1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 01:52:09.75 ID:j+oJYBhw0
松実家、早朝
玄「今日は比較的暖かいですねー。春の兆しを感じますのだ」
玄「しかし、お姉ちゃんは相変わらずのお寝坊さんっと」
玄「お姉ちゃんは、冬は布団から出れなくなるからなぁ」
玄「さて、そろそろ起こしに行きますか」
宥の部屋に向かう玄
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 01:59:54.76 ID:j+oJYBhw0
玄「お姉ちゃん、入るよー」
ガチャ
宥「うーん…、むにゃむにゃ」
玄「さっ、起きて起きて」ユサユサ
宥「わし、昨日は遅くまで働いてたからもっと寝かしてくれ」
玄「何言ってるの?昨日は、憧ちゃんと遊びに行ってたじゃん。ほら、起きて起きて」ユサユサ
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 02:03:56.79 ID:j+oJYBhw0
宥「真面目に仕事してわい!ぐーごー」zzZZZ…
玄「起きないと布団、剥がすからね」
玄「てい」ガバッ
宥「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ、寒っ!?寒ッッ!なんじゃこれ」ガクガクブルブル
玄「今日はいつもより暖かいよ。それに暖房も入ってるし」
宥「いやいや、この寒さはおかしい!昨日は、こんなに寒うなかった!」ガクガクブルブル
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 02:04:44.95 ID:EhDq0EE90
まこ繋がりか・・・
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 02:09:00.56 ID:j+oJYBhw0
宥「ん?なんやここ?わしの部屋ちゃうんか」キョロキョロ
玄「こんな暖房器具に囲まれた部屋、お姉ちゃんの部屋しかないよ。何言ってるの?」
宥「よう見えん…。って、あんた誰じゃ?」
玄「松実玄だよ~、朝からひどいなぁ」
宥「はて?まつみ、まつみ…。すまんが、松実さん。わしのメガネ取ってくれんか?」
玄「それならここに」
宥「あんがと」スチャ
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 02:13:18.68 ID:j+oJYBhw0
宥「って、なんじゃここーーーーー!?!??!?」
玄「朝からテンション高いねぇ。お姉ちゃんにしては珍しい」
宥「姉?わしが!?」ガタッ
玄「どこからどう見ても、松実玄の姉、松実宥だよ。はい、鏡」スッ
宥「おおっ…、間違いない。わしが対戦した阿知賀のベッピンさんじゃ!?」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 02:18:44.60 ID:j+oJYBhw0
玄「えっと…、何言ってるの?」キョトン
宥「信じられんやろうけど、落ち着いて聞いて欲しい。わし、松実宥じゃない」
玄「うーん、どこから見てもお姉ちゃんだけど…」
宥「姿はお主の姉に変わってしまったが、わしは清澄高校二年生の染谷まこじゃ」
玄「あのワカメの人?」
宥「じゃかましい!好きでワカメ頭なったんちゃう!テンパなんじゃ!」
玄「ご、ごめんなさい」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 02:25:19.57 ID:j+oJYBhw0
玄ちゃん、染谷家に電話中
玄『ホントに、お姉ちゃんなの?』
まこ『う、うん。そうだよ~、朝起きてびっくりしちゃった』
玄『不思議な事もあるものだなぁ…。それでどうするの?』
まこ『一度会って、話し合ってみよう。私がそっちに行く方がいい?』
電話を奪う宥
宥『すいません、染谷です。あのー、久と連絡取って、久連れて来て貰えますか?』
宥『久なら何とかしてくれるかもしれんからのぉ』
まこ『はい、わかりました。竹井さんですね?』
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 02:31:41.19 ID:j+oJYBhw0
数時間後
久「どうもお久しぶりです」
まこ「玄ちゃん、会いたかったよー」ギュゥゥゥ
玄(おもちないし、すごい違和感)
菫「あわあわあわわ…、本当に宥さんの雰囲気変わってる」ガタガタ
宥「なんで白糸台の元部長のあんたがここに居るんじゃ…」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 02:36:55.77 ID:yjfnxvaj0
菫さん本当にどこから嗅ぎつけてきたんだ…
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 02:37:17.93 ID:j+oJYBhw0
久「なるほど、二人の魂が入れ替わったのね」
宥「そうじゃ」コクコク
まこ「えぇ」コクン
久「ある所に電話してみるわね」ピピピ
久『~~ってわけなのよ。適当に麻雀して、魂でも入れ替えてよ』
久『は!?入れ替えの神様が休暇取ってる!神様なのに?』
久『じゃあ、どうするのよ!?他にオカルトに通じてる人達なんて…』
久『え~、一年後になったら休暇終わるの?って事は一年間はどうしようもないって事!?』
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 02:41:10.80 ID:b2W12Uc60
咲界のドラえもんこと鹿児島が封じられるとは
期待
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 02:42:38.90 ID:j+oJYBhw0
久「ごめんー、駄目みたい。今すぐ戻れないって」
まこ「そんな~」
宥「困ったのお」
菫(困り顔の宥さんもステキだ…。ってコイツは、ワカメじゃないか!)
久「さて、一年間どうするか考えましょう。一年経てば戻れるわ」
まこ「染谷さんは、今年から高校三年生になるんですよね?」
宥「そうじゃ。出来れば、高校は卒業したいんじゃけど…」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 02:49:41.93 ID:j+oJYBhw0
久「そうねぇ…、清澄麻雀部的にも、まこが居ないと全国大会とか…」
まこ「私は春に卒業するので、実家を手伝いますけど」
玄「赤土先生が、何人か中学生をスカウトして来たから阿知賀麻雀部は来年から7人になるよ」
(。-ω-。)———-話し合い中———-(。-ω-。)
久「じゃあ、決まりね。比較的、親しい人達には魂が入れ替わった事を話す」
菫「うむ。そして、宥さんにはもう一度、高校生活を。染谷は、松実館の手伝いを」
宥「まぁ、最後の全国大会に出れんのはちと寂しいけど、仕方ないのぉ。この姿で染谷まことして話して、信じて貰えるとは思えんし」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 02:54:53.39 ID:j+oJYBhw0
宥「roof-topどないしよ?」
久「私に任せなさいよ。どーせ、卒業してもやる事無いし、私が松実さんと二人で盛り上げてみせるわよ」
菫「むっ、お前が宥さんとだと!?」
久「だって、私がまこの次にroof-topに詳しいし。松実さん、雀荘のお手伝いとかした事ある?」
まこ「いいえ、ありません」フルフル
久「ね?誰かサポートが居るでしょ?」
菫「ぐぬぬぬ…」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 02:58:32.96 ID:h5QAB3aq0
久がroof-topで働くのか
イイネ
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:01:27.15 ID:j+oJYBhw0
菫「じゃあ、私も働く!染谷、私を雇え」
宥「…雇われる身の癖に、なんて高圧的な女じゃ。まぁ、いいぞ。多分、人手が足りんじゃろうしな」
久「ねぇねぇ、儲かったら私にボーナス入るわよね!?」
宥「…まぁ、売上見てな。評判は落とさんでくれよ?」
久「わかってるって!弘世さん、いえ。もう菫でいいかしら?」
菫「いいぞ。私も久と呼ぶ。さて、長野に住む準備をするか」
まこ「菫ちゃん、大学は?」
菫「休学します」キッパリ
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:03:21.46 ID:LhbRWqWe0
ダメだこいつ
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:07:13.63 ID:YoLZaQX/0
外見ワカメなのによくそこまで入れ込めるな
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:09:44.71 ID:j+oJYBhw0
そして、長野に帰った久、宥、菫
照「春から長野の大学だ」ルンルン
照「実家からは少し遠いけど、いつでも咲ちゃんに会いに行けるぞー」ルンルン
ガチャ
照「ただいまー、って誰も居るはず…」
菫「よう、遅かったじゃないか。鍵閉め忘れるなんて、相変わらず抜けてるな」
久「どーも」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:14:08.97 ID:j+oJYBhw0
久「いい部屋住んでるじゃん、流石元チャンピオン」
菫「だろ?もう一人くらい住めるな」
照「…」プルプル
久「私の家からも近いわね。あぁ、チャンピオンさー。バイト探してない?」
菫「照、今年もよろしくな。ここに住む事にしたから」
照「…」プルプル
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:19:20.71 ID:j+oJYBhw0
一ヶ月後
照の家
久「はい、緊急会議を開きます」
まこ「お茶入れますね」コポコポ
菫「しかし、メイド服慣れないな」
照「おっちゃんに脚触られた。むかついたから、ギギギ使った」ムスッ
久「今日の議題はもちろん、roof-topの売り上げよ、売り上げ!」バン
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:20:57.81 ID:fDEMraBA0
カツ丼の肉を良くしよう(提案)
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:25:50.26 ID:j+oJYBhw0
久「下がったのよ!それも大幅にね!?美少女、三人も増えたのに」
照「知ーらーなーい」
菫「何もかんも政治が悪いんだろ」
まこ(この姿だと、厚着しなくて便利だなぁ)
久「照、菫!あんた達、競技麻雀と勘違いしてるんじゃないの!?」
久「照は、三人まとめて飛ばすとか日常茶飯事だし、菫は宥に色目使った客を狙い撃ちしたり…」
菫「それは仕方ないだろ」
照「麻雀は強いが正義だから」キリッ
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:33:45.04 ID:j+oJYBhw0
久「どんな顔して、まこに報告すりゃいいのよ」ウーン
まこ「ごめんなさい。私もよくドジをしてしまって」
菫「宥さんは悪くない」キリッ
久「まぁ、宥のおかげでまこに男性ファンが増えたからね。今もコンタクト?」
まこ「う、うん。メガネ好きじゃないし、もうコンタクトにしようかなって」
照「ついでにストパーでも当ててきたら?」
まこ「勝手に当てていいのかな?」
菫「いいですよ!染谷も、宥さんの体であんな事やこんな事を…、許さんぞ!ワカメ」ギリリ
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:36:53.81 ID:j+oJYBhw0
その頃松実館、露天風呂
宥「ふぃ~、今日も働いたの~」
カポーン
玄「まーこちゃん♪」
宥「おっ、玄か。お主も風呂かい?」
玄「うん、そうだよ。灼ちゃんも居るよ」
灼「来ちゃった」ピョコ
宥「わしらで、三年生トリオじゃな。もっともわしは卒業してるが」
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:37:57.75 ID:b2W12Uc60
あかん、ワカメが超絶美人メイドMAKOちゃんになってまう……
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:41:47.41 ID:j+oJYBhw0
灼「阿知賀の生活には慣れた?」
宥「ぼちぼちじゃ」
玄「まこちゃん、接客するの上手いよね」
宥「ははは、小さい頃からメイド服着て雀荘やってたんじゃ、これくらい簡単簡単」
灼「私、愛想笑い苦手だなぁ」
宥「お主、いつも難しい顔しとるな。何考えてるんじゃ?」
灼「べ、別に変な事は考えてないよ」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:47:53.09 ID:j+oJYBhw0
宥「そうか、まぁ慣れじゃな慣れ。オッサン共も、偏見を持たずに話してみると意外と面白いぞ」
灼「年上の男の人とか、何、話していいかわからない」
宥「わしはもっぱら野球じゃな。適当に、阪神がどうのこうの、巨人があーだーこーだ言うてたら勝手に向こうから話しかけてくる」
灼「やっぱりカープファンなの?」
宥「あったり前田のクラッカーじゃ!」
玄(暖かくない)
宥「休みが取れたら、野球見に行きたいの。阪神広島戦」
灼「野球見た事無いや」
玄「行ってみる?」
灼「そうだね。一度、行ってみようかな」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:53:18.73 ID:j+oJYBhw0
宥「久しぶりに麻雀打ちたいの」
玄「部活来る?」
宥「ええんか?」
灼「一年生達には説明して無いから、松実宥さん風に喋ってね」
宥「それくらい、お安い御用だわ。うふふ」クネクネ
玄「お姉ちゃん、そんな喋り方じゃないですのだ」
灼「罰として、おもち揉みの刑」モミモミ
宥「あひゃひゃ…、くすぐったいのぉ」
玄「灼ちゃん、それ私のおもちだよ!」モミモミ
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:56:34.15 ID:j+oJYBhw0
二ヶ月後
照の部屋
久「えー、恐ろしい事に」
照「はい」
菫「うむ」
まこ「お茶入れますね」
久「照と菫と打つ人が居なくなりました。あんた達!お金、生み出しなさいよ!」
照「だって、仕方ないじゃん。同卓拒否されるんだしー」
菫「掃除はちゃんとしてるだろ!後、藤田プロの相手とか!」バン
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 03:59:15.92 ID:fDEMraBA0
藤田プロは常連の鏡
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 04:02:51.26 ID:j+oJYBhw0
久「赤字よ、赤字。あんた達、二人は完全に大赤字なのよ」
まこ「雀荘経営って難しいんだね。わざと負けたりとかね」
菫「宥さんはよくやってますよ」キリッ
久「手加減に関しては、咲が一番上手いからなあ…。照をクビにして咲を雇うか」
照「おい!麻雀打ってるだけで、お金が貰える私の天職なんだぞ!」
菫「コンビニの店員でもして社会経験積んだらどうだ?」
久「あんたも人の事言えないでしょうが!」バンバン
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 04:06:19.06 ID:j+oJYBhw0
久「方向性を変える事にしたわ」
照「ふーん」ポリポリ
菫「このクッキーおいしいな」ポリポリ
まこ「私の手作りなんですよ」
菫「手作りか///」
久「来月から、執事麻雀にします!私達三人のメイド服は廃止、執事!時代は執事なのよ!」
まこ「執事ですか?」
久「あっ、宥は常連ついてるからメイド服のままでいいや」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 04:06:21.57 ID:2MTM+oPD0
咲さんの接待プレイはもはや芸術の域
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 04:08:13.38 ID:h5QAB3aq0
久が男装するとあの人が通い詰めそうだが…
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 04:11:17.46 ID:j+oJYBhw0
菫「執事ねぇ。まぁ、メイドより個人的には向いてるかな」
久「菫も照も、白糸台時代はモテたでしょ?」
照「まぁね。毎年、菫と私でバレンタインのチョコ合戦してたよ」
まこ「…」ウツムキ
菫「宥さん、本命チョコは全て断わってたので安心して下さい」
まこ「べ、別に私は菫ちゃんが誰からチョコ貰ってようと…、関係ないって言うか…」ゴニョゴニョ
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 04:18:30.10 ID:j+oJYBhw0
久「もうあんた達、普通に麻雀打ってなさいよ。んで、女性の常連客をつけなさい」
菫「確かに…。そっちの方が売り上げ増えそうだ」
照「私は、老若男女問わず手加減しないし」
まこ「…」
久「宥、菫は浮気しないタイプだから、いくら女性の常連さん増えても大丈夫よ」
まこ「な、なんで私の考えてる事、わかったの!?」ガタッ
久「わかるわかる。気づいてないの、照と菫くらいよ。ふふふっ」
照「執事かー。執事姿見て、咲ちゃんが私に惚れ直すかな?」
菫「それはないな」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 04:20:03.99 ID:b2W12Uc60
宥姉と菫さんがデキているという風潮
すばらです
72 :一応、まだ付き合ってない。ただ両想いみたいな 2013/02/17(日) 04:23:33.91 ID:j+oJYBhw0
そして、執事麻雀が大ヒットする
久「うひゃひゃひゃ!笑いが止まらないわ。儲かりまっせー」
モブ達「「「きゃー、照さんがまた全員吹き飛ばしたー」」」
照「次!もっと強いヤツは居ないのか!」
モブ達「「「きゃーーー!菫さん、私達も狙い撃って!」」」
菫「狙い撃つのは宥さんだけと決めているッッ!私は普通に打っても強いぞ!ツモおぉぉぉぉ」
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 04:29:18.34 ID:j+oJYBhw0
久「照の生写真あるわよー。全部コンプリートで、照と同卓よー」
久(まぁ、東場ですぐ終わっちゃうけどね)
モブ「一つ下さい」チャリン
久「はいはい」
モブ「そこの緑髪」
まこ「は、はい」
モブ「菫様の使用済、執事服は売って貰えないかしら?お金は好きなだけ出すから」
まこ「それは…ちょっと…、菫ちゃんも困ると思いますし」アセアセ
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 04:35:05.02 ID:j+oJYBhw0
半年後
松実館
久「そんなわけで、roof-topは執事雀荘として、軌道に乗ったわけよ」
宥「そーいや、雑誌で見たな。今、流行ってるんじゃろ?」
久「えぇ、ゆみの勧誘にも成功したわ。来年は亦野さんでも勧誘しようかしら」
宥「そんなに店、大きくせんでええぞ」
久「確かにね。バイトの子も増えて、大変なのよ」
宥「松実館は、あんまり大して変わってないぞ。松実さん、すいません」
まこ「いえ、染谷さんはよくやってると玄ちゃんから聞いてますから」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 04:39:54.62 ID:j+oJYBhw0
宥「麻雀部はどうなった?」
久「清澄?あぁ、宥に任せきりね。最近、どう?」
まこ「一応、肩書きは部長ですけど、和ちゃんが何でもやってくれますし…。助かってますよ」
宥「和は普通に優秀じゃからな。咲や優希や京太郎は元気か?」
まこ「えぇ、元気です。宮永さんとはよく二人で図書館に行ったりね」
宥「あんたも本とか好きなんか?」
まこ「体動かすより、本読む方が好きですよ」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 04:46:03.67 ID:j+oJYBhw0
宥「ふーん、じゃあ県大会は、松実さんに任せるかの」
久「今年は龍門渕が全員三年生ブーストかかって、手強いかもねー」
まこ「が、頑張ります」
宥「後、半年の辛抱じゃな。まぁ、この体にも慣れたが」
久「ホント、この部屋暑いわね」パタパタ
まこ「他の人はこんな風に感じてたんですね。勉強になります」パタパタ
ガラガラ
玄「お姉ちゃん、竹井さん。アイス持って来たよー。まこちゃんは、熱いお茶」トン
宥「おぉ、助かる」ズズズ
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 04:52:43.96 ID:j+oJYBhw0
一年後、roof-top
久「結局、清澄が二年連続優勝か。悪いわね」
灼「穏乃と憧には来年頑張って貰います。まぁ宥さんは、阿知賀のエースだったからね」
まこ「なんじゃとー、わしがおったら優勝出来なかったとでも!?」
玄「まこちゃんも麻雀強いの、私達が知ってるよ。おかげで私達の麻雀の幅が広がったし」
宥「あっ、戻った。うぅ…、やっぱりこの体寒い」ブルブル
菫「よし抱きしめて暖める!」ギュッ
宥「わぁ…、暖かい」ポカポカ
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 04:55:42.00 ID:j+oJYBhw0
久「それで、まこ。進路どうするの?」
まこ「さて、どうしようかの」
宥「受験良かったの?推薦もきてたのに」
まこ「大学はええかなーって。まぁ、やりたい事も特にないしの」
玄「奈良においでよ!」
灼「うんうん、Sagimori Lanesで雇うよ」
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/17(日) 05:01:56.65 ID:j+oJYBhw0
まこ「roof-topで関西進出するかな。久、この店、やるか?」
久「えー、私にくれるの?」
まこ「貸すだけじゃ。わしに執事雀荘なんか出来ん」
まこ「ここを大きくしたのは、久と松実さん、弘世さん、宮永さんのおかげじゃしな」
まこ「奈良も好きになったし、また最初からroof-topをやってみるかの」
玄「私達も手伝うよー」
こうして松実館にroof-top関西支店が誕生したとか
終わる