【玄・穏乃SS】憧「大変なことに気付いた」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 00:05:16 ID:VHzWY+Pj0

穏乃「大変なことって?」

憧「ウチらがインハイで目立つとさ……後々、阿知賀レジェンド()とか呼ばれね?前例あるし」

灼「……!」

宥「レジェンゴwwwwww」プルプル

玄「それは困っちゃうね~」

穏乃「どうしよう憧!これじゃあ和と遊べないよ!」

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 00:06:07 ID:VHzWY+Pj0

憧「私にいい考えがあるわ」

穏乃「まじすか」

憧「まず私達の目的は?」

穏乃「和と遊びたい!」

玄「東京観光~」

宥「観光~」

灼「……同じく」

憧「そう、私達の目的は東京観光。ついでに穏乃が和と遊ぶ」

穏乃「ついでかよ」

憧「レジェンゴは決勝進出だっけ?知らんけど」

灼「……確か」

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 00:06:38 ID:VHzWY+Pj0

憧「東京観光は時間の空く到着直後と二回戦後を狙う。つまり準決勝敗退が目標よ」

穏乃「和と遊ぶのはー?」

憧「準決勝までに当たるのを祈れ。最悪、東京の雀荘でも行ってこい」

穏乃「背に腹はかえられないか……」

憧「次は打ち方の取り決めね。一回戦は多少は手を抜いて勝ちにいきましょ」

玄「は~い」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 00:07:07 ID:VHzWY+Pj0

憧「玄は立直と槓しちゃダメだよ?すぐドラ12越えちゃうから」

宥「アレ目立つよね~」

憧「宥姉もですよ。暖かいからって九蓮揃えないでくださいね、目立つんだから」

宥「えぇ~」

憧「んで、二回戦は二位勝ち抜けを狙うわ。シード校に大差をつけられてね」

灼「……了解」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 00:07:48 ID:VHzWY+Pj0

憧「玄には悪いんだけど先鋒で大量失点を頼むわね」

玄「おまかせあれ~」

憧「後は私達が点数調整をしつつ二位を狙う。そうね一位に9万点差くらいがいいかな」

宥「おっけ~」

憧「準決勝は適当に三位くらいで目立たないようにすればレジェンド()なんて呼ばれない!」

穏乃「憧超頭良い!流石、奈良円光!」

憧「ぶっ飛ばすぞおい!」

宥「レジェンゴwwwwww」プルプル

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 00:08:48 ID:VHzWY+Pj0

憧「こんなもんかしらね。じゃあ各自自由行動ということで」

玄「おつかれさま~」

灼「……おつかレジェンド」ボソッ

穏乃「」ブフォッ

憧「」ゲホッゲホッ

宥「」ヒューヒュー

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 00:20:56 ID:VHzWY+Pj0

宥「お風呂~」

玄「私も~」

灼「……眠い」

穏乃「憧はどうする?」

憧「そうね~とりあえず外出よっか」
阿知賀の自室

レジェンゴ「よーし、お前らー1回戦に備えて徹麻するぞー」ガチャ

レジェンゴ「ってもう寝てるし!まったくしょうがない奴らだな」

灼「……晴ちゃンゴwww」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 00:23:27 ID:iCvRQ4pM0

灼はまったな

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 00:25:03 ID:KxglAt9d0

割と好きだこのノリ

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 00:29:23 ID:VHzWY+Pj0

翌朝

玄「みんな~朝だよ~」

穏乃「うー」

憧「眠い~」

灼「……晴ちゃンゴがミーティングするって」

憧「朝くらいゆっくり寝かせろよ」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 00:35:00 ID:VHzWY+Pj0

憧「ところで宥姉は?」

玄「お姉ちゃんなら温かいからってお風呂で寝ちゃったよ?」

穏乃「ちょwww」

灼「……水風呂になるよね」
宥「」ガタガタブルブル

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 00:42:40 ID:iCvRQ4pM0

お姉ちゃんよく無事だったな……

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 00:44:08 ID:VHzWY+Pj0

憧「晴絵の召集をシカトして抽選会場に来たわけだが」

宥「」ガタガタブルブル

玄「お姉ちゃん中々復活しないね~」

灼「……抽選行ってくる」

穏乃「灼さんぶちかませー!」

憧「灼ちゃんファイトー」

玄「いっぱ~つ!」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 00:52:40 ID:VHzWY+Pj0

穏乃「和のいる清澄は逆サイドだった(´;ω;`)」

憧「穏~元気出しなって」

灼「……生きていればきっといいことある」

玄「野上行こうよ野上!元気出るよ~」

憧「ちょ、試合前だよ?」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 01:02:13 ID:VHzWY+Pj0

憧「晴絵を見ないまま一回戦が始まったわけだが」
玄「ツモドラ7!」

灼「……打ち合わせに反して早速親倍」

穏乃「玄さんパネェwww」

憧「目立たないようにってアレほど言ったのに」ハァ

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 01:13:02 ID:VHzWY+Pj0

怜「ドラローさんは手が窮屈そうやねぇ」
憧「……って予測する人がいると馬鹿が毎回いるわけだが」

宥「いつからドラを切れないって錯覚していた、って聞かせてあげたいよね~」

灼「……すぐ手にドラ槓ドラ裏ドラ赤ドラで固まるから何を切ろうが関係無いのにね」

穏乃「そんな奴に三槓子ドラ14とかぶちかましてほしい」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 01:29:12 ID:VHzWY+Pj0

憧「結局、玄がどっかの高校を飛ばして一回戦が終わったわけだが」

灼「……目立ってる」

穏乃「試合終わったし秋葉原いくー?」

宥「……私寝ちゃってた?」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 01:31:06 ID:iFHAYuKfO

全員魔物クラスか

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 01:36:28 ID:VHzWY+Pj0

玄「ただいま~」

宥「おかえり~」

穏乃「玄さんお疲れっす!」

灼「……おつかレジェンド」

憧「玄!あんたねぇアレほど目立つなって言ったのに!まったかもう」

玄「ごめんねぇ~」

憧「まぁいいや。ところで、これからアキバ行くんだけど玄も行くでしょ?」

玄「すっごく楽しみ~」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 01:43:45 ID:VHzWY+Pj0

玄「ところで帰ってくる途中に聞いたんだけどね」

穏乃「アキバ楽しみだなー」

憧「穏ったらどんだけ楽しみなのよ」

灼「……おつかレジェンド」フフッ

宥「秋葉原って温かいかなぁ~」

憧「ピザ体型が沢山いるから抱いてもらえば?」

宥「ん~」

玄「赤土さん倒れて医務室に担ぎ込まれたって」

憧「ちょwwwwww」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 01:47:20 ID:978jxt5w0

楽しんでるなぁ

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 01:48:02 ID:AFKmVIfJ0

わいが抱いたるで!

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 02:00:42 ID:VHzWY+Pj0

玄「清澄の子が介抱してくれたらしくてね、その子が言うにはずっと泡吹いてたって」

憧「これだからアラフォーは困る」

灼「……引き取りに行く?」

穏乃「くそぅ、赤土さんめ!どこまで私達に迷惑かければ気が済むんだ!」

憧「はいはい。アキバはまた今度行くから……穏、医務室行くよ」

穏乃「あ~い」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 02:07:28 ID:VHzWY+Pj0

憧「晴絵、今夜が山だってさ」

穏乃「魔物耐性皆無のアラフォーには荷が勝ちすぎたか」

玄「赤土さん……」

灼「……晴ちゃンゴ」フフッ
宥「お布団暖か~い」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 02:08:27 ID:KxglAt9d0

今夜が山www

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 02:16:38 ID:iFHAYuKfO

こんなんでよくコイツらのコーチやれたな

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 02:27:30 ID:VHzWY+Pj0

憧「晴絵……あんたのこと忘れないから……くっ」

穏乃「私達、赤土さんに鍛えられてここまで来たんだ……赤土さんの名に恥じないような結果にしなきゃだね」

玄「頑張ろ~」

宥「お~」
憧「そういえば晴絵、コーチらしいことしてたっけ?」

穏乃「あ、あれ?」

玄「赤土さん、保健室が好きなコーチだったよね~」

宥「私も好き~」

灼「……ここに来るまで途中、何度も失神しながら晴ちゃんは私達を送り届けてくれた」

憧「スリリングな旅だったよねー」

宥「帰りは電車がいいなぁ~」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 02:37:18 ID:iCvRQ4pM0

宿泊費も出してくれてるやん……

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 02:40:28 ID:tCt9qWxT0

移動費・宿泊費は後援会からやん……

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 02:40:36 ID:VHzWY+Pj0

レジェンド不在のまま二回戦へ
玄「じゃあいってくるね~」

穏乃「玄さん頑張れー!」

憧「玄、頼んだわよ」

玄「おまかせあれ~」
――これが後に阿知賀レジェン5と呼ばれる5人が作り出した伝説の始まりだった。眠い。終われ

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21 02:55:22 ID:KxglAt9d0

おつおつ
最後までレジェンゴだったな

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