0
史織ちゃんいい子
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 01:15:35.48 ID:+VCOwAI/0
がらがらら…
史織「もどりましたぁ」
玉子「ただいまである!」
花子「お、来た来たー」
景子「おかえりなさい」
ソフィア「おつかれさん、準備はできてるから手洗いうがいしてきな」
史織「はぁい」
玉子「みな、聞くである!」
花子「お、今度はなんだー?」
ソフィア「聞いてやるから手洗いうがいだけして来い」
玉子「す、すぐ終わるである!」
ソフィア「…なんだ?」
玉子「埼玉ヴェネツィア化作戦は中止である!」
ソフィア「おおわかった、洗面所行ってこい」
玉子「あっさりしすぎである!」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 01:20:05.98 ID:ehutl5Jc0
ソフィアさんがいい姉御すぎる
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 01:22:59.12 ID:+VCOwAI/0
ソフィア「あっさりもなにも、なあ」
花子「あ、まだ中止じゃなかったんだ、ってかんじ?」
玉子「むううう…ううう…」
史織「先輩、インフルエンザ流行ってるらしいですよぉ?」
玉子「なっ!?」
史織「はやく洗ってこないとぉ、かかっちゃうしれませんよぉ」
玉子「い、行ってくるである!」タッタッタ
ソフィア「あーほら、走んなって」
景子「お鍋、火つけますね」カチャ
花子「テレビなんかやってねーかなー」ピッピッ
ソフィア「ほんとにイクラ買ってきたのか…」
史織「はぁい、ちょっといいやつをぉ」
花子「おー?なにこれスペシャル?」
テレビ「エンタの神様ー一夜限りの復活スペシャルー!」
史織「……ぁ」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/19(土) 01:29:37.52 ID:+VCOwAI/0
玉子「洗ってきたである!」
史織「あ…えっとぉ…」
景子「うわーエンタ懐かしいなあー」
玉子「ん…?」
テレビ「トップバッターはいきなりこの人ー!はなわー!」
玉子「あーっ!!」
花子「お、おうっ!?どしたの急に!?」
ソフィア「こら、あぶないって」
玉子「とんがり頭!とんがり頭である!!」
景子「え、えっと…」
花子「うん…とんがり頭だけど…?」
史織(……ガッツ伝説だといいけどぉ)
テレビ「今宵はガッツ伝説以前の封印された名曲を披露するー!」はなわ「じゃかじゃかじゃかじゃかダンダダサいたま♪」
玉子「ノーであるううううううううう!!!」
カン!